2024年 遠征釣行十回戦 かろうじて | サツキマス                      

休日、今回もカミさんと、温泉&遠征釣行。

温泉には、開店10時ジャストに到着、もう、時間配分にも手慣れたものだ(笑)

カミさんを降ろし、急いで釣り場へ向かう。

 

気温は既に30度近く、蒸し暑い、こんな時間から釣り始めるなんて、哀れなアングラーだ。

日もとっくに登った10時過ぎなんて、釣りを止め、帰る人もいるだろうに。

 

もう、ラン&ガンで、魚を求め撃ちまくるしか、釣りにならないだろう。

 

最初の釣り場に到着、真新しい足跡発見、今朝か? 昨日か?

草を踏み潰したのも新しい、この場所は止めるか?

しかし、移動がめんどくさい、ダメ元でやってみよう。

 

案の定、ここぞという場所からは、全く反応ナシ、ウグイが二尾、チビンボー一尾。

粘っても、釣れる見込みはないだろう、次のポイントへ。

 

次のポイントは、最初の淵で、いきなり尺ちょいのイワナがチェイス。

ここは、いけるかも、しかし突然、大粒の雨が降り出した。

レインウェアーは車の中、今更戻れないので、釣り続行。

上半身はあっという間に、ずぶ濡れだけど、蒸し暑さが消え、心地いい。

 

瀬尻にDコンを通していると、ようやくヒット!

引きがレインボーではない、塩焼きヤマメか?

足元まで寄せてきて、目を疑う。

 

「まさか!スモールの野郎か!」

 

ヤマメぐらいしか食ってこない、急流の瀬尻で、何でスモールが食ってくる?

腹が立つが、釣ったものは仕方ない、渓魚や、そこに住まう生き物の糧となれ。

時間をかけ、小さく処理して流してやる、鱗があるし、皮も堅い、何より醜い。

スモールを見て、もうやる気が失せたので、この場所もここまで。

 

次の場所に到着する頃、雨も上がっていた、今日はまともな魚は釣っていない。

時間は、14:00、ボーズの可能性も強くなってきたが、先ほどの雨で、活性が上がれば。

 

次の場所は、余り入ったことがないが、去年の秋に、いい思いをした。

今日は水位が低く、ポジションも変わるので期待できるかも。

 

釣り場に入ると、薄暗くいい雰囲気、真新しい足跡もない、これは釣れる予感。

歩いて最上流まで行き、釣り下る。

 

最初のポイントは、足元が深く、対岸半分は瀬で、瀬と淵の境界線狙い。

絶対信頼のDコン63で、流れを横切らすと、一撃で食ってきた。

 

「来たぁ!」

 

水面が炸裂、40には足りないが元気なレインボーが出た。

足場が小さな岩の上なので、移動は無理、フルダウンの状態で、引きに耐えるしかない。

こちらが移動できないのを良いことに、好きなように暴れまくるのにはまいった。

 

小さく突き出た岩の上に座り込んで、ネットを持つ右手を伸ばして、かろうじて届く距離。

何とかネットで掬い、ランディング成功、37センチのレインボー。

何も食べてないのか、お腹が柔らかく、触るとすぐ凹む(笑) 腹減ってんのか? 即リリース。

まだ、いける、もう一本は釣れる。

その後、更に下流から、33センチのレインボーがヒット、これもよく引きました、リリース。

とりあえず、これで一息、出来れば40超が釣りたい、川に沿って、釣り下り。

強い瀬で、25センチの塩焼きヤマメがヒット、これはキープです。

その後、何度も、チェイスと、当たりがあるものの、フッキングせず、最下流のポイントへ。

 

自分の立ち位置より下流は崖で、岩場の深い淵なっていて、これ以上下れない。

対岸から、流れの中央までは荒瀬、そこから淵まではトロ場、絶好のポイントだ。

 

これが今日、最後の場所になるだろう。

 

Dコンが、荒瀬をダウンクロスに横切りながら、淵に入った時、強めのトウィッチ。

 

「ゴン!」

 

「来たぁ!」

 

強い引き込みに負けじと、思い切りロッドを突き上げる、水面が炸裂した!

しかし、Dコン63は、無残にも空中を舞う、またも一発で吹き飛ばされたのだ。

 

「くそっ! やられた!」

 

その後、何度も境界線付近にミノーを通すも、全く反応ナシ、沈黙は破れず。

 

無念。

 

15:45 ロッドオフ、16:00カミさんが待つ温泉へ向かう。

かろうじて釣れた、それだけ。

 

10時から16時まで温泉にいるカミさん。

温泉に来ながら釣り続け、家風呂に浸かる俺。

 

 

タックル  

 

ロッド : ウエダTSSー77ti

リール : 05イグジスト2508R

ライン : ナイロン8lb

ルアー : Dコンタクト63