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 第3日「Watバンプリー~100年市場」

 午前中は、ホテルのジムとプールで、子供たちはしっかり遊び、大人はしっかり休養?した。

 途中で、プールの横の木をパンをくわえて登っていくリスを見た。非日常だあ。

 

 さて、涅槃仏というと、タイではWatポーが有名だよね。全長46~47mあるそうだ。

 アユタヤに行くと、野ざらしの涅槃仏として有名な、Watロカヤスタ(28m)とWatヤイ・チャイ・モンコン(※ある知り合いが、この名前が難しいので“おっとやっちゃんもっこり”と覚えていました!)がある。

 しかし、なんとアユタヤの半分ほどの距離(スワンナプームの南)に、Watポーのより大きい、立派な涅槃仏があるそうで、今日はそれを見に行く。

 

 それは、Watバンプリーという寺院にあるそうで、僕も初めて観るものだ。

 行きの交通手段は、タクシーで行けば30㎞、30分で行けるが、“移動も観光”と思ってるYASUツアーでは、いろいろな乗り物を利用するのが常だ。

 

 11:30 ホテル発。隣のセンセーブ運河ボートで、昨日とは逆の東側に5区間進み、Soi55(トンロー)で降り、昔から走ってるトンロー専用の赤バスでスクムビット通りへ出て、スカイトレインで、サムロン駅まで南下。そこで、東西を走るテパラック通り専用のソンテオでBigCバンプリー店まで40分乗ると目的地はすぐそこだ。

 舟~バス~電車~ソンテオと忙しいが、子供たちは退屈しない。

 

 無事に着くかと思われたら、YASUツアーにありがちなアクシデントが…。

 あと5分ほどで目的地に着くかと思われた13時ごろ、ソンテオがまさかのUターン。全てのソンテオがBigCまで行くわけではなかったようだ。

 急いで停めてもらい降車。残りは歩いて行くことになった。車道を歩いてもおもしろくないので、川の近くの田舎道を進み(下記青線)、13:30 到着した。

 正式名称は「Watバンプリー・ヤイ・グラーン」(ヤイ=大きい、グラーン=中央)と言い、僕らは仏塔前の道から入ったが、正面は北側にあり、涅槃仏のある本殿もそちらだ。

 まずは、仏塔前の露店で遅い昼食を済ませ、境内を突っ切って正面へ出ることにした。

 田舎なのに、思った以上に境内が広く、立派な寺院で驚いた。正面にはナーガ(蛇神)と高僧の像が設置され、右側の池では、タンブン(功徳を積むこと)用の放生会(ほうじょうえ/生き物を逃がすこと)ができるようになっている。周りには小学校や高校など大小4つの学校がくっついている(タイでは有名な寺院には学校が併設されていることが多い)

 Watポーは200Bの拝観料がかかるが、ここは無料ってのもいい。

 

 写真とビデオをいっぱい撮った後、本殿に入った。驚くほど大きく金ピカで美しい涅槃仏が目の前にあった。Watポーより6mほど大きい全長53mだそうだ。

 みんなでしっかりお参りした。

 涅槃仏のある本殿はけっこう大きく、殿内周囲にはエメラルド仏や誕生曜日占いのガチャガチャ?や、小銭願掛け用のたくさんの入れ物が設置してあり、一周するのも時間がかかった。

 そして何より、ここの涅槃仏は、Watポーにはない、もう一つの特長が、涅槃仏の胎内に入れること。裏側に回るとドアがあり、たくさんの絵や“教え”が書かれている内側階段を上っていくと涅槃仏の心臓までたどりつくのだ。心臓には金箔を貼れるようにもなっている。

(中央の丸いのが心臓です)

 その後、最初の仏塔へ戻ろうと、境内の道なき道を通り抜けていくと、途中にまた、きらびやかな仏殿があった。ここはめったに観光客は来ないだろうなと思う場所なのが、もったいないくらい美しかった。階段で仏像の顔のところに行けるようになっていた

 

 最初の仏塔へ戻って、もちろん上った。

 景色はとてもよく、今通り抜けてきた境内や、その逆側のクローンも一望できた。

 

 15:30 コンビニでアイスを食べ休憩した後、東に5~600m行って、川の手前を右折し川べりまで進むと、「百年市場」があった。

 月曜日だったので、けっこう閑散としていたが、休日は地元民でにぎわうらしい。150年以上続く古すぎるこの場所は、昨日行ったアンパワーとは違うタイの素朴な田舎を満喫するのにいい場所かもしれない。

 ここから、20分ほどのボートトリップも出ているようだが、昨日体験したばかりなので今日はやめておいた。

 

 橋でBigCへ渡り(※通行料1Bの小舟を橋がわりにしている場所もある)、トイレ休憩をした後、ソンテオ乗車。30分間の乗車中、子供たちは皆ぐっすり。こういう移動で体力回復するのが、YASUツアーで回るときのコツだ。

 

 17:30 BigCサムロン店に到着。バンプリー店は閑散としていたが、こちらはスカイトレイン駅前なので、平日なのにとてもにぎわっていた。

 なぜ、こちらのBigCへ来たかというと、こちらにはタイスキの「HotPotがあるからだ。

 ※前回のブログにも書いたが、子供連れには夕食もイベントになる所がいい。それにはなんといってもバイキングだ。タイスキというと、老舗のコカMKが有名だ。最近、回転ずし形式のシャブシという店もあるようだが、バイキングなのは、僕が知ってる限りHotPotのみ。7年前は半額以下だったのが、今は大人299B、子供は130cm以下は179Bを筆頭に段階的に減額。ムーガタより高いが、こちらはエアコンの中、どちらかというと高級感の中で食べられるし、しゃぶしゃぶ素材だけでないメニューもお寿司を筆頭にいろいろある。

 

 夕食後、買い物もして、3時間後、店を後にした。

 

 ホテルに着き、30分後、親父二人はまた、マッサーへ出かけたのでした。

 

 明日は、いよいよ、カンチャナブリへ移動する。カンチャナブリは戦場にかける橋(映画にもなった)を中心に何度か行ったことがあるが、今回は総勢10人の子連れツアーなので、しっかり下調べをしたところ、観光地として魅力的な場所があるわあるわ、で迷うほどだった。

 ここまでの2日間も充実していたが、カンチャナブリの2日間もそれ以上となった。お楽しみに。 (つづく)

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 と、ここで、カンチャナブリ&BKK編は、少しお休みをさせてもらって、次回ブログから、先日行ってきた、サウジの世界遺産への列車旅のレポートをお送りします

<※タイ旅行は、詳細なメモと編集した記録ビデオがあるため、それらを参考にしながらこのブログを書いていますが、サウジ旅行はそれらがなく、時間と共に記憶が薄れてしまうため、先に書くことにします。>