悠釣亭のつぶやき -517ページ目

ガソリン価格の行方

昨日、久しぶりにガソリンを入れに行ったら、168円/Lで、最高値
の頃からは5円ほど安くなってたな。
ここはこの辺りで一番安いスタンドで、他は皆170円台だけど、
どこも最高値の頃からは5円ほど安くなってる。


これは政府の補助金復活による一時的なものだと思うけど、では
今後の価格傾向がどうなるのか調べてみた。
石油価格は原油価格の推移と円ドルレートの推移が大きく関わって
いるのは以前の記事の通り。

 

 


で、原油価格の傾向はというと、ロシアによるウクライナ侵攻時の
120$/Bの頃から比べれば格段に安くなってはいるんだが、
現時点の価格に反映されていると思しき原油価格(5~7月頃)の
70$/Bを底値として再び上昇の傾向にある。




このチャートから見ると10月初めころの価格は85~90$/Bと
なっている。
という事は、現時点の価格に比べて20~25%の値上がりになって
いるという状況。
これが在庫に加わってくるのはもうすぐの事だろう。


一方の円ドルレートは、これまたとんでもない状況ですなぁ。
昨年10月に付けた151円/$から、半年程の間は130円台で
穏やかな推移だったんだが、米国の金利上げ、対する日本の
低金利維持の乖離から、ドンドン$が買われる傾向が強まってる。




結果は、再びの超円安。昨年4月以降は一貫して円安の方向へと
まっしぐらに進んできている。
直近では再びの150円/$。
政府は為替介入も辞さない構えだけど、これは構造的な円安で、
単独介入ではほんの一時的な効果しかないのは自明。
今後とも円安は続いて行くとみるのが妥当。


で、今の原油価格は130円台の頃の価格が反映されてる訳で、
これが150円になれば約15%の価格上昇となる。
原油価格の上昇と円安効果を合わせると125%×115%で
144%になる可能性が大と言える(というか、もうなってる)。

この価格上昇分が直接値段に反映されるわけではなく、ガソリンに
掛かる大きな税負担分があるから、原油価格相当分は54%。
従って価格に反映される額の結果は=.54×1.44+0.46
となって、ガソリン価格は1.24倍ほどになると考えられる。


ワシが入れたガソリンが168円/Lだったから、近々、その価格の
1.24倍、即ち、208円/Lくらいまでは上がる事になるんだろう。
政府の補助金を目いっぱい使ってもここからあと5円も下がれば
御の字って所かな。
普通のスタンドでは210円/Lを越えるだろう。

ガソリン200円/L超えは間近だし、この値段以下になる事は
当面考えにくいだろう。
補助金の上にトリガー条項を発令しても175円/L以下にはならん。

重油も軽油も同様に上がるし、火力発電用燃料も然り。
年末から来春にかけてのエネルギー価格高騰は確実な様相。
だからと言って、買いだめできないのもエネルギー。
困ったもんだでは済まないんだが、寒冷地域では冬の暖房を
どうするんだろうって、今から心配になるな。
せめて灯油くらいは少し買いだめしとくかな。