悠釣亭のつぶやき -199ページ目

道路に大穴(2)

いやぁ、大変な事になってしまいましたなぁ。
はじめは直径10m程の穴だったものが、救出に手間取っている
間に、すぐ近くにもう一つ大きな穴が開き、二つが繋がって
直径40mもの大きな穴になってしまった。
深さが15mにも達し、底の方8m程が土砂に埋まってる様子。




穴の中には、上下水道、電力線、電信線、ガス配管など生活
インフラの殆んどのものが埋まっていたため、停電になるわ、
インターネットは使えないわ、ガス漏れの恐れはあるわで、
付近の住民の避難騒ぎまで起こった。

県ではまずは転落した運転手の救出が優先という事で、穴に
向かって重機が出入りできるスロープを作ったが、穴の中に水が
流入しているというので、大きな下水管(約5m径)の上流地域の
住民に時間を区切って水を流さぬように要請。

住民は大変協力的で、食器を紙製に代えたり、ラップを被せて
洗わなくて良いようにし、風呂も制限して極力下水を使わぬ
ようにしている、
それでも水の流入は収まらず、下流から川の水が潮汐で逆流
してるんじゃないかとの疑いも出ている。

下水管への水の流入を阻止するために、上流から汲み上げ
別の場所に排出するという方法を考えているというが、これも
大掛かりな工事にならざるを得なさそうだ。


下水管に下流から潜水ドローンを入れて観察したところ、
転落した車の運転席部分の一部が下水管に落下しているのを
発見したというから、下水管には相当に大きな穴が開いたようだ。

転落から既に10日が経ってるから人命は失われた可能性が
高いが、まずは人の救出が先だから、大きな重機で掘り返す
わけにも行かないようだ。

厄介なのは、ボックスカルバートなる角型管が穴の浅い端に設置
されていた事で、これは1.5m角程の箱型のものをボルトで
接ぎ合わせた管で、穴に宙吊りになってるから、崩落の危険性大。
1個の箱が数トンの重さがあり、これをどう撤去するかも難題
だったが、8日には無事撤去とされた。





今後の手順としては、下水管のバイパス工事、運転手の救出、
下水管の修復または交換、埋め戻しという事になるんだろうけど、
膨大な手間と時間が掛かりそうだな。
県の試算では完全復旧には数年の時間が必要だという。


下水管に大穴が開くとそこに向かって周辺の土砂が吸い込まれ、
まるでアリ地獄のように空洞が出来て、上の道路迄陥没して
しまうって事のようだ。
この下水管は設置後40数年というが、もっと古い物も沢山ある
ので、総点検も必要になるんだろう。


そんなニュースが報道されている中で、名古屋でも道路が陥没
して、車が嵌ったというし、人が落ちる程度の小さな陥没は全国で
発生してるという。

インフラの劣化が原因だろうけど、国として相当なカネをかけて
総点検と修復を日常的に進めないと、今後もあちこちで同様の
事故が発生しかねないな。
何とも恐ろしい事になってると思うんだが、心配し過ぎ?