土曜日のブランチ。
久しぶりに同居人がシリア料理を作っていました。
ヨーグルトのファッテ فتة اللبن
カリカリにローストしたパンの上にヨーグルトベースのソースをかけたものを全般的にファッテ fatteh と言います。
朝ごはん~ブランチに食べる、位置づけとしてはお粥のような感じらしい。
いや、炭水化物の上に汁物、ピクルス等を付け合わせるという点では、むしろお茶漬けか・・・ねこまんま? (←お味噌汁をかけたごはん。関西外では呼び方が変わるらしいですね(驚
ファッテは、具にグリルしたナスを入れたりひよこ豆を入れたり羊のタンを入れたり、いろいろなアレンジができますが、今回は最もシンプルなヨーグルトのファッテに卵を加えたものになりました。
本来は中東の平パンを使うのですが、今回はより手軽に
トルティーヤで代用。
カットして、カリカリになるまでローストし、深めのお皿へ。
本当はもっとパンの量が多いのですが
ダイエット中のため・・・とかいう、いや、完全に無駄な抵抗ですけど
いちおう、パンの量は控えめにしておく
他に用意するのは、
・ヨーグルト
・コーンフラワー
・水
・卵(なくてもok)
・塩
トッピング用に
・パインナッツ
・オリーブオイル
・乾燥ミント
・チリパウダー (お好みで)
・胡椒
(かるめの2人分)
カップ1のヨーグルトに大さじ2~3のコーンフラワーをまぜ、水を少し(ヨーグルトの固さにもよる)足して液体状にし、火にかける。沸騰したら弱火にしてまぜながら10分ほど。塩で味付けをします。
その間に卵を粗めのスクランブルエッグに。
卵をカリカリのパンの上に入れ、上からヨーグルトのソースをかけ、
乾燥ミントと胡椒、ピリ辛にしたい場合はチリパウダーをかけます。
パインナッツを少しのオリーブオイルでサッと揚げ、油ごと上からかけたら出来上がり!
アツアツのうちに頂きまーす
キツネ色に揚げたパインナッツって香ばしくて良いですよね。
けど
「ナッツがジュージュー言ってる間に!さあはやく!さあ!」
とせかされて急いでひとさじ口に運んだら、
思いっきりヤケドした。(そらそうなるわ)
付け合わせにはピクルスと生のたまねぎを。
そう・・・同居人の食文化圏では、箸休め(箸じゃないけど)的な意味で生のたまねぎが食卓に並ぶのです。一枚一枚はがしてちょっとずつ、チョンチョンっと塩をつけて食べます。
食べ方間違えると胸やけするので加減が大事 (経験者は語る
ファッテはお腹に優しいし、なにより香ばしいカリカリのパンが美味しいです!
私はパンがふやけきらないうちに食べるのが好きですが、思いっきりふやかして食べるのが好きと言う派閥も。
ごちそうさまでした (-人-)