悠釣亭のつぶやき -575ページ目

慰安婦、徴用工、強制労働

事あるごとに韓国が持ち出す3点セット、慰安婦、徴用工、強制労働。
日本人の一部もこれに加担して、韓国に対して弱腰の対応を求める。
しかし、この問題の一番の肝は、今の価値観で物事を測り、判断して
いては判断を誤るだろうということ。

今の情勢、今の価値観、今の倫理観で、当時の行為を云々する事は
今の人には容易だけど、それでは当時の現象を見誤る結果となろう。
多くの議論がこの点で、スタート時点から間違ってると思える。


まずは、当時朝鮮国は日本国の一部であった事。
明治43年に合法的に結ばれた日韓併合条約を違法と言うのなら、
最早議論の余地は無いから、この議論は成立しないし、話すだけ無駄。

当時の朝鮮国は独立国と言えども国家の体をなしていなかった。
そんな中、真の独立が模索されたが、朝鮮国の政治家には統治能力
が無く、名目上の独立国に過ぎず、このまま独立国として維持される
のは困難であるとの考えが大勢であった(日本国の見方ではなく、
欧米の見方)。

朝鮮国民の多くも日本による統治を望んでいたと言われている。
この辺の状況については、非クリスチャン大嫌いで、だから
日本人も好きじゃない、イザベラ・バードの「朝鮮紀行」に詳しい。
欧米人の多くが、「嫌だけど日本国に治めさせるしか無い」と考えて
いたようだ。
そうでなきゃ、ソ連の思うままになってしまうとの危惧もあったんだろう。

日本国は朝鮮国を併合する事には多くの異論があったが、朝鮮半島
での権益の確保と、ロシアの南下阻止の意味合いもあり、欧米の要請
もあって、止む無く朝鮮国を日本の統治下に入れることを決断した。
最後まで反対していた伊藤博文が暗殺されたのも(暗殺したのは
朝鮮人)、これに拍車をかけたと思われる。


次に、慰安婦の問題だが、当時の日本国では売春は合法であった。
国民の必要悪の娯楽の一つだったと言える。
吉原などの公式の場所で、公娼制度が公然と維持されていた。
そこには、女性をスカウトする女衒を介して、騙されたり、借金漬けに
されたり、親に売られたりした女性が多数仕事をしていた。

軍隊のような、明日をも知れぬ人の集まりに対して、そういう場所を
提供するのは、現世を忘れさせることや一般市民への暴虐を抑える
意味でも必要な事であった。
施設を維持するのに、軍隊が便宜を図ったのは当然の事でもあった。

当時は性を売ることは違法ではなく、娯楽の一つであったし、底辺に
あえぐ女性の地位回復の唯一の手段でもあった。
売春防止法が施工されるまでは合法の活動だったわけで、軍隊に
慰安所があったのは極く自然な事。
日本人であった朝鮮人も同じルールの中で活動していたわけだ。
売春防止法が施行されたのは実に昭和33年の事である。


徴用工については、日本国民として当然の義務であった。
体力的に問題があって、徴兵に応じれない人が軍事物資の製造に
従事することで、国家に対して兵役に相当する義務を果たしたわけ
である。

最盛期には、婦人や女学生までもが徴用に応じた。
徴用工は無給ではなく安価ではあったが相応の給与が支払われて
いた。
大の大人がタダ働きじゃ一家を養えない訳で、そうでなけりゃ暴動が
起こるわな。
もちろん、朝鮮出身者に対して過酷な労働が割り当てられるような
事案は有ったとは思われるが。

これも国家総動員法の下で、国民が果たすべき義務だったわけだ。
もし徴兵や徴用を拒否すれば、官憲がその人を拘束し、懲役か強制
労働につかせたのは当然のことだった。
それを強制労働だというならそうだったろうけど、日本人も法の下で
同じ扱いを受けていた。


国家総動員法は昭和13年に発令され、戦争のために国家が一丸と
なる事が求められた。
人、物、カネ、財産、時間など、すべて国家のために使うべしという
もので、反論の余地は無かった。

ワシの知人の親は行政府の近くに広大な土地と家屋を有して
いたが、高射砲陣地を作るという名目で、2束3文でその場所を
取り上げられた(接収と言う)。
不服従は非国民で牢獄行き、反対なんぞ出来るわけも無かったという。
そして、戦後になっても返還されることは無かった。
合法的に買い上げ、本人も納得した取引だったと。
国家総動員法とはそのような苛烈な法律なのである。


事程左様に、すべての活動が戦争遂行のために行われ、すべての
資源が国家に所属するような時代で、日本国の一部であった朝鮮国が
日本人よりも緩い取り扱いがされる訳がなかっただろう。

今の時代になって、あれは違法だ、これは酷過ぎると言ったって、
当時はそれが当然だったし、誰も何も言える状態ではなかった。
当時の世相で考えれば、どれもこれも極く当然のことだったわけだ。


もちろん、ワシ自身もそういう時代を善しとするものでは無い。
結局はそういう時代を作ったのは国民一人一人の行動だった訳で、
領土を広げるためには何でもするという国家を作ったのは当時の
国民だったわけだから。

虐げられた女性たちの尊厳を蔑ろにするものでもない。
しかし、売防法成立後の性の乱れを容認する気もない。
キャバクラはともかくも、風俗やデリヘルや出会い系サイトは
当時の慰安所よりも優れた仕組みなのか?
性は今は売り物になってないのか?欲望に蹂躙されてないのか?
現在の女性の尊厳は当時の女性たちよりも手厚く守られてるのか
と思うだけ。


そういう意味でも、国民は賢くあらねばならないんだが、今の世の中の
動きを見ると、すべてを政治家に委ねる人があまりにも多すぎるのに
慄然とするんだな。
このまま進んで行けば、また当時のような世界が生まれ、後になって
ほぞをかむ結果になる恐れが多分にあると思える。


いろいろご意見や反論があると思うが、コメントいただく前に、必ず
下記の記事を精読いただいた後にしていただきたい。
そうでないと無駄な時間を使う事になるので、つっけんどんな対応しか
できないと思えるから。