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 からの続き。残った7名で今日はプーケットタウンの観光だ。

 プーケットとバンコクへの、安くて快適?で少し冒険的な旅を求めている人は必見の情報いっぱい。

 

● プーケットで「ビーチリゾート」以外の遊びと言ったら、先に書いた「島めぐり」「ボートトリップ」、島内各所にある象乗りをメインにした「サファリツアー」(送迎付)、「ニューハーフショー」(送迎付)、そして最もお勧めが壮大な叙事詩「プーケット・ファンタ・シー・ショー」(送迎付)。他にも、フライングハヌマーン(空中散歩)、シーカヌー、ゴーカート、動物園、水族館といろいろある。カヌーやバギーに乗るツアーや、少し離れたジェームズボンド島など「パンガー湾巡り」のツアーもいい。
● プーケット動物園はH30.2月から入場料が3倍の1500Bに(そのかわり全動物抱っこ写真付き)。
● プーケットタウン界隈は4路線のピンクソンテオ(公共バス)が利用できる。15B。
● タウンから各ビーチへは、公共の青ソンテオが出ている。パトン30B、カロン40B。


 9時にHをチェックアウトし、レンタカーで出発。まずは、有名な「シャロン寺院」へ。

 9:40 入場門横の店で、お参りセットを購入し持ち込む。この店には他にも喜捨するための生き物もいろいろ売っていた。鳥、カエル、亀、魚、蛇、ウナギ?…。これらを買って放してやることで“徳を積む”わけである?
 ここは写真スポットがいっぱいあり、どの建物もすばらしい造り。厳かで彩り鮮やかだ。敷地内には大きな池もあり、喜捨をするのにうってつけだ。仏像で埋め尽くされた仏塔も一番上まで登ることができ、次に行く山の上のビッグブッダも見えた。

  「ビッグブッダ」は山の頂上にある。シャロン寺院と合わせて2大観光地となっているここは、平成16年12月、スマトラ沖地震のために大きな津波がプーケットを襲いとんでもない被害を受けたことから建築されたもの。死者22万人超のこの大災害では、ピピ島を含むプーケット各地を津波が飲み込んだ(この災害でタイには“TSUNAMI”という言葉が生まれた)

 ビッグブッダは高さ46mあり、津波が来ないように海を見張るように鎮座している。長いことかけてタイらしくゆっくり造られ、最近ようやく完成?したようだ。
 参拝は無料で、ブッダの内部にも入れる(登ることはできない)。ここも写真スポットとして申し分なく、ブッダを背景にはもちろん、カロンビーチが一望できる風景もすばらしい。

 昼はビッグCへ寄り、買い物と昼食。Oファミリーは昨夜も食べていたカオニアオ・マムアンをメニューの一つに入れていた。これでこの旅行4回目?

 14:30 僕も行ったことのない少しマイナーな「ワット・プラトン」へ。

 ここは、胸まで埋まった大きな仏像が有名な寺院。穴を掘ったら埋まっていたそうで、なぜか未だに掘り出していない? ここでもお参りセットを買って、花を供えたり金箔を貼ったりした。

 最後に、建物がすべてひっくり返っている「ティーランカハウス」に寄ったが、入場料がべらぼうに高く、外から見るだけにした。でも、写真を撮ろうとしたら、係の人に早く車をどけろと言われた。ここはお金のある観光者向け。
(今日回った他の三か所はすべて無料だったので、ついそれと比べてしまい超高く感じてしまった?)

 15:40 みんなをバスターミナル2で降ろし、O氏と共に4km離れたHへ荷物を取りに。荷物をターミナル2へ運び、O氏も降ろした後、ガソリンを満タンにし(300Bほど)、レンタカーを返却。
 さて、ここからターミナル2へどうやって行くかであるが、すぐ近くにターミナル1(旧長距離ターミナル)があるので、そこからピンクソンテオに乗車し、17時には無事みんなのもとへ。ピンクソンテオ(15B)に一度乗っておきたかったのでちょうどいい機会となった。


 18:30 長距離バスに乗車。行きと違って横4席の1stクラスだったが、8列なので前後はゆったりしており、各席の後ろには衝立があり気楽に倒せたし(これって大事)、なんと全席マッサージ機完備だった。これで行きより200B以上も安く驚き。
 22:20 お約束のドライブインでの食事。これぞ、バス旅だなあ。(でも食べに降りたのはお父さん2人だけ…。)
 
バンコク再1日目(旅行7日目)
 7時前にバンコク南バスターミナルに到着。
 Oファミリーは、この後、バンコク発のエアアジア便に乗り帰国する。
 市バスを乗り継ぎ(1本で行けるのに乗るバスを間違えた)、僕と息子が2泊する予定の「ロイヤル・ラタナコーシン・ホテル」へ一緒に行き、そこでシャワーをしてからお別れのつもりだったが、残念ながら部屋が空いていないとのこと。

 名残惜しみつつ、Oファミリーは少し早いが9時に、ホテル前からタクシーに乗り、空港へと出発した。これから空港のフードコートでカオニアオ・マムアンを食べるつもりだと言っていた(どんだけ好きなの?)


 2泊する「ロイヤル・ラタナコーシン・ホテル」は、バンコクの王宮前広場の真ん前に位置する由緒ある老舗ホテル。以前、歴史的事件の舞台ともなった場所としても有名。由緒あるホテルだが古いので価格は安い(1泊朝食付\4000=もちろん二名分×2泊)
 ここは、ピンクラオ橋が目の前にあり、様々なバス路線が出ている始発場所でもあり、それがこのホテルを選んだ理由。空港行きのエアポートバス、南バスターミナルへのバス、中華街へのバスなど、すべて一本で行ける。

 さあ、今からは、僕と息子の二人旅の始まりだ。今日はアユタヤへ行こう。

 (⑨~アユタヤ編に続く)