悠釣亭のつぶやき -519ページ目

イスラム世界

6日、ノルウェー・ノーベル賞委員会は今年のノーベル平和賞を
イランで収監中の女性人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏(51)
に授与すると発表した。
授賞理由は「イランにおける女性抑圧に抵抗し、すべての人々の
人権と自由を促進するために闘った」としている。


うーん、これって微妙ですなぁ。
イスラム圏には憲法より大切なイスラム教がある訳ですな。
イラン政府にしてみれば、それを犯そうとするものを罰するのは
当然で、キリスト教圏の輩にあれこれ言われる筋合いはないって
事でしょうね。

ワシは無信心者だから、何かを言う資格はないんだけれど、
宗教で、これしなさい、あれはダメ、これはダメって言うのはどうも
おかしな話だと思うが、それが嫌なら、その宗教を奉じなきゃ良い
だけとも思うんだが。

イランのように、嫌でもヒジャブ着けなきゃ犯罪者ってなると、
何とかしたいって事なんだろうけど、それは国内で解決すべき
問題なんだろうしな。
宗教国家の戒律を変えるって事が可能なんかいね?とは思うが。


事、人権問題になると目が三角になる欧米諸国。
ノーベル賞にかこつけて、イスラム法が人権無視してるって言い
たいんだろうけど、下手すりゃ、宗教戦争になり兼ねん問題かもね。

ま、イスラム教の狂信者は反対意見をイスラム教を犯すことと
感じるんでしょうね。
ISSなどの過激な武装勢力があるし、シャルリーエブド襲撃事件が
あったし、日本でもイスラム教を侮辱したとして、悪魔の詩訳者の
殺人事件が発生しているな。
これらは皆、犯罪なんだろうけど、狂信者から見れば、当然の事を
したまでの事なんだろうか。


自由、民主主義、人権は欧米を中心とした世界のスタンダードだ
ろうけれど、そうじゃない国々の人権問題にそのスタンダードを
強要する事がホントに必要なんだろうか?

そうあって欲しいとして、議論し、対応し、双方が納得行く答を
求める努力はなされてるんだろうか?
それでも双方が納得行かないなら、決裂するだけなんだろうね。
基本的に、多くの宗教には妥協が無いからねぇ。

そういう国とは付き合わないというのは答にならないんだろうか?
中国のように経済的に無視できないような国でも、人権問題がある
のなら付き合わないという答は無いのかね。
足並みは揃わないんだろうけど。

そうすることは結局、世界を分断することになるんだろうけど、
絶対に妥協しない人達に自分たちのスタンダードを強要するのも
分断にしかならんように思うんだが。
そういう国だと、内政干渉と感じるだけで、改善に向かうことはまず
無かろうから。


ノーベル財団は時々こういう事をするんだな。
中国の民主活動家劉暁波氏にノーベル賞を授与したのは記憶に
新しい。
パレスティナとイスラエルの双方に贈った事があったが、あれが
限度のような気がしてならないんだが。