悠釣亭のつぶやき -582ページ目

中国の魚介類輸入制限

福島第1原発の処理水放出を巡って、各国の立場表明が
明らかになってきている。
大半の国々が、放出は妥当との意見で、IAEAに全面的な
信頼を置いている。
韓国も世論は放出反対が多いが、政府としては放出はIAEAの
監視の元に行われ、透明性が確保されるなら容認の立場。


ただ1国だけが頑なに強行に反対している。
そして、放出に先立って、日本からの魚介類の輸入に当たっては
全数放射線検査を行うという行動に出た。

新鮮さが命の魚介類だから、検査待ちで何日も据え置かれると
痛んでしまうから、これは実質的な輸入禁止という事になる。
何を根拠の禁止令か、自国の放出には何も触れず、支離滅裂の
嫌がらせと言うしかない。

 


で、今何が起こっているか?
中国国内の鮮魚店から日本産が消えたのは当然として、寿司店
などでも品薄になってるし、鮮魚の値段が20%ほど高くなってる
という。

富裕層は日本に来て寿司屋に殺到しはじめた。
日本の寿司は現地のよりも新鮮で美味しく、値段も安いってさ。
喜んでよいのか分からんけど、んなもん当ったり前の事。

一番の懸念は日本の生産者に与える影響なんだが、この処置が
なされた当初はガクンと出荷量が減ったようだ。
しかし、今はほとんど回復してきたという。
何故か?
第三国(香港や韓国等)経由の輸出が大きく増えたってさ。
旨い物は食いたいのが人間なんだな。


ワシ的には、こういう事をする輩には今後、魚は売ってやらない
と言うのが妥当な処置じゃないかと思う。
売り先は国内もあるし、韓国や東南アジアでも欲しがっている。
ま、中国向けほど高くは売れないかも知れんけど、販売量が
増えれば、成立するんだろうから。

何よりも、大人口の国が本気で食い始めれば、たちまち資源枯渇
してしまうのは自明。
今や高級食材と言われるものが日本人の口に入りにくくなってる
上に、値段が半端なくなってきている。

小人口の多くの国への分散というのが、リスク分散も含めて
良い選択だと強く思う。
韓国はともかくとして、他の国々が経済を人質に取る事は無い。

 


この処置が終わったら、また日本の業者達はせっせと中国の
顔色を窺うんだろうね、やられた事も忘れて。
それは大きな間違いだ。
そういう事をする人にはもう魚は売らないよと宣言すべきだ。

どうしても売って欲しいんなら、価格は2倍、同じことをもう一度
やれば販売停止という事で、輸出量も制限するのが妥当な
対応だと思う。
でなきゃ、日本の旨い物は皆、中国向けになってまうし、何か
あれば、また痛い目に遭ってまうぞ。