悠釣亭のつぶやき -104ページ目

SNSってホントに有用?

ワシ等の世代は若い頃、携帯電話も無い時代だったし、
メールは普通はハガキか封書、緊急時には電報だった。
だから、人間の間の情報交換は分秒を争うことも無かったし、
その必要もなかったと思う。

それでも、人と人の間のコミュニケーションは今以上に濃密
だったと思う。
最近、Xアカウントありますかとか聞かれることがあったが、
ワシは知り合い間のLine以外やってませんし、やりませんと
応えるしかない。

本稿はワシ等世代から見たSNSの見え方を考察してみる。


人が物事を決心、決断する時、情報が必要なのは然り。
それも正確で正しい情報がなるべく多い方が良い。
SNS情報は早い、大量ではあるが、正確かどうかを見極める
には見抜く力が必要だ。

正しいかと言えば、ん-、どうだろね、それが分かり兼ねる。
今やAIの時代で、偽情報が簡単に作れる時代で、動画すら
見分けがつかんほど精妙に出来てるからなぁ。


オールドメディアに不信感を抱くというが、新聞、ラジオ、テレビ
や本は少なくとも「誰が書いたものか」は分かる。
そして、こちらが主体的に捜索、選択できる。
この人の考えはこうだ、じゃぁ、他の人は?と。

それに関して、SNSで要注意なのが、一度何かのお題で検索
でもしようもんなら、同じ様な情報が次々に、こっちの考えとは
無関係に送りつけられてくること。
出稿者の方に恣意的に導かれるようで、拒否反応しか出ん。
自分が主体でなく、相手の攻勢に思考が乗っ取られかねない。
それは分かったから他のんをよこせと言いたくなる。


SNSが金儲けに使われるようになると最悪だ。
偽だろうと、不正確だろうと、なるべく多くの人の目に触れる方が
良いとなってしまい、倫理観やファクトチェックが疎かになる。
自分にとって美味しければよい、自分好みなら許すでは正確な
情報が得られるはずもない。


最近は、選挙のたびに、訳の分からん偽情報が大量に出回る
という。
ボット機能とかいう、投稿をコピペして発信するもののようだ。
某国からの介入という話もあって、例えば、日本の基地問題は
こういう点で最悪だってな不確かだが有りそうな情報を大量に
発信するという。
親某国候補に有利な情報を大量に送って応援してる積りかな。


善意の拡散ってのも大きな問題だ。
自分では正しいと思ってても、悪意ある輩に騙されてるのかも
知れない。
事実確認の手間を惜しんで、友人に早く知らせなきゃって、
どれだけ他人に迷惑を掛けることになるかにすら思いが
至ってない。


そして、アカウント間のやり取りとなると、誹謗中傷が当たり前。
中には脅迫や危害宣告などの犯罪まで平気で犯す。
感情に任せれば、冷静で、論理的な会話にならない訳だ。
何か得るものがあるのか。


通常、分秒を争う情報ってのはとても少ない。
哀れなやり取りを見るにつけ、そんな暇があるのなら、自分で
シッカリ調べりゃよいではないかと思う。

刹那的に生きる多くの若者達がSNSにのめり込むのは分かる
ような気もするが、ジックリと時間を掛けて勉強するってことの
方がよほど大切だと思うんだがな。


かくして、ワシは今後もSNSには近寄らんし、調べ物は自分が
主体となって、綿密にやることにする。
嘘や恣意に塗れた情報で決断するほど、後悔と情けなさに
落ちることがよく分かってるから。