悠釣亭のつぶやき -278ページ目

米国大統領選挙2024_ディベイト

10日、選挙の重要イベントである直接討論会が行われ、共和党の
大統領候補トランプ氏と民主党のハリス氏が激論を交わした。
トランプ氏はいつものトランプ節を少し抑えた形だったが、相変わら
ずの真偽の定かでないことを吠え捲った。
一方のハリス氏は終始冷静で、前向きな姿勢を崩さなかった。


ワシの見立てでは、T氏:H氏で45:55の感じで、T氏は対バイデン氏
の時はコケにした言動が多かったが、H氏とはやり難いなぁって感じで、
押され気味だった。
政策論議もT氏は今まで通りの在り来たりの政策を開陳、H氏は
経済、外交、移民・国境問題、人工中絶問題など多岐にわたって
自説を述べ、共感を得ようとの意気込みが見えた。

もちろん、今回の討論会の結果で選挙情勢が決まる訳ではなく、
今後の選挙人獲得活動やそれぞれに対する評価によっては情勢が
どうなるかは分からない。

H氏の弱点である経験の無さについては今回の討論会でかなり払拭
されたように感じたが、T氏の言う「俄か黒人」というのもかなり的確で、
黒人票、特に黒人男性票については獲得が難しそうな気がする。


H氏の話し方は米国の良識層には受けるんだろう。
論理的で冷静、声を荒げるような事は一切なく、理不尽に対しては
冷笑で応じる余裕。

最大の争点は経済問題だろうが、T氏には実績があり、それを踏襲
するという姿勢が明確だが、H氏にはそれがなく、バイデン氏の政策を
継続する事だけでは発展性が感じられないのが弱点かな。


公開討論会はもう一度行われるのかも知れないが、やればやる程
T氏が不利になるように感じるから、お流れになるかも。
34の罪によって起訴され、有罪となっているが、量刑裁定が延期
されている状態のT氏に対して、直接裁く側では無いにしても、
司法の側に居たH氏はいつでも追及できる状態にあるからね。
T氏としては、やらないという選択の方が傷を負わないという戦略が
あると思われる。

10月1日には副大統領候補の公開討論会が予定されているが、
これまた、トランプ氏のクローンともいわれるヴァンス氏と古き良き
アメリカ人の振る舞いのウォルズ氏とでは今回以上の展開になると
予想される。


11月5日が大統領選挙人を選ぶ投票日になるが、その前に
郵便投票が始まる。
州ごとに日程は異なるが、もう郵送が始まっている州もあるようだ。
全投票数の40%以上が郵便投票になると予想されており、選挙戦は
既に始まっていると言える。

いずれにせよ、世論調査ではH氏が若干有利とされているが、
激戦州がどうなるかで大勢は大きく変わる事もある。
両陣営は支持者獲得に全力を挙げて対応している。
今後の1ヶ月は最も熱い戦いとなるんだろう。