
人間もそうだけど、元気なうちは
どの保険がいいかなんてわからないよね。
手術に特化したプランにするか
通院に手厚いプランにするか
各保険とも一長一短。
「100%補償」とうたってても「上限1万円」なら
1万以上の治療費は全額払うことになるので
かえって1日の上限がないほうがいい場合もある。
もう考えてたらきりがなく、1日経っちゃいました。
動物保険でお悩みの方もいらっしゃると思うので
生の声として参考になればと思います。
猫生活が長い私ですが
まず最初の猫、キティ。
この頃は保険の存在も知らず。
最後の2年は腎臓系の不調で病院に何度か行ったけど
彼女は23才まで生きてくれました。
とても大きくて丈夫で気の強いトラ猫さんでした。
そしてウッキー。(チンチラ♂)
なつかしい…
当時は今のようにたくさんの保険会社があったわけではなく、アニコム一択の時代。
若い私には保険料が高く感じて加入しませんでしたが
やはり老齢になって腎不全になり病院のお世話に。
中でも都内屈指の動物病院「赤坂動物病院」は
とにかく診療費が高く
入院や処置、自宅での点滴など
トータル100万以上余裕でかかりました。
「よし、いざと言う時のために猫貯金をしよう」
なんて思っても続かないし
そうこうするうちに今は保険会社の数も増え
逆にどこに入ったらいいかわからないくらい。
お勧めサイトを見て安易に決めるのも後悔するので
とにかく徹底的に調べて
それぞれの子に合いそうな保険を選びました。
まず、パンくん 7才♂
彼は特発性膀胱炎で若いうちから病院に何度か通ったため、2歳で保険に入ってました。
でもフードで尿のPHを管理することで
全く病院に行かなくてよくなったので
今は高齢になってからの備えとして
ただただ月々3500円を払ってます。
この保険のメリットは、窓口精算ができること。
これはやはり便利です。
パンくんは「うちの子」70%に入ってます。
次はりっちゃん 13才♀
彼女はパン君と一緒にアイペットに入ってたけど
動物病院でも"とても優秀"と褒められたくらい
健康で元気なので、いったん解約してました。
が、何かあった時の為にということで
あらためて別の保険に入りました。
13歳という高齢で入れる保険はこれだけ。
アニコム どうぶつ健保しにあ
まず老猫が入れる保険がある事がありがたい。
腸内フローラで予め病気のリスクが調べられる。
アニコム対応の病院でしか適用されないけど
対応の病院であれば手術、入院がカバーされ
窓口精算ができます。
やはり動物保険のアニコム、て感じですね。
このシニア用保険は、通院はカバーされませんが
加入後1年病気なしで腸内フローラの結果によっては
通常の保険に移行できる場合もあるようです。
↑と約款に書いてあった気がする。
次は、ハンナさん 推定5歳半♀
犬に関しては犬種によりかかりやすい病気も違い
歯石取りが適用内か、適用されない病気は何か、
加入申込の途中で約款を読んで"やっぱりやめた"という会社もあり、1日中あーだこうだと比べまくった結果
ペット&ファミリー の70%にしました。
こちらは月々が安い。
1日の通院、入院費に上限がない。
その代わり5000円までは自己負担。
(それを越えた残りの金額7割を保険会社が負担)
なので1回の治療費が高額な時に助かるプランです。
中型犬は丈夫で、病気になりづらいようなので
これも高齢犬になった時の備えとして。
あとは歯周病治療も適用なのが決め手でした。
そしてギンに関しては
猫エイズ陽性で既に口内炎治療もしているため
保険には入れませんでした。
でももう抜歯と歯石取りもやっちゃったし
ストレスなく暮らして免疫を維持するのみ。
ちなみに抜歯手術や点滴などトータル治療費は
15万ぐらいでした。
参考までに、くるちゃんですが(〜14才)
FPC保険という、
獣医師が考えた保険に入ってたのですが
審査がけっこうシビアで
「保険に入る前から症状があった可能性がある」
とのことで癌の治療費、全く下りませんでした。
くるちゃんが亡くなって悲しみに沈んでる時に
保険が下りないという知らせが来たとき、
もうこの保険会社には一生入らない て思いました。
結果、現在3匹とも違う保険にはなりましたが
パンくんは今後見直して
ハンナさんと同じ保険に乗り換えるかもです。
動物も歳をとってからのケアが大変ですよね。
できれば病院にお世話にならず
眠るように腕の中で看取りたいて思いますが
みんな亡くなる前に苦しむ姿を見ちゃってるので
なーんにも病院にかかることなく
眠るように逝ったよー、ていう話をきくと
羨ましいなと思います。。