2011.12.28(金)の蘇州・獅子林
「蘇州古典園林」として世界遺産に登録されている庭園は現在9箇所に達します。
(拙政園 、留園 、網師園、獅子林、環秀山庄、退思園、滄浪亭、藕園、藝園)。
この内特に前者4つが蘇州四大庭園と呼ばれています。
しばらく、通常ブログの間に、上海旅行の記事を挟ませていただいています。
興味のある方は、お写真だけでも見ていって下さいね。
午前中の寒山寺の観光を終えて、世界遺産に登録されている獅子林にやってきました。
世界遺産巡りは大好きで、今までもいろんな所に行ってきました。
2年続けての中国旅行ですが、やはり黒い瓦が特徴のある建物が素敵です。
元王朝の時代にできた獅子林ですが、こちらの建物はちょっと日本とは変わった
建て方なんです。
回廊のように廊下があって、くねくねと進んで行きます。
ステンドグラスの様なガラス窓。
でもこれは近年に出来たもので、日本のしょうじと同じく紙だったそうです。
でも、中国文化は物に触って確かめる文化。
だから、紙だと穴だらけになったそうで、ガラスをはめ込んだそうです。
でも、素敵ですよね。
そして、白一色では何故ないんだろう~?とも思ってしまった私。
私としては透明か磨りガラスの方が建物に合っていると思ったのです。
こちらは、男性が座って会談をするお部屋です。
武士のお部屋で、集まる時はお庭を見ながらお茶を飲んだり食事をしたそうです。
日本にもあります狛犬です。やはり中国から来たんですね。
こちらは女性が集まるお部屋です
どこが違うか分かりますか?
椅子に手すりが無いんですよ。
手すり無しの椅子は女性用のお部屋。
男性も女性も、椅子の背もたれには大理石の石が填め込まれております。
同じようなお部屋が廊下を通って行くといくつかあります。
特徴としては、いろんな方向を向いております。
どうして向いている?
それは、次の記事のお写真に載せておりますが、当時から魅了していた太湖石の石を
置いて、その石を見る為に部屋を作ったんです。
だから、庭園を後から作るのではなく、先にあったんですよ。
そして、こちらが名称となりました「獅子の林」の太湖石。
遠くから見ると、獅子がたくさんいる様に見えます。
当時の方はそう思っていたんですね。
では、次は庭園のお写真を記事に致します。
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今日は、強風の中フラワーアレンジメントレッスンです。
みんなで銀座でランチをしてから向かいます。
帰るまで雨が強くなりませんように。
この嵐の中、夫は羽田深夜便でシンガポールへ。
遅い時間なので飛行機は飛ぶと思いますが、羽田まで行けるのから…21時頃って言ってた。