こんにちは。
東洋医学で不調解消セラピストの
みつふじあけみです。
前回の記事で
鉄分をとるだけでは
貧血はなかなか
解消しづらい、という
お話をしました。
もちろん、食事に
気を付けるのは、大前提として
さらにプラスして
東洋医学的にみて
気を付けるといいこと、
生活習慣など
お伝えしたいと思います。
1.血をつくる土台
=胃腸の働きを高める
東洋医学では「血(けつ)」は、
食べたものを胃腸で
消化吸収し、作られると
考えています。
なので、どんなに鉄分が
豊富なものを食べても、
消化吸収できる
体でなければ血になりません。
◆やるといいこと
・胃腸にやさしい食事
(冷たいもの、脂っこいもの、
甘いものを控える)
・よく噛む、
あたたかい食事をとる
・食後すぐ横にならない、
スマホを見ない
→消化の時間は
「血をつくる時間」なので
他にエネルギーを
浪費しないようにする
2.血を消耗しないようにする
血は、体の栄養でもあり
「心」や「精神」の
エネルギー源でもあります。
そのため、
考えすぎ・悩みすぎ・夜更かし
は、血を消耗してしまう原因に。
◆やるといいこと
・夜は23時までに寝る
(この時間は血を蓄える時間)
・考えすぎているなと思ったら、
意識的に「今ここ」に戻る習慣
・深呼吸やゆっくり
湯船につかる時間をとる
3.血を巡らせる
東洋医学では
「気(エネルギー)」が
血を動かすとされます。
なので、
ストレスで気が滞る
=血も滞る
=巡らず不調
になります。
◆やるといいこと
・軽い運動
(ウォーキング、ラジオ体操、
気功など)
・深い呼吸
(吐く息を長めに)
・心が喜ぶことや
楽しめる時間をもつ
4.ココロの安定を大切に
血は「ココロ」の働きとも
深く関わっています。
不安・孤独・緊張が続くと、
血がうまく巡らず、
栄養が行き渡らなくなります。
◆やるといいこと
・自分をねぎらう言葉をかける
・好きな香りや音楽で
安心する時間をつくる
・無理な予定を入れすぎない
(空白の時間を大切に)
まとめ
必要なのは、「鉄分をとること」
だけではなく
「血を育てられる、
巡らせられる自分になること」
も、大事です。
東洋医学は
見えるものと
見えないものを
セットにして考えます。
症状だけ、食材だけ、を
気にするのではなく
目に見えない体の働きや
ココロの状態も
同時に見ていきます。
これからも、ぜひ
一緒に学んでいきましょう!
体質、体調別にみていく
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