七転び八尾記 -205ページ目

東京の不思議 その一

僕は東京へ移住して約5年になる。しかし、東京というのは関西人の僕にとっては色々な不思議がある。僕たち関西人がおかしいのか、それとも東京がおかしいのか、そんなことはどちらでも良いのだが、僕から見て不思議だったことを列挙してみよう。1)道を知らないタクシーの運転手が多い。  (関西)→そんな運転手ほとんどいない。2)タクシーに乗ると、車が完全に止まるまでメーターを止めない。  たまにこれで1メーター上がってムカつく!  (関西)→そこで止めてと言ったらだいたいその場でメータを止めてくれる。       3)駅の売店で立ち読みしていた人を店員が「立ち読みしないでくれるゥ!」と怒っていた。  (関西)→怒られてるのを見たことがない。4)電車に大きな家電製品を持って乗っている人がいる。  (関西)→ちなみに関西には車で買いにいくのでそんな人ほとんどいないです。5)芸能人が居てもみんな無視する。  (関西)→当然、寄って言ってサインをねだる。とくにオバちゃんにこういうのが多い。6)渋滞なのに右折車線やバス優先車線が空いている。  (関西)→こんなことはありえない。我先にと急ぐのでどの車線もいっぱいになる。7)青信号になったのに前の車が出発しないのになかなかクラクションを鳴らさない。  (関西)→当然1秒もしないうちに鳴らされる!8)タクシーに乗車拒否されない。  (関西)→1メーターならほとんど乗車拒否される。ちなみに夜は女性一人客も拒否されやすい。9)電話で用件以外言わない。  (関西)→用件を言う前の挨拶や世間話が関西人は長い!ちなみに弊社の社員一人頭の電話代は大阪オフィスの方が高いです。10)日曜日の定食屋さんで若い女性が一人でタバコを吸いながらランチを食べていた。  (関西)→そうそう、早々見れない光景である。11)関越経由でスノボーに行ったときのこと、あまりのマナーの良さに驚いた、誰一人として割り込んだり喧嘩したりしていない。  (関西)→兵庫県にあるハチ北や神鍋にスノボーによく行っていたが、割り込みが普通、それによって喧嘩が始まる。これも普通。12)渋谷駅周辺のとある不動産屋へ行って代々木上原の物件を紹介された。では行きましょうと言われたので、お店を一緒に出て歩いていくと、なぜか駅!そう電車で物件を見に連れていかれた。  (関西)→電車で移動なんてありえない、不動産屋の車が普通でしょう!これが全てに当てはまるわけではないし、実は僕は関西より東京の方が好きなぐらいだが、東京へ来てからは本当驚きの連続だった。いまでは慣れてしまったが、同じようなことを思っている関西人がいるのは事実だろう。そして他にもまだまだある。特にネットには書けないことはかなり面白いが、それは私に直接聞いてください、とだけ書いて本日のBLOGは終了しよう。
tokyo.jpg※東京へ出てきたころ借りた部屋からの風景

有名人

先日、久々に多摩川のゴルフの練習場へ行った。隣の席にハットを被ったお金持ち風の紳士と夫人そして友達らしき女性たちがいた。しばらく経つと練習場のティーチングプロと会話していた。僕は気にせず、練習、練習!疲れてきたのでベンチで休息を取ろうとしたとき、その紳士が帰ろうとしていた。そういえば、何処かで見たことのある顔。眼があった。なっ、なっ、なんと渡哲也だ!でも多分。いやきっと本物。などと思っているうちに全員消えていた。おっかさん、やっぱりここは東京だあ!田舎者には刺激が多すぎます(笑)

金髪兄ちゃんに感謝

先日、一人で新宿をぶらっとした時のこと。GAPの前で黒いワンピースを着て、金髪ロンゲに頭は絵のような感じで、結んだところは赤や緑が入り混じってい、もちろんメイクもバッチリで一見女性に見えるが男性。そんな彼が、かん高い声で歌か語りかわからないものをメタル系の音楽に合わせて歌っている。その周りを取り囲むかのように、10代後半の4,5人の男女が観客になっていた。曲のある部分にくると、突然みんながヘッドバンキング!何だこれは!と僕は唖然。周りには結構人が集まっていたが、その光景を面白がっているようで、みんな物珍しげに写真撮ったりしていた。しかし、僕は、これにちょっとショックを受けた。何故って?そういえば、ゴルフばかりして街にもあまり出ず、社会の流行や異色な文化やアーティステックなものに触れてなかったことに気づいた。別段、ヘッドバンキングが新しいわけではないが、それを思い出させてくれたというわけだ。昔は何でも吸収できたし、暇さえあれば街に出て新しいものを探したものだった。でも、それが今の僕を作ったようなものだ。といわけで、これからはもう少し街に出ていろんなものを見ていくことにしようと再び思いださせてくれた金髪兄ちゃんに感謝。kinnpatsu.jpg