
中国、日本産水産物の輸入再開
6月29日、中国税関総署は「日本の一部地域の水産物の
条件付き輸入再開に関する公告」により、条件付きで輸入を
再開することを発表した。
原産地が福島県、群馬県、栃木県、茨城県、宮城県、新潟県、
長野県、埼玉県、東京都、千葉県である10都県を除く、
日本の水産物の輸入を再開するというものである。
これは、2023年8月、福島第1原子力発電所のALPS処理水の
海洋放出開始以来のことである。
中国によると、海洋放出に対する国際的モニタリングや、
中国による独自のサンプリング検査の結果に異常がないこと、
中国に輸出する水産物の品質と安全性を日本政府が保証
することなどを前提条件としている。
伴なって、輸出を一時停止していた水産物メーカーは中国での
再登録を行う必要があり、水産物の輸出を申告する際、
日本の公的機関が発行した衛生証明書、放射性物質検査
合格証明、産地証明を提出しなければならないとしている。
なぜ今なのか?は理解に苦しむところであるが、安全が証明
されたからというんだろうね。
しかし、ワシから見ると、中国はいつも嫌がらせに近い行動を
取って来たし、一方で、日本に擦り寄りたい時には様々な
美味しい話を持ち掛けてきた。
ま、今回もその一環なんでしょうかね。
水産業や加工業の人達にとっては有難い話なんだろうけど、
こういうやり方って、何か問題が起これば必ずまたやるん
だろうって、懸念も感じるんだな。
輸入禁止措置で、ホタテや乾燥アワビなど、中国向けが主
だった業者は手放しでは喜べまいと思うんだが。
ワシは資源保護の観点から、需要がある分漁獲するという
行動には反対だ。
漁獲量は変化を緩やかにし、資源量との見合いで増減すべき
ものと考えている。
中国の旺盛な需要が起こると、必ず、今こそ稼ぎ時とばかりに
頑張ってしまう嫌いがある。
需要は需要として、供給は抑制的に行えるのかがとても疑問。
値段が高くても買いたいというのなら、出荷量に制限を掛ける
のも良いのではないか。
そして、嫌がらせするたびに値段を上げることも必要だろう。
もう一つ、大人口が美味いものに目覚めた時どうなるかを
考えるべきだ。
インバウンドが増え、海外の客が寿司や和牛を食べ、口コミで
世界に拡大した時、それを賄うだけの供給が可能とは思えぬ
から、値段がバカ高くなってしまって、元々の日本人の口に
入らなくなってしまうんだな。
美味しいものは世界の人達に楽しんでもらうべしという気持ち
は分かるが、それとて、日本人が普通の値段で食せるという
前提であって欲しいんだ。
利己的かも知れんけど、それが筋というもんだろ。
食べたいなら日本に来て食ってくれと。
日本人が営々と積み上げてきた日本食文化をいとも簡単に
持って行かれるような愚は辞めて欲しいと思う。
コピー商品を作るなんてのは論外だが、海外需要が多くて
日本人の口に入らんとか、バカ高くて食えんというようなことは
絶対にあってはならんと思うんだが。
土用の丑の日にウナギをたらふく食えんかった恨みは怖いぞ。
追記
昨日、セミの初鳴きを聞いた。
アブラゼミとミンミンゼミを同時に。
庭でアブラゼミの屍を2体発見。
出てきてはいるんだ。