悠釣亭のつぶやき -577ページ目

終戦から78年

あの戦争が終わってから78年となる。
世界中で5,000万人もの命が奪われた大惨事だった。
日本人も310万人が命を失った。


戦争に至る経緯は色々あろうけれど、誰かが仕掛けなければ
戦争は始まらない。
あらゆる外交(外交が機能してればと言う前提で)の失敗が
戦争という暴力に繋がる。
その結果、どこかの国が勝ち、他が負ける。

ここで一番問題なのは、勝った方が正義となる事である。
だから、勝たなきゃ意味がなく、勝つために、どこまでも戦力の
増強が進み、止まるところを知らない。
戦争に大義も正義も無く、有るのは暴力と殺戮だけなのに。


だから、負けた方も、「いや我々は正しかった」、「あんな事され
たら戦争になるよな」、「悪いのは相手方だ」といつまでも非を
認めない。

もちろんそういう面はあろうけれど、世界が、「仕掛けた方が悪」、
「仕掛ける原因の除去」、「仕掛けたら甚大な損になる」などの
歯止めを設けなきゃ、戦争のハードルが低くなるばかり。

国連や国際法はそのためにある筈が、ほとんど機能していない。
暴力に訴える国を孤立化させるとより危険という発想は
分からぬでもないけど、少なくとも大きな牽制力が無きゃ、
いつまでたっても戦争は無くならないだろう。


今日、戦没者追悼式が行われるが、世の中では現実に戦争が
進行中だし、「間もなく戦争が始まる」などと煽る声も大きく
なってきている。

次の戦争は世界を消滅させるものになるかも知れない。
それでも、「わが国だけは生き残る」と考える指導者がいる限り、
そんな戦争に突入する可能性は高い。
避戦機能が十分に働いているとは思えないし、人間は底無しの
おバカで、人類の共存と言う大義にさえ目を瞑るから。
毎年、終戦の日を迎えるたびに、そんな思いがよぎる。