前回ブログを書いたのが、2月28日。
まだ雪が降っていたころです。
今日は8月12日。
猛暑日が続く日から少しずつ解放される日が出てきました。
だいぶ期間がありましたね。

この空白こそ、報告になるかもしれません。
空白の半年間を振り返ると、
「忙しすぎた」というよりは、
「余裕がなかった」という表現が正しいですね。

仕事での立場が大きく変わり、
育児と仕事の両立に悩み、
とにかく毎日を必死に生きてきて、
やっと今日までたどり着いた。そんな半年間でした。

家族に、息子に、たくさん助けられてきました。
ありがとうございました。

でも、正直なところ、
一番大変なときに頭に思い浮かべるのは、ママの顔です。
「ママに助けてもらいたい。」
そんな気持ちになっている自分と
そうなんだと遠くから見ている自分が同時にいました。
ママを思い出すことで自分を奮い立たせ、また終わりのないことに毎日取り組んでいました。

今でも、ママを頼っています。
いつでもどこでも何のときでもママのことを考えています。
息子の成長を一つ見つけるたびに、ママが隣にいる感覚になります。
そのとき、私は嬉しさと寂しさを平行して感じます。

朝車で息子と一緒にゴミ捨てに行き、ママの墓を訪れます。
息子はもうパターンを覚えて、コップに新しい水を汲み、線香にマッチで火をつけ、最後に拝むまでの動作が音楽が流れているかのように止まらずにできるようになりました。
「ママ、はーちゃんはこんなに大きくなったんだよ。」と報告しながら、
「一番喜んでいるのはママだよね。一番その姿を見たかったのもママだよね。」と心で思い、息子が気付くくらいパパは悲しい気持ちになるときがあります。


息子は3歳になり、
今、まさに今、言語爆発の真っ只中にいます。
とにかく、毎日がすごい。
聞いた言葉をとりあえず繰り返し、だんだん正しく発音できるようになっていきます。
何回も間違って、そして、意味とともに正しく覚え、自分で使えるようになります。
さらに今日すごいと感じたのは、パパがベッドでゴロゴロしているのをどうやってか起こそうと、今まで覚えた言葉を使って話しかけてきます。
「おはよう。」
「もう暗くないよ。」
「起きてよ。」
「暑いの嫌だよ。」
「はやく~。」
「あめ、ここ?」
「おしっこ!」
パパを起こすという目的のために、これほどの言い回しができるようになりました。

ちなみに、
この言語発達はうちの息子に限ったことでなく、
子どもみんなが同じ道を通ります。
もちろん、私達大人も通ってきた道です。
いかに、人間の営みが尊く高次的か、そのことに感動する毎日です。


パパは少し真面目すぎるようです。
ママのことをいつも真剣に考え、
息子の成長が本当に嬉しく感動し意味付けしたくなるなど。
もうちょっと荷物がおろせると楽になるのでしょうが。。。

でも、楽になるってどういうことでしょう?
ママを忘れるくらいなら、
子ども成長を当たり前と思うようになるくらいなら、
今のままで十分です。


少し落ち着いてきたので、
これからはもう少し間を置かずに書いていこうと思います。
モノの価値というのは、人それぞれです。
例えば何万円とするモノがあっても、
それを必要としない人にとってはただ高いだけですが、
そのモノを絶対必要とする人にとっては、安く思ったりもっと払っても手に入れたいと考えたりするでしょう。


今回京都ふたり旅の最大の目的は、
「ふたりの思い出を写真(記録)に残す。」
でした。

単にはーちゃんだけ写っている記録写真ではありません。
私も写っている写真を撮りたかったのです。そのために、今回はプロのカメラマンにお願いして、京都の美しい風景を背景に、今の私達親子の姿を写していただきました。

お願いしてとても良かったと、大正解だったと、大変満足しております。

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以下にもう少し詳しく書いていきます。

そもそも、きっかけは2年前でした。
育児休暇をいただいているときに見たテレビ番組の中で、今回撮っていただいたサービスがあることを知りました。

(今回お願いしたサービスのリンク先)
MURATA PHOTO WORKS


テレビを見る前から、ひとり親は「親子の写真は自分が撮るため、子どもの写真ばかりになって自分と一緒の写真がない。」という悩みをもつと、何かの機会に読んだことがありました。

なるほど確かにと思って考えていたところに、ちょうどその番組を見ました。しかも、私はもともと小さいときから歴史が好きだったので、京都もやっぱり好きでした。

京都のことで少し話すと、ママと旅行で一度も訪れたことがありませんでした。旅行先を考えるときに、若い2人にはどうしても古都よりディズニーを選んでしまっていたからです。パパは30になり、今考えるとちょっと残念な気持ちになります。
その分、はーちゃんと行きたい!という気持ちもあったのかもしれません。おかけで、はーちゃんにどこに行きたいの?と聞くと、
「きょーとー」
と意味も分からずに言うようになりました(^_^;)


話は戻りまして。
当日ご一緒したカメラマンのKウチさんは、とても明るく親切で、まさに人柄が出てくるあたたかい写真を撮っていただきました。はーちゃんとも一緒に遊んでくださり、ずっとニコニコでした。

撮影先は、
八坂神社とその周辺、それから長楽館でした。
八坂神社は美しく、また、八坂神社の周りは京都らしい町並みがあって、歩いているだけで嬉しくなりました。
はーちゃんが寒くないようにと紹介いただいた長楽館も、素晴らしい建物でした。長楽館の中にはステキなカフェもあり、落ち着いて過ごすことができました。
いわゆるメジャーな観光スポットではないものの、確実に京都だと分かるようなところで撮っていただき、大満足です。
そして親バカですが、やっぱりはーちゃんカワイイ。
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以前このブログで、写真では元気なママとはーちゃんはもう撮ることができないと書いたことがありました。
確かにそうなのですが、今は少し明るく考えられるようになりました。
「親子の絆を写真に残したい。だから、自分も写らなきゃいけない。」
今まではママも写らないなら自分も写らないと決めていて、はーちゃんだけの写真を撮っていました。
でも、今は自分も写りたいと思えるようになりました。

そう思えるようになった自分を喜ぶ、
もう一人の自分がいます。


撮ってもらった写真をiPhoneの中にも入れ、毎日持ち歩いています。
写真を見るたびに、はーちゃんとともにママを思い出します。
笑っている2人の写真の向こうに、ママも一緒に写っている姿が見えてきます。
それは、悲しいことではありません。
嬉しいことです。

ママはずっと一緒にいます。


ママ、ありがとう。


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私達親子が経験したことを、以前ブログに書きました。良かったらご覧ください。
また、このブログを書く意味を自問自答したことがありました。そちらもよろしければご覧いただけると嬉しいです。
先日2月14日(土)になりますが、
仙台で行われた福山雅治ライブに行ってきました。

ただただ、かっこいい!

ママとの思い出の曲も歌っていただき、
付き合う前のちょっと酸っぱい気持ちだったり、
付き合ったときの興奮だったりを思い出しました。


ありがとう!ましゃ!!!


今は、
はーちゃんにタオルの投げ方を熱血指導中です(笑)
去年の話になりますが、
入籍記念日がありました。

まだはーちゃんには何のことかわからないので、こっそりパパの心の中でママとお祝いしました。

もうすでに2月。

今年も春が近くなると、
結婚式記念日
ママの誕生日
はーちゃんの誕生日
カップル記念日
と夏まで記念日が続きます。

記念日を大事にしていたママとパパ。
記念日を迎えると、少し心がグラグラします。
いきなりですが、告白です。
最近自分が図々しくなったと思います(笑)

特に図々しさを感じるのが、職場の湯沸かしです。
職場の湯沸かしは毎朝の私の日課ですが、やり始めの5年前から去年までは、「いかにはやく湯を沸かし、手際良くやるか」を考えてやっていました。今でも職場でポット4つのお湯を一番はやく沸かせる選手権があれば、絶対優勝できます。
ところが、今年からは違います。手伝ってもらえるなら手伝ってもらおうと、あえて水から弱火で沸かすようになりました(笑)

この違い。
というか、大した話ではありませんが。。

とにかく、図々しくなったと思うんです。
ずる賢くなったとも言うのでしょうか。

その原因は、30代になったからか、パパになったからか。。

よくわかりませんが、
確実に言えるのは、「生きやすくなった」ということです。肩の荷が下りたようで、気楽になりました。

何なのでしょうね。