感想
1/25放送の「ワイドスクランブル」で、秋野暢子がガンの手術をした事を初めて知った。
その後「徹子の部屋」にも出ると言っていたので視聴。
内容的には概ね同じだったが、本当にすごい気力。
ワイドスクランブルの時には、もし手術やるなら声帯を取って、呼吸も喉を開いて気道から行うと言われていた話が出たが、今回それは出なかった（それは俺でもイヤだ）
今回特に思ったのは、ガンと戦うにも「基礎体力」が要る事。
やはり歳を取っても、基礎的な運動は続けるべき、ダナ。
オマケ
秋野暢子は「赤い運命」で山口百恵をイジめる役だったのを良く覚えている。過去インタビュー記事
参考 黒柳 徹子 89歳 秋野暢子 66歳
内容
今回、いろんな方が手を差し伸べて下さった。
今のところ順調。感謝している。状況はブログで報告。
今までは健康ぶりを発信していた（一種の”健康自慢”）
それが、ガンになったから黙ってしまうのはオカシイ（続けた）
告知された時は？
TVなんかでは「頭が真っ白になって」とか言ってるから、そうなるものと思ったら、意外に冷静だった。
モニターに写った患部を見て「どう見てもガンですね・・」
先生と「どうやって治しましょうか」と
心配だったのは？
一昨年の12月、喉に梅干しの種がある様な違和感があった。胃カメラやったすぐ後でガンとは思わず「逆流性食道炎」などを疑って整体みたいな事もやった。分かったのは昨年6月。
原因は不明。内視鏡確認では食道の全周に発生。
相当ひどく「治療するしかない」と言われた。
手術か 放射線＋抗がん剤 かの選択。場所が声帯に近く、手術だと声をなくす事に。話す仕事を続けるため後者を選んだ。
私の場合はそれが良く効いた。5つあったうちの4つが消滅。
複合ガン（多重ガン）であり、最大4cmあった。
残る1つは食道にあったもので、これは内視鏡で取れた。
手術前にスキンヘッドにしたとか？
あれは私のおっちょこちょい。どうせ抜けるならと剃ったら、先生の話ではその抗がん剤では髪は抜けないとの事。
先走り。そのまま生えてます（笑）
娘さん（一人娘）が心配されたでしょう？
彼女の方が冷静で、どうしたらいい？と聞いたら
「それはママが決めたら？」と言われた。
放射線治療は辛かった？
昔は照射範囲が広かったけど、今はピンポイント照射なので楽になったらしい。10分ごと位置を探ってから1分の照射。30回。
20回目ぐらいが一番キツかった。火傷で皮膚が真っ黒。でもひと皮剝けたらキレイな肌が見えた（苦しい事ばかりじゃない）
あなたみたいな元気な人が・・・
私もなるとは思ってなかった。
でもなってみて、そんなに特殊な病気じゃないと痛感。
経済面、仕事、家族、友人。それらを考えてどういう治療をするのか、いろんな状況がある。
「ガン防災」の観点から、あらかじめ知っておいた方がいい。
いろんな資料がある。
あなたその時骨折したって？
昨年5月、サンダルで挫いて。それで6月のガン発覚の時は足を引きずって検査。車椅子使った（笑）
芸能生活50周年とか？
本当なら去年だった。黒柳さんも？
NHKの開局と同じだから70周年よ（笑）
食事良く召し上がるナーといつも思ってる・・・
今でもたくさん食べてるわよ。
食べられるのは奇跡。元気の源。
忘れられない大先輩は？
左とん平さん。12、3歳の頃付き人みたいな事やってた。
舞台作法とかも教えてもらって。いいもの食べさせてもらった。
18歳からは竜雷太さんに可愛がってもらった。
ある時、新幹線で地方に行った時、マネージャーに切符渡したらすごく怒られた。「マネージャーは付き人じゃない。こんな事は自分で管理しろ！」と。
なるほどな、と思った。厳しくも優しく育ててくれた。
竜雷太からのメッセージ
三船プロで一緒だった。「隠し目付参上」のドラマ。
秋野は「韋駄天のお駒」私は「鉄五郎」
彼女は飛脚の役で上は半纏、下は編タイツ。ピチピチだった。
酒が強いんだ。良く飲んだよね。これからも元気で。
嬉しいです。いい先輩に恵まれました。
今回の出来事で秋野さんが大きく影響されたことは？
今回はたまたま治療が良く効いた。
その基本にあるのは、今までのトレーニングで体が強かったからうまく治療出来た、と先生に言われた。
本人の体が強くないといい治療が出来ない。だから今がある。
これからもトレーニングを続けるつもり。治療を受けられる様身体を鍛えておく。
病を得て、いろんな事を知ることが出来た。
徹子さんもスクワットやってますよね。
ヨガも筋トレもやってます（徹子）