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 お待たせしました。一か月ぶりにカンチャナブリ旅行の続きです。

 編集済みの旅行ビデオと事前調査メモを見ながら、直近のタイの様子を紹介していきます。カンチャナブリはどんどん楽しい場所になってきています。ホテルもいい雰囲気の場所に格安で泊まれますし、おすすめですよ。では、はじまりはじまり。

 

 第4日「Watタム・カオプン〜巨大合歓の木〜Watタム・スア(〜戦場にかける橋〜ナイトマーケット)

 一昨日昨日、バンコク近郊の観光地が思った以上によくて、カンチャナブリへの期待も膨らんでいた。

 

 朝8時過ぎ、現在のホテルをチェックアウト。荷物はそのまま預かってもらい、身軽で出発した。(※明日、バンコクに戻ってきたときは別のホテルに泊まる予定)

 ホテル前から路線バスで北バスターミナルへ。

 今まではカンチャナブリへは列車利用ばかりだったが、今回ははじめてロットゥで行く。南BTからはバスが出ているらしいが、ロットゥはここ北BTからだ。

 しかし、ロットゥ乗り場が見つからない。係員に聞いてみると、ロットゥは大通りの向かい側の高架下だという。南BTは新BT(バス専用)と旧BT(ロットゥ専用)が5㎞以上離れているが、北BTは道を挟んで、バス(長距離用)とロットゥ(中距離用)の乗り場が分けられているだけだったので、歩道橋を渡ったら着いた。

 一人120Bでチケットを買い、人数がそろうのを待って(ロットゥは満員になったら出発する方式)

10:20 ロットゥは出発した。

 

 時間通り、2時間25分カンチャナブリに到着

 

 今日は、自転車をレンタルして、カンチャナブリの街周辺をまわるつもりだったのだが、案の定、ソンテオのおじさんが話しかけてきて、しきりに勧める。

 チェンマイと同じで、レンタルバイク屋はたくさんあるのに、自転車屋は今はほとんどない。事前調査でもなかなか見つけられず、なんとか近くで一軒見当をつけてはあるが、全員分の台数がそろうかはわからない(10人分8台)

 そこで、おじさんがとても気さくでいい人だったこともあり、4時間800B(≒2400円)で、ソンテオを貸し切ることにした。 

 

 13:00 出発。この日は、街の南を中心に回る。

 僕は3つの観光地を指定したのだが、ソンテオおじさんは「2つはそれでいいが、あと一つはもっといいところがあるから任せろ」と自信ありげに言うので、言われるとおりにすることに。

 ※やめたのは、Watタム・マンコントーン。もう一つの洞窟寺と重なるので、ここはパス。女性修行者が水中修行をするので有名(有料)

 

 一つ目は、Watタム・カオプン最も長い洞窟のある寺だ。観覧料30B。

 カンチャナブリにはたくさんの洞窟寺があるが、その中でもここは長くて深いので有名。

 入口は、まず竪穴から始まる。階段を降りたところには、金色の涅槃物や大小さまざまの仏像が祭られており、洞窟内の雰囲気と相まって、とても厳かな空間が広がっていた。

 そこからは、本当に洞窟らしい横穴に入っていく。大きい空間もあるが、人がぎりぎり通れるだけのところも。実際、小1の女の子は、泣きそうになりながら「無理はしない方がいいよ!」と何度も言って引き返したがっていたし、大きなN氏は体の向きを傾けながらでないと通れないほどのところもあった。

 洞穴をどんどん行くと、上記の仏像が祭られている広い空間に出た。大きな仏様を見て(ここが最後だと知って)、皆ホッとしているようだった。

 帰りは、ここから階段で一気に外へ出られた。

 

 次は、ジャイアント・モンキーポッド(巨大合歓の木)

 “日立の樹”(日立のCM)として有名なハワイ・オアフ島のジャイアント・モンキーポッドに匹敵するパワースポットに向かった。

 見事な枝ぶりだった。こんなに立派なのに、囲われることなく自由に触ったりできるのもすばらしい。

 ハワイのとは違い、樹の下には座ったり寝転んだりできる丸デッキが設置され、みんなで横になったり写真を撮ったりして時間を過ごしていたら、おなかがすいていることを思い出した。そういえば、先ほどのソンテオで、みんなで取り合うようにパンをかじっていたっけ。

 14:30 横の露店で、クワイティアオを食べた。

 

 最後に、ソンテオおじさんおすすめのWatタム・スアへ。

 まず遠くから、「あそこに行くよ」と、途中で停まって写真を撮らせてくれた(左下)

 丘の上にある寺院は、なんともフォトジェニックな場所だった。連れてきてもらって正解だ。自転車ではまわれないほど南に位置していたし。

 到着し、ソンテオから降りると、まずチェンマイのドイステープ寺院を模した長い階段。子供たちは駆け上がっていったが、N氏だけは隣にあるケーブルカーで楽をしていた。

 境内からは、クワイ河が一望できた。洞窟寺の厳かさも好きだが、こういう見晴らしのいい寺院は、それだけで高尚に感じてしまう。

 そして境内には、すごい大きさの金の仏像が、カンチャナブリの街を見守るように鎮座していた。どこをとっても、まさしくフォトジェニックだった。

 大人は疲れて座り込んでしまったので、僕は子供たちを連れて、仏塔(写真左上)に登った。エレベータが使えず階段で登ったので、さすがに子供たちもグロッキーとなり、戻ることにした。

 

 ソンテオでの観光は、今日はおしまい。ホテルへと向かってもらった。でも、まだまだこの日の観光は続くのだ。僕のタイ旅行は夜まで観光づけです。 <つづく>