2月になりましたね。
暖かかったり、寒かったりと目まぐるしく体調を崩しやすいかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで1月は、ナレーション仕事も多く、様々な原稿に向き合わせていただきました。
原稿の内容を記憶していたら私はすごい博識になっているのではないかと思うほど、知識を伝える講座やマニュアル的なものが多かったです。
原稿に向き合っていると、改めて日本語の表記と音声の違いはどうにかならないのかなと思う時もあります。
たとえば、「コンピューター」 原稿表記では、「コンピュータ」となっていることが多いですが、音では、「コンピューター」とちょっと伸ばして・・・となったりしますね。
でもこのぐらいは、大したことではないです。(笑)
問題は、伸ばす音をひらがなで思い浮かべてしまい、ひらがな通りに発音してほしいというご要望。
「信用」もひらがなだと「しんよう」ですけれど、音声にすると「シンヨー」であって、「シンヨウ」ではない。
でも「シンヨウ」と読んでほしいというご要望だったりします。
この類はたくさんあります。平仮名では、表記するときに伸ばす音は「う」とか「え」とか「い」とか書きますよね。だから、「シンヨウ」と発音するでしょと思っていたりします。
カタカナだと、そのまま伸ばす棒「-」を書くからいいんですけれど。
これは、日本語の音声、表記の弱点?だと思うのです。日本語学習をする外国人にも難しいことですけれど、母国語としている人にもきちんと教えられていないことなのかなと。もちろん小学校の一番初めに習うんでしょうけれど、忘れちゃいますよね。
まあ、どちらでも大して問題にならないということなのかもしれませんけれど。
日本語の音声が、音声としての日本語がきちんと教えられ、身につけられていくといいなあと思います。