サツキマス                      
梅雨に入り、水位情報は欠かせません。

後は釣り場の選択、過去のデータと睨めっこ。

いい思いができる時期です。


              ヤス・ホウ

前回釣行は6月16日、今日は7月14日、一か月近く遠征に行かなかった。

天候が悪かったり、私的な用事も多くて時間が取れなかったのが原因。

 

日曜、時間が取れた、しかし予報は雨、まぁ、いいか、現地に車を走らせる。

 

早朝、最初の釣り場に到着、人気の場所なのに誰もいない、運がいい。

今日は気温も20度と低く、水も冷たく感じる、釣りをするには最高だ。

ウェーディングして、釣り始めるも、全く反応はない、多少濁りもあるが、想定内。

100m程釣り下るも、当たりの一つすらない。

 

連日、釣り人に相当叩かれているのか?

 

早々に見切りを付け、次の場所へ。

AM8:00、天気予想通り、雨が降り出した。

次の釣り場は高実績、少なくともチビぐらいは釣れるだろう。

 

しかし、予想に反し、全くダメ、Dコンにウグイが食らいついたのみ。

雨も酷くなってきた、これはダメだな、川から上がろうとして、移動中、不幸な出来事が。

ヌルヌルの石に足を取られ、仰向けに水中へ転倒、水中ダイブで、ズブ濡れ。

ウェーダーの中に水が浸入、もう最悪、グッチョン、グッチョンと、音を立て、車に逃げ帰る。

運がいいことに、温泉に入るべく、Tシャツ、半ズボン、パンツ、靴下は持っていたのだ。

着ていた衣類は、全てびしょ濡れだったので、総着替え。

 

雨も酷くなってきた、まだ、AM9:00だが、もう帰ろうか?

 

帰路、釣場を見ながら車を走らせるが、こんな雨の中でも、頑張っているアングラーもいる。

ある高実績の釣り場に着く、人が居ない、雨で帰ったか?

 

雰囲気は良さそう、釣れる予感がする、よし、やってやろう!

 

Tシャツを脱ぎ、びしょ濡れのシャツを絞って、水気を取り、着こむ、ひんやりと冷たい。

半ズボンのまま、予備のウェーダーを履く。

 

釣り場に下り、ウェーディングするも、下が半ズボンなので、水が冷たく、長時間は厳しい。

しかし、その直後、冷たさも忘れるほどの爆釣り(笑)

 

最初の流れで、いきなりヒット!

流れの中からアタックしてきたのは、34のイワナ。

ただ、ネット内でクネクネやり出し、フックが網目に絡みついて、修復に時間を取られた。

何とか直して、釣りに復帰、なんと早々にヒット!

 

今度は元気のいいレインボーサイズは33。

しかし、またネット内で大暴れされ、フックが網目に絡みつく、最悪。

 

今度もフックを外すのに時間を取られた。

 

もう40弱のサイズは、ネットを使わずゴボー抜き戦法に。

その後、Dコン63、もののふ64、流芯63、ツインクルスプーン、何を投げても釣れる!

また、元気がいい、何度も水面から跳躍する猛者も多い。

数を数えることも、寸法を測る暇もない、釣って写真撮影、リリースの繰り返し。

帰って撮影した魚体を数えたら、12尾。

ゴボー抜きして、河原で暴れ、跳ねて逃げて行ったのが三尾。

撮影しようとして手が滑り逃げて行ったのが三尾。

バラシは五尾以上、短時間で爆釣でした。

 

レインボーのはしゃぐ日?

当たりも含めると、30回ほどレインボーからコンタクトがあった。

 

しかし、この調子なら、40UPは確実に釣れるだろうと思っていたが、不思議と釣れない。

尺を下回るのも釣れないが、35を超えるのも釣れない、32ぐらいから、35ぐらいまで。

成魚放流物かと思ったが、綺麗な魚体や、尾鰭がピンピンの奴も多かった。

不思議なこともあるもんだ。

 

最初に釣れたイワナだけ、お持ち帰り、それ以外は全てリリースでした。

結局、雨は降り続き、再度びしょ濡れになりました。

でも、小気味よい引きを堪能した一日でした。

 

タックル

 

ロッド : ウエダTSS-77ti

リール : 05イグジスト2508

ライン : ナイロン8lb

ルアー : Dコンタクト63・もののふ64・流芯63・ツインクルスプーン9.5g

 

先週、先々週と、先行者がいたり、入る前日に釣られたり、空振りの連続。

おかげで、二週連続の遠征釣行になってしまった。

カミさんと温泉&釣りに行くのもいいが、10時に温泉着という縛りは辛い。

たまには、早朝の大河川で、思う存分ロッドを振り回してみたい。

 

夕刻、少し時間が取れたので、ジムニーに乗って釣り場へ。

大河川は、水位が低く、良い状況ではない。

 

釣り始めるも、相当釣り荒れてるのか、全く反応はない。

やれやれ、一雨降ってリセットしないと難しい状況。

最後の釣り場、ツインクルスプーンをドリフトさせていると、ヒット!

33センチ、元気のいいレインボーで、サイズの割に楽しめた。

尾鰭も回復しつつある。

逃がしてやると、元気に流れに戻っていく。

約一時間の遊びだった。

週末、雨の予定、増水し、引き水の時、もう一度来てみよう。

リセットされているに違いない。

人に荒らされる前に入らんとイカンね(笑)

 

休日、今回もカミさんと、温泉&遠征釣行。

温泉には、開店10時ジャストに到着、もう、時間配分にも手慣れたものだ(笑)

カミさんを降ろし、急いで釣り場へ向かう。

 

気温は既に30度近く、蒸し暑い、こんな時間から釣り始めるなんて、哀れなアングラーだ。

日もとっくに登った10時過ぎなんて、釣りを止め、帰る人もいるだろうに。

 

もう、ラン&ガンで、魚を求め撃ちまくるしか、釣りにならないだろう。

 

最初の釣り場に到着、真新しい足跡発見、今朝か? 昨日か?

草を踏み潰したのも新しい、この場所は止めるか?

しかし、移動がめんどくさい、ダメ元でやってみよう。

 

案の定、ここぞという場所からは、全く反応ナシ、ウグイが二尾、チビンボー一尾。

粘っても、釣れる見込みはないだろう、次のポイントへ。

 

次のポイントは、最初の淵で、いきなり尺ちょいのイワナがチェイス。

ここは、いけるかも、しかし突然、大粒の雨が降り出した。

レインウェアーは車の中、今更戻れないので、釣り続行。

上半身はあっという間に、ずぶ濡れだけど、蒸し暑さが消え、心地いい。

 

瀬尻にDコンを通していると、ようやくヒット!

引きがレインボーではない、塩焼きヤマメか?

足元まで寄せてきて、目を疑う。

 

「まさか!スモールの野郎か!」

 

ヤマメぐらいしか食ってこない、急流の瀬尻で、何でスモールが食ってくる?

腹が立つが、釣ったものは仕方ない、渓魚や、そこに住まう生き物の糧となれ。

時間をかけ、小さく処理して流してやる、鱗があるし、皮も堅い、何より醜い。

スモールを見て、もうやる気が失せたので、この場所もここまで。

 

次の場所に到着する頃、雨も上がっていた、今日はまともな魚は釣っていない。

時間は、14:00、ボーズの可能性も強くなってきたが、先ほどの雨で、活性が上がれば。

 

次の場所は、余り入ったことがないが、去年の秋に、いい思いをした。

今日は水位が低く、ポジションも変わるので期待できるかも。

 

釣り場に入ると、薄暗くいい雰囲気、真新しい足跡もない、これは釣れる予感。

歩いて最上流まで行き、釣り下る。

 

最初のポイントは、足元が深く、対岸半分は瀬で、瀬と淵の境界線狙い。

絶対信頼のDコン63で、流れを横切らすと、一撃で食ってきた。

 

「来たぁ!」

 

水面が炸裂、40には足りないが元気なレインボーが出た。

足場が小さな岩の上なので、移動は無理、フルダウンの状態で、引きに耐えるしかない。

こちらが移動できないのを良いことに、好きなように暴れまくるのにはまいった。

 

小さく突き出た岩の上に座り込んで、ネットを持つ右手を伸ばして、かろうじて届く距離。

何とかネットで掬い、ランディング成功、37センチのレインボー。

何も食べてないのか、お腹が柔らかく、触るとすぐ凹む(笑) 腹減ってんのか? 即リリース。

まだ、いける、もう一本は釣れる。

その後、更に下流から、33センチのレインボーがヒット、これもよく引きました、リリース。

とりあえず、これで一息、出来れば40超が釣りたい、川に沿って、釣り下り。

強い瀬で、25センチの塩焼きヤマメがヒット、これはキープです。

その後、何度も、チェイスと、当たりがあるものの、フッキングせず、最下流のポイントへ。

 

自分の立ち位置より下流は崖で、岩場の深い淵なっていて、これ以上下れない。

対岸から、流れの中央までは荒瀬、そこから淵まではトロ場、絶好のポイントだ。

 

これが今日、最後の場所になるだろう。

 

Dコンが、荒瀬をダウンクロスに横切りながら、淵に入った時、強めのトウィッチ。

 

「ゴン!」

 

「来たぁ!」

 

強い引き込みに負けじと、思い切りロッドを突き上げる、水面が炸裂した!

しかし、Dコン63は、無残にも空中を舞う、またも一発で吹き飛ばされたのだ。

 

「くそっ! やられた!」

 

その後、何度も境界線付近にミノーを通すも、全く反応ナシ、沈黙は破れず。

 

無念。

 

15:45 ロッドオフ、16:00カミさんが待つ温泉へ向かう。

かろうじて釣れた、それだけ。

 

10時から16時まで温泉にいるカミさん。

温泉に来ながら釣り続け、家風呂に浸かる俺。

 

 

タックル  

 

ロッド : ウエダTSSー77ti

リール : 05イグジスト2508R

ライン : ナイロン8lb

ルアー : Dコンタクト63

 

土曜日の夕方、大河川でのレインボー狙い。

今回で四度目の釣行になるが、いきなりツインクルスプーンを咥え込んだのは、明らかに50クラスのレインボーであった。

猛烈な引き込みの後、水面が炸裂、大ジャンプで、呆気なくバレてしまった。

スイミングフックを研ぎ直し、次は尺越えがヒット、今度は無事ランディング。

先ほどの奴とは比べ物にならないが、今日の夕刻は高活性だ。

その後も、二連発、しかし、ジャンプ一発で、ツインクルスプーンが吹き飛ばされた。

サイズは35~40クラス、結局、この日獲れたのは一番小さな奴だけだった。

 

暗くなってきた、この場所はここまでにしておこう、荒らしてしまうと勿体ない。

 

明日は遠征釣行の予定だが、急遽変更、この場所に、明日の早朝入ろうと決めた。

万全な準備して、フライと、ルアーの二刀流で攻めてみるのも面白いだろう。

楽しみは明日早朝へ持ち越しだ、きっといいリベンジになると思う。

 

翌日、小雨降る日曜日、早朝、昨日の釣り場へ車で入ろうとして、

 

「うげっ! 誰か入っとる!」

 

こんな早朝、広大なポイントの小さな場所で、他のアングラーとリンクしてしまったようだ。

仕方ない、彼も近々、この場所で、釣ったか、バラしたりしたのだろう。

一人で静かに楽しもうと目論んだが、名も知らない彼に、リベンジしてもらうか。

 

車を反転、踵を返し、急遽、遠征釣行へ。

 

実は、ある河川で、nanahinaさんも早朝からやっていたが、まるでダメとのこと。

彼も、遠征釣行へシフトするというので、連絡を取り合い、情報を共有することにした。

アングラー同士、考える事は同じで、出来ればバッティングは避けたい。

並んで釣るのもいいが、今日は休日、そんな場所が、都合よく空いてる訳がない。

 

最初に選択した場所は、昔は知られていなかったが、最近は多くのアングラーが入ってる。

踏み固められた足跡や、折れた枝、倒された草木等、形跡が無数にある。

今朝はアングラーを見ないが、昨日入っているような感じで踏み跡も新しい。

 

しかし、川の雰囲気はいい、濁りが若干入っていて、釣れそうな予感がする。

 

気合を入れ直し、流れの強い流芯を、ダウンクロスで釣り下っていく。

暫くすると、流芯のド真ん中で引き込まれる、でも引きは大したことがない。

 

塩焼きサイズの綺麗なヤマメで、晩酌用にキープ。

その後釣り下るも、一度引き込みがあっただけで、フッキングせず。

今度は逆に、上流へ釣り上ってみる。

前回、40クラスを二連発した場所に入るが、その時より水位がかなり低い。

 

無理な体勢でウェーディング、流芯を逆引きすると、足元近くでようやくヒット。

サイズは大したことないが、引きがやたら強い、足元から猛ダッシュしてラインを引き出す。

右へ左へ大暴れ、さらに足元で二度も跳躍、もう、手が付けられん!

 

「チビのくせに、元気良すぎやろ!」

 

ひいひい言いながら、ようやくランディング、尺ちょいサイズでもこの引き!

6月の遠征先の河川のレインボーって、本当に凄い、この引きを味わうと、病みつきになる。

特に、流れの強い中で育ったレインボーの尾鰭は、大きくて綺麗だ、完全に野生化してる。

 

次の場所へ移動する。

 

現地到着、今度は釣り上ってみる、渕尻の駆け上がりで、二度、三度と当たるが乗らず。

こういう時には必殺、食わせのビッドストリームJT黒フクドジョウにチェンジ。

その一投目、いきなり激しい当たり、合わせをくれてやると同時に水面が炸裂。

35クラスのレインボーが、こちらに向かってジャンプ一発、ミノーが弾き飛ばされた。

 

「うわっ、今のは獲れん!」

 

昨日に引き続き、また空中戦でやられてしまった、くそっ。

この場所は、帰りにもう一度攻めるべく、場を荒らさないよう静かに、上流へ向かう。

急流の流芯の向こう側に、2m四方の小さなポイントがあり、そこは流れが渦を巻いている。

ピンスポットで狙いを定めて、巻き込みの中でミノーを躍らせてやる。

過去、一度だけヒットさせたことがあるが、強い目前の流れに巻き込まれ、バレた。

ここへ来ると、必ず挨拶代わりに攻める場所でもある。

今回は三投目に強い引き込み、急流の流れから相手を引っ張り出すべく、力一杯ロッドを煽る。

一気にケリがついたが、ネット内で暴れ、鰓にフックオン、大量の血を流し、あっけなく絶命。

サイズは35ぐらい、本日、二尾目のお持ち帰りになった。

 

その後、流れ出しのポイントで、イワナがヒット、サイズは尺ぐらい、しかし足元でバレた。

ああっ、晩酌イワナを逃がしてしまった! 何やってるんだ馬鹿が! 自分に喝を入れる。

 

結局、少し時間をおいて、先ほどの淵尻の駆け上がりを攻めるも、今度は反応ナシ。

厳しい現実やなぁ~ 釣り始めの場所へ戻り、今度は下流へ釣り下る。

 

沈み岩のある場所で、Dコンに二度反応があったが、フッキングせず。

しつこく攻めているとようやくヒット、これも35クラスのレインボーだ。

しかし、今度はスルスル寄ってくる、これはヤバイ傾向だ、騙しのレインボーだろう。

案の定、足元付近で、突然反転し、狂ったようにラインを引き出して逃げていく。

物凄いスピードだ、小さな魚体に秘めた、恐るべきパワー凄すぎる。

今度は横走り、同時に水面から跳びあがり、吹き飛ばされたDコンは、力なく水面に落ちた。

 

「今のも獲れん! 何てぇ奴だ!」

 

判っていても獲れないレインボー、悔しいと言うより呆れと、諦めの心境だ。

少し釣り下ると、またも当たるがフッキングまで至らない。

それならばと、必殺の黒フクドジョウを投げ込んでやると、二投目にヒット!

 

「よっしゃ~!」

 

思わず声が出る、今度は、ロッドを水面と水平にしてジャンプを阻止する。

しかし、凄い引きだ、見た所40ぐらいのサイズなのだが、驚くべき運動量。

上流へ走り、突如反転し、今度はか下流突っ走る、ラインを引き出し大暴れ。

これが40程度の魚体の引きか? 呆れてしまうぐらい元気がいい。

足元まで寄せてきても、すぐ走られ、ランディング態勢に入れない。

 

予想以上に時間が経過、ロッドを寝かせてもジャンプは阻止出来ず、二度跳ねられた。

ヒヤヒヤしながら、ネットに収めたのは、随分時間が経ってからのこと。

こんな奴に出会えると、40の壁なんて、吹き飛んでしまうなぁ。

 

時計を見ると、もう三時近い、nanahinaさんも苦戦していたが、ある場所で三本獲った。

色々情報交換していたが、急な用事で帰るようだ、でも、お互い釣れたので良かった。

 

私は、次の場所へ向かい車を走らせる、しかし、ポイントにはルアーマンの姿、パス。

その次のポイントには、フライマンが入ってる、パス。

やはり休日、ここぞと、思う場所にはアングラーが入ってる。

次に向かうも、nanahinaさんから報告通り、次にも人が居る! パス。

全く入る場所がない! 上流域でフライでも投げるか?

 

しかし、上流へ向かえば向かうほど、雨が降り出し、風も強くなってきた。

 

「もうやめ! 早く帰って、ビール飲むべし」

 

今晩、ヤマメの塩焼きと、レインボーの刺身で晩酌、最高やん。

本日、40UPは無理だったが、相当楽しめたので良しとしよう。

何度もやられたが、元気のいいレインボーと遊べたし。

 

早朝、大河川でバッティングした、あのルアーマン、俺の代わりにリベンジ果たせたのか?

今度姿を見かけたら、話しかけてみよう。

 

タックル

 

ロッド : ウエダTSSー77ti

リール : 05イグジスト2508R

ライン : ナイロン8lb

ルアー① : Dコンタクト63

ルアー② : ビットストリームJT70S

ルアー③ : コンデックス12g

ルアー④ : ツインクルスプーン9.5g

 

ついにその日がやってきました。

九州から、古い釣友フライマンM氏と、美濃のフライマンF氏とコラボ遠征釣行です。

今回、私もフライマンとして挑戦です、二刀流もやりません、ルアータックルは不所持。

 

夕刻のイブニングに合わせ、昼過ぎ現地入り、他の二人も15:00頃に集合予定。

集合まで、少し時間があるので、目前のチャラ瀬を上流50mから、釣り下って予行練習です。

キャス練も兼て、16番小型のブラックナット風のウェットをチョイス。

水深1mに満たないチャラ瀬の真ん中にポジション、釣り下りです。

3本の小型のニジマスが釣れ、予行演習も気持ち良く終了、本番です。

 

美濃のF氏が来ました、新幹線経由でM氏も到着、三人、ダム湖のBWに入ります。

ただ、この日は爆風で、フライのキャスティングは難しそう。

更に、ゴールデンウィークぐらいから、休日・平日に関係なく、多くのルアーマンが来ます。

人気の場所なので、それは仕方のないこと、ただ、フライマンはそこまで多く来ません。

三人並んで釣り下ることができ、バックスペースが十分獲れる釣り場は限られてます。

先行はM氏、次に私、しんがりはF氏、三人並んで釣り下り、お互いの間隔は40~50m。

 

去年発足? 【三人並んで、フライを楽しもう会】のスタートです。

 

ただ、二人はスペイキャスター、私はシングルハンドでの挑戦です。

上流から、先行してるM氏のキャストを見ていますが、爆風で苦戦しています。

私もバックキャスト時、強風でラインが横に流れるので思うようにキャストできず。

ラインの出を押さえ、16m~18mぐらいの距離で勝負です。

 

薄茶色の12番ニンフを流していると、明確な当たり、ヒットです。

25cmぐらいの小型の綺麗なレインボーです。

上流から見てると、M氏も初ヒット! 固く握手です、良かった! 
 

さぁ、それから薄暗くなるまで、フライマン・ヤスホウの、ウェットで遊びです。

その後、同じようなサイズから、尺ちょいクラスレインボーが飽きない程度にヒット。

しかし、当たりはあるものの、乗らないことも多く、やはり相当スレています。

水面下数センチのフライには良い反応、ウェイトを巻き込んだ沈むフライには反応悪し。

結構シビアな状況と、風でラインが流れ方向へカーブしてしまうので、多いメインディング。

やはりキャス練だけではではダメ、実戦経験を積み重ねてこそ、釣りが成立するのです。

 

色々試しにやっていると、この風向きなら、サイド気味にバックキャストでラインを持ち上げ、真上より、さらにオーバーヘッド気味にしてシュートすると、ラインが真っ直ぐ伸びます。

経験で得た投げ方で、それからは、フォルスキャストを一回か、そのまま打ち返す方法です。

 

三人、ローテーションしながら、3クールぐらいで、薄暗くなってきたので、一人上流へ。

ある合流部で、夕刻になると、多くのライズを確認、前回釣れなかった場所へ。

 

この時間、この場所で釣るべく、持ち込んだ、浮力が強く良く見える、エルクヘアカディス。

しかし、目が悪く、水面の光の加減で、フライを見失うことが多く、思うようにいかず。

6度ライズするも、魚が乗りません、咥え込んだ手応えは確実にあるのですが。

 

う~っ! こんな筈では! 見やすくするためのエルクヘアーの量が多すぎたか!

 

頭にきて、ティペットから、エルクヘアを引き千切り、黒色のニンフをセット、上流側へ移動。

7度目、今度はウェットで流れを横切らせると、一発でヒット!

 

しかし、足元でバレてしまう、う~っ! アカン!

 

そうして、8度目のアタックでようやく掛けたのは、想定外の小さなヤマメでした。

 

「う~っ!」

 

タイムアウト。

 

思うように行きませんね、この場所攻略は、次回に持ち越しです。

結局、この日私は8尾、手慣れのF氏は二桁の12尾、やはり実力差でしょうか。

 

その後、M氏は、宿泊している宿へ、F氏と私は馴染みの温泉へ。

その後、慣れた場所でキャンプ、ビール飲んで、F氏の惣菜に舌鼓、夜が明けるまで釣り談義。

 

翌朝早朝、昨日と同じ場所で集合、昨日と同じ立ち位置で、三人並んで釣り下り。

 

さすがに昨日、三人のフライマンが執拗に攻めたので、反応は超悪いですねぇ~!

それでも、尺越えのレインボーがヒット! 引きの強さに一人大はしゃぎです(笑)

でも、大はしゃぎしすぎ、足元でバレました(涙)

 

M氏はその後、目前で35レインボーを掛け、ランディング成功です。

強い流れの中、微動だにせず、掛けた場所でのランディングに驚き、ヒヤヒヤしましたが(笑)

結局、二日間、三人の中で、これが最大のレインボーでした。

 

この日、私は綺麗なヤマメが二本と、レインボーが二本の4本、F氏も4本でした。

この状況で、40というサイズは相当ハードルが高く、三人の奮闘空しく無理でした。

釣った魚は、三人、全てリリースです。

 

充実した、楽しい時間でした。

日頃、単独で釣行することが殆どですが、こんな釣行もいいものです。

ただ、やはり釣れなきゃ面白くない、苦行のような釣りに比べると、ウェットの釣りは楽しい。

 

昼過ぎ、F氏と私はロッドオフ、M氏は後二日、釣りを楽しむ予定です。

ただ、岐阜では雨が降り、釣り場の状況も悪くなる予感。

 

後で確認すると、釣場も雨が降り続き、状況も悪くなる一方なので、予定を変更し帰路へ。

今年の8月、M氏の再挑戦が決まりました。

 

今回、三人の約束も果たせ、シューティングヘッド・ウェットでの楽しみを満喫。

もし、ルアーで同じ場所を攻めても、同じようなサイズが1~2本釣れたかどうか疑わしい。

先々週、F氏が釣行した時、先行していた手慣れなルアーマン二人でも、全く釣れなかった。

 

そんな状況でも、食性に訴えかけるフライ、それもウェットフライ釣りの威力は凄い。

日頃、ウェーディングしている場所より岸近くでも、食ってくる魚も多かった。

魚は足元にもいるんだ、場所移動で、ジャブジャブ歩いている場所にも。

より深く、より流芯に近くウェーディングする癖がある私には、目から鱗でした。

 

 

タックル

 

ロッド : セージ790DS

リール : オービスCFOⅣ・バテンキル5/6

ライン : STー7F

リーダー : 0X

ティペット : 2X

フライ : ニンフ各種・ウーリーバガー他