悠釣亭のつぶやき -584ページ目

タカサゴユリの季節

この時期になると、あちこちどこにでもタカサゴユリが花咲く。
場所によって遅早はあるが、これから8月末までは花盛り。
僅かな隙間や吹き溜まりにも根を下ろし、アスファルトを
押し退けてでも地中深く根を下ろし、球根(ユリ根)を作るから、
上の茎や花を除去しても、また来年生えてくる。




また、増え方が半端ないんだな。
花が終わると、大きな緑色の鞘状の実が生るな。
鞘は縦にいくつかに分かれていて、各部屋に数100個ほどの
種がギッシリと詰まっている。
一つの花から、1,000個ほどの種が出来るという事になる。




そして、鞘状の実は秋も遅くなれば、完全に熟して茶色になり、
自然と上の方から放射状に割れる。
中の種は非常に軽く出来ていて、秋風に乗って放散し、かなり
遠くまで飛んで行ってしまう。
だから、放置すると、際限なく増えるって訳だ。
その生態は下記に詳しい。


Ref.

 


花自体は百合の花だ。
花の形はラッパ状の6花弁で、3弁ずつ大きさが違う。
色合いは深みのある白で、花芯の部分に少し黄色が入る。
ヤマユリや園芸品種と比べると、ちょっと地味な感じ。
香りは微香で、百合のような咽るような臭いは無く嫌味は無い。




ちょっと豪華な感じもするし、清楚な感じだし、見てて嫌な気は
しないし、何もしなくてもよく育つから、積極的に駆除するまでも
ないって事で増えたんだろうね。

その名の通り、台湾原産だが、繁殖力が強いから、最近は日本中
どこにでもある。
我が家にも何本もあって、ちょっと油断すると、庭中タカサゴだらけ
という事になるので、管理を容易にするために皆んな掘り出して、
プランターに一纏めにしてある。

これなら、狭い場所でも花が楽しめるし、花後に実が生る前に
全部の実を摘果出来るので、これ以上勝手に増える事は無い。
そのプランター植えのタカサゴユリは庭の隅っこの日陰に置いて
あるんだが、花が咲きだした。
蕾が沢山あるので、暫くはいくつもの白百合の花が楽しめる。