宗教にかかわっている海外歌手・宗教は禁忌ではない・神を信じることは恥ずべきことではない | 預言者のコラム2

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。



日本人は「宗教」というと何かやましいことのように感じる人が多いようですが、
私はいかなる宗教団体、新興主教とも関係なく、地球規模の宇宙規模も普遍的理念としての思想としての宗教は、お勧めします。

それに世界には臆面なく宗教を公言しているアーティストも多いので参考までに挙げてみます。

ポール・マッカートニー
「ホサンナ」

ホサンナという言葉はイエス・キリストがエルサレムに入場する時、民が上げた声援です。(「神に栄光あれ」というような意味らしい)
つまり、これはマッカートニーが神を求めているという風に私は感じました。
「everybody dancing tonight」のプロモでは彼自身が死後の世界に入るようなシーンがありました。彼は愛妻を失い、再婚相手とうまくゆかず(その当時は)深く失望していたのでしょう。
絶望というのは人を精神に向かわせるものです。

「セイブ・アス」
~「我々を救ってくれ、今」というのも、彼が神を求めていることだと思うのです。
彼は特定の宗教に入ってはいないようですが、神を信じていると語っていました。

ジョージ・ハリソン
「マイ・スウィート・ロード」
「私は本当にあなたに会いたいのです」~彼は神に会いたいと言っているのです。
日本公演では歌の後ろに、世界中の様々な神~聖人の名を連ねていました。
ブッダ、クリシュナ、ジーザス、・・・

ビートルズは一時期、4人全員、インドのマハリシとかいうインチキ指導者に心酔していた時期があったのです。
しかしマハリシが信者の女性に手を出したことから教祖の化けの皮がはがれ離脱することになりました。

その他にも彼らはマリファナと瞑想で、霊性を上げようとしていました失敗したようです。
そもそも成功していたら、その富を貧しい人々に分配していたでしょうから。

しかし、彼らは根本的に神に対する尊重の念は持ち続けていたと思われます。
特定の宗教という枠ではなく、純粋に「神」というものを。
(ジョンは正義の精神があり、精神性を持っていたが、晩年、神というものには懐疑的だったようだ)

ポール・サイモン
~彼はイエスを軽んじています。
昔のポップスは「神様」など歌詞の中に入れなかったものです。それをミセス・ロビンソンの中に入れて当時は多少センセーションだったそうです。

「ミセス・ロビンソン」
~「イエスはあなたが思っている以上にあなたを愛しているよ」~彼は「イエス」を軽んじているから安々と「イエス(ジーザス)」という言葉を歌詞に入れられたのです。

「エース・イン・ザ・ホール」
~「ある人はイエスが最後の切り札と言う。でも僕はそんな人に会ったことはないよ。もし僕がクリスマスに病気で寝込んでいたら、彼は見舞いに来てくれて、やあ坊や、久しぶりだね、わたしこそが最後の切り札だよ、なんて言うだろうか」

彼ははっきりとイエス・キリストを軽視していると歌で語っているわけです。

しかし
「ティーチャー」
では「家に連れ帰って先生」と歌っています。
これは「魂を天界に連れて行ってくれ、先生」と言っているわけで
その「先生」とは誰か? 

歌詞には出てきませんが、これはモーセのことに決まっています。
サイモンはユダヤ人で、キリスト教は他教であり、ユダヤ教こそ自分たちの宗教と考えているようです。
彼らの信仰するのはイエスではなく、モーセなのです。
(モーセは神の弟子であり、イエスは神の具現体なのに・・・)
(日本人がキリストは他教のものと思っているのと同じことだ)

しかし、サイモンに信仰心があるのは窺い知れます。
なぜなら「ティーチャー」で「先生」と言ってモーセを名指ししなかったのは「恐れ多い」からなのです。
モーセがあまりに高い存在で、名を語るのもはばかられるから、ぼかしているわけです。
言い換えるなら、それほどユダヤ教に重きを置いているということでもあるのです。

また、ユダヤ人である映画監督のスピルバーグのインディ・ジョーンズ・シリーズの4本中2本が宗教に関するものです。内1本は宇宙人に関するもの。

見る側は「娯楽」と割り切っていますが、私は彼が宗教心があるゆえこのようなものを作ったと思いますし、彼が宇宙人の存在を信じているからそのようなものを作ったのだと思うのです。

その他にも
マドンナはユダヤ教の一派の宗教団体に入ったとか
ボブ・ディランも何かの宗教に入ったとか昔、聞きました。
(それでファンが減ったとか)

ただ、総体的に言えるのは
「神を信じることは恥ずべきことではない」ということです。

ただし、世間には~日本には正しく教える人が皆無ですし、
誤ったことを教え、ミスリードする者らばかりだから、多くが警戒し、敬遠するに至っているのです。

それに信仰心のある多くの日本人が「団体」に所属したがるのも問題です。そうしないと心のよりどころが持てないからなのか。

いずれにせよ、くれぐれも変な団体に騙されないようにすることも肝要です。
私がお勧めするのは、団体に所属せずに、独自で聖書などを購入し、ときおり読み、考察するという方法です。

ちなみに
霊視者のジョー・マクモニーグルによれば

「未来の宗教は団体ではなくなり、様々な宗教が1つになり、人々は公会堂のような所で、それぞれ教典を持ち寄り、宗教指導者がいない状況で任意に話し合うようになる」
ということです。

私にはその「教典」というものがどのようなものか分かるような気がします。
それはあらゆる宗教を統一したもので(なぜなら神は1つであり、世界中の全ての宗教は1つを指しているからである)、いわば聖書と仏典と神話を融合したものになることでしょう。


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