第2日「メークローン市場~アンパワー水上マーケット」
今日は、メークローンにある「メークローン市場」と、ダムナンサドアックに次いで有名な「アンパワー水上マーケット」へ、ロットゥで出かける。<メークローン市場の電車がぎりぎりで通り過ぎる貴重な様子をビデオで紹介するよ!>
※「メークローン市場」は、メークローン線終点のメークローン駅の線路脇にできた鉄道市場で、列車が行き交う時(往復4便=1日8回)に、線路上まで伸ばした店のテントやパラソルをたたんで列車を除け、列車が通り過ぎると再びテントやパラソルを広げて商売を再開することで有名な別名「傘たたみ市場」。
※「アンパワー水上マーケット」は、ダムナンサドアックが観光客のための特設マーケットなのに対して、こちらは古い伝統家屋や長屋が残り、地元住民も昔ながらの水上生活を続けていることから、古き良き時代のタイを求めて、タイ人の訪問も多い場所。全長およそ500mのアンパワー運河の両岸に数多くの店がびっしりと建ち並ぶ。マーケットが開催されるのは週末限定。また、ボートトリップでメークローン川沿いにある幾つかの寺院を巡ることができる。
朝7:45 ホテルを出て、隣のセンセーブ運河ボートに乗り終点まで。その後、路線バスで旧南バスターミナルへ(路線バスが来ないのでトゥクトゥクに変更)。
※南バスターミナルは新旧二つあり、旧はロットゥ専用。ロットゥとは12-3人乗りのワゴンバス。時刻表はなく、人が集まったら出発。アユタヤなど郊外への観光はこれがおすすめ。
サイタイガオ(旧南バスターミナル)についてすぐ、チケット(70B=210円)を買ったら、運がいいことにロットゥはすぐ満員になり出発。
1時間10分でメークローンのバスターミナルに着いた。
歩いてすぐのメークローン駅へ移動すると…。
駅構内の線路上にはさすがに店は出ていなかったが、人であふれていた。そこで、ジュースを飲んだり写真を撮ったりして少し過ごし、その後、駅手前のメークローン市場へ入っていくと…。
売ってるものは、観光客向けの土産ではなく、すべて地元民向けの野菜や魚などにもかかわらず、観光客であふれかえっていた。この独特の場所と熱気は、タイらしさを満喫するのにぴったり。僕にとっても初めての場所なので、とにかく歩き回った。
さすがに40分ほどいると疲れてきたため、アンパワーまでのソンテオを交渉しに、僕は線路を離れた。
すると誰かが、日に4便の列車が来たと叫んでいるのが聞こえた。
すぐに市場(線路)へ戻った。そして人をかき分けなんとか最前列へ躍り出ると…。
ちょうど目の前に列車が迫ってきたのである。
<その様子は下記ビデオでご覧ください! 迫力のある傘たたみの貴重な様子も映っています。>
一応、計画の段階で、列車の通過時間は調べてあったが、タイの列車はめったに時間どおりに来ないのであきらめていたのだが、貴重な体験ができてラッキーだった。
充実した観光を終え、乗り合いソンテオで次の目的地へ移動した。
タクシーやソンテオ貸切なら気楽ではあるが、やはりこういう乗り合いでは、地元の人と席を譲り合って乗り、席がなくはみ出た人はソンテオの“ステップ”に立って乗る。
そう、これがいいのだ! 日本ではなかなか味わえない特等席なのだ。
11:30 15分でアンパワー水上マーケットに着いた。
<ここでアンパワーより有名な「ダムナンサドアック水上マーケット」の貴重な情報を載せておきます。>
※ダムナンサドアックは、小船をチャーターして狭い川の両岸の店に寄りながら買い物をする形が基本ですが、メインゲートの建物の中にも大きな土産店があります。その土産店でほしいものの価格をある程度見て相場を覚え、小舟に乗り込み買い物をするのが賢い方法です。
※また、ダムナンサドアックへタクシーなどで行く場合、気を付けたいのは、こちらが場所をしっかり指定せずに「ダムナンサドアック水上マーケットに連れて行ってくれ」と運転手に告げると、運転手は上記の公営のメインゲートに行かずに、必ずと言っていいほど、その近くにある個人経営のボートトリップ乗り場に連れていきます。連れて行った客の人数によってチップがもらえるからです。ここではボート代は一人いくらでとられて価格は公営ボートの50倍以上かかります(もちろんWatへ寄ったりなどのメニューも含まれていますが)。メインゲートで公営の小舟をチャーターすれば、一艘いくらで借りられ超安いのに、多くの観光客はそのことを知らずに罠にはまるのです・・・。言っておきますが詐欺ではありませんよ。すべては生活のためです。情報を持たない方が悪いのです。ここの訪問話はまたの機会に。
<下記参照!>
一方、アンパワーは、川の両岸に店がぎっしりと密集し、川沿いのデッキを歩きながら買い物をするようになっている。こちらは現地の人たちの観光地でもあるので、品数は多くて安く、たいへん買い物心をくすぐられる場所であった。
ソンテオ乗り場を探し、帰りの予約を取った後、まず1時間ほど歩きまわったら、ボートトリップの受付場所を見つけたので、申し込んだらすぐに出発となった。
この界隈には、おもしろいWatがあり、それをメインにいくつかまわってくれ、他にも細い支流に入って水上生活の一部を見せてくれるコースだ。
12:30 そろそろ食事もしないとなと思いつつ、僕らはボートに乗り込んだ。
(つづく)