生存中__泌尿器科
病院のシステムって入院患者向きに出来てると思う。
外来患者はとにかく待たされる。
予約して行ったとしても、10分か15分の診療のために1時間
待つのなんて普通なんだもんね。
今回は腎盂炎という事で、入院病棟は内科だったけど、当然の
ことながら、泌尿器科の検査も受けなきゃならなかったわけだ。
で、泌尿器科の先生が居られる日を選んで受診することになった。
明日、空き時間が出来れば泌尿器科の方へ出向いて検査に
なりますとの通告を受ける。
そして当日、午前中の都合がつく時刻に出掛けますよとの通告。
泌尿器科は階が異なる事もあって、車椅子で出かけるという。
時刻になると、車椅子が準備され、点滴スタンドともども、看護師
さんが付き添ってくれて、泌尿器科へ出かけた。
普通なら、ここでたっぷり待たされるわけだが、カルテの受け渡し
の後、すぐに診療となる。
結果的に見れば、外来患者を待たせておいて、その間に入院患者
を優先的に診るという事になってしまう。
そんな訳で、すぐに診療が始まった。
問診の後、最新の血液検査と尿検査の結果等を聞く。
細菌は居なくなって、炎症もほぼ収まったようで、大きな問題は
無くなったと言える。
確認のために膀胱内視鏡検査だけをやっておきましょう、との事。
ボ・ウ・コ・ウ ナイシキョウケンサですか?
何をどうするのか事情が掴めないままに準備が始まる。
腰の所にカーテンが下がって、向こう側は見えないんだけれど、
脚を少し持ち上げた格好で固定し、腰も固定。
入念に局部周り全体を消毒殺菌後、オチン○○の先からガラス
棒状のものが差し込まれる。
これは麻酔だったのかな、内部の小〇を排出するためだったのか、
その両方か?
医師の「始めます」との言葉の直後、オチン○○の先から棒状の
ものが差し込まれた。
かなり大胆に、ズイーッっと奥まで一気に挿入される。
ギャァー、ウォオーォッ!!!
カメラなんだろうし、滑らかなはずなんだろうけど、凸凹のある棒を
無理やり30cm程も差し込んだってな感じで、激痛で腰が浮き
上がりそうだが、固定されてて身動きできない。
モニター画面に何やら映ってるがこちらからは定かでない。
医「入口の方はきれいですね、少し奥の方に行きますね」
グリーっと更に棒が差し込まれる。
ギョエーッ、ウーッ!!!
医「奥の方もキレイですね、問題ないでしょう、も1回見ますね」
奥からずーっとカメラを回しながら抜いてくる気配。
ギョエーッウァオーォッ!!!
そして、そのままスルリ―っとカメラ全部を抜き出した。
ヒョエーっ、何とも言えない解放感。
医「ハイ、終わりです」
この間、30秒ほどだったかなぁ、これ以上長けりゃ冷や汗掻いて
卒倒してたかも。
そんな短時間だけど、医師はシッカリと内部を目視し、カメラで
画像を録画してしまうんだな。
身支度の後、医師と向き合う。
医「炎症は完全に収まってます。膀胱内は大変状態が良く、
腫瘍も無いし、ガンなどの新生物も無い。良かったですね」
悠「有難うございます。安心しました」
悠「やや頻尿気味なのはどうなんでしょうか?」
医「普通の高齢者よりは状態が良いですから、あまり気にしないで
良いですよ。頻尿は改善されるはずです。どうしても気になる
様なら、また相談に来てください」
という事で、泌尿器科検診は完了しました。
あとは内科病棟に戻るだけで、総時間は恐らく30分そこそこ。
とても効率の良い診療でした。
それにしてもあの痛みは何なんだ!麻酔が掛かってる筈なんだ
よな、もう少し緩和できないのか。
ま、一番敏感な場所に棒を突っ込むんだから、ある程度の痛さは
覚悟せねばなるまいが・・・。
ワシ的に、3大苦痛検査を上げてみると、
①気管支内視鏡検査・・・苦しい上に時間が長く、術後、血反吐を
吐くほどで、体力が消耗する。
②膀胱内視鏡検査・・・短時間だが、痛みは最高。内臓をくり抜く
ような痛み。
③大腸内視鏡検査・・・検査準備の手間がかかり過ぎる。面倒な
だけで、痛みなどは少ない。
と言う所か。痛み的には今回の検査は特級品だった。
いずれにせよ、
膀胱とその周辺の炎症が完全に収まり、今回の病気の原因は
除去されたことがハッキリして、一安心だった。
また、膀胱内には問題となるようなものが無かったのは今後の
安心材料ではあった。
かくして、今回の問題は山場を越えたって訳です。
病気の原因は除去できた、あとはダメージを受けた内臓器官の
回復次第ってところなんでしょう。
とにかく、体重が減り、体力が落ちたのを、少しずつ回復してゆく
しかない状態ではあります。
時間の掛かる仕事ですが、やるっきゃないですな。