やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

Words&Communication Lab. WIP代表で日本語伝道師(ナレーター・日本語教師)の吉川雅子が日本語について感じることを発信していきます。言葉で伝えるもの、伝わるもの・・・常に敏感でありたいと思います。

4月もあっという間に後半ですね。

 

なかなか落ち着かない日々ですが、お元気でお過ごしでしょうか。

 

先月から、集中して、いろいろと言語力向上のための調査、研究下地の書籍を読んだりしています。

 

そこで、共通して多くの方が主張しているのは・・・

 

言語の力が全ての基本、土台にになるということ。

 

特に語彙力をしっかりと身につけさせないと言語の理解力が向上しないし、いわゆる「国語」以外のあらゆる学習において理解が上手く進まないということ。

 

これは、文部科学省も認識していて、学習指導要領などでもその旨反映させようとしてはいますよね。

 

そこまで論理的には考えていなかったですけれど、私の修士論文のテーマはまさに「語彙の習得」であって、とある講師採用面接の時に、やたらと「語彙の習得が大切だ」と吠えていたように思います・・・(*^^*)

 

それから、20年以上、もちろんいろいろあるわけですが、やはり言語力の根底にあるのは、語彙力ですよね。

でも、語彙力って、ただ単語帳覚えてもダメなんです。

 

その言葉が使われる場面や使い方なども含めて学習し、それを使って定着させていかないと・・・

 

いろいろと読めば読むほど、調べれば調べるほど、本当に多くの人が、国語力の低下に危機感を感じているし、でもそれは、今の中学生や高校生だけの問題じゃないし、今までもそうだっただろうし・・・ということで、本当に国全体で意識を持たないといけなんではなかろうか・・・と思うのです。

 

特に高校生になるぐらいまでの時に、言語の基礎ができるわけで・・・

 

文章を読むのが好きであれば、その後自分で調べたり、読んだりして知識を身に着けていくことができるけれど、文章を読むのが嫌いになるとどうしようもない。

読んでも分からなければ、読む気持ちもなくなるし・・・

 

まずは、楽しく読む・・・という体験をしてもらいたいですね。

 

すっかり春!

 

今年も楽しいお花見を・・・という感じでもないですが、季節は巡ってきますね。

また新しい年が始まりました。

 

昨年度はいろいろと模索しながら変化の年であったわけですけれど、今年度は、目標を見据えて動いていければと思います。

 

そのひとつが・・・

 

日本語と国語について・・・

 

外国人の方に日本語を教える日本語教育

 

そして、日本人・・・というか日本語を母語として習得する人に向けての国語教育

 

この手法や区別はあって当然といえば当然なのですが、現在の国語教育に日本語教育の要素をもっと入れて行かないといけないのではないかと感じることがあります。

 

それは、基本的な日本語の言語を使うにあたっての語彙や文法の知識をしっかり教えないといけない状況になっていると感じるから。

 

日々の生活で使う語彙がものすごく限られていて、また文章に出てくるような表現もその意味の違いが分からないままになっていることで、言語運用力が身についていっていない現状があるからなんです。

 

日本語教育は、文化庁、国語教育はもちろん文部科学省ということで、対外的に対象別に区分けしてあることは当然かとは思うのですが、国語教育にもっともっと日本語教育の要素を取り入れて行かないといけないなあと。

 

多くの国語の先生が、外国の人に日本語を教えられるわけではないんですよね。それには、使っている文法用語なども違うので、その辺も共通にできたらと思うのですが。

 

それは本当に大きなことなので、そう簡単にできることではありませんが、せめてもう少し歩み寄れるようになると、日本語教育と国語教育の共通理解が進むだろうなあと思います。

 

 

 

 

すっかりご無沙汰してしまいました。

 

早く、あちこちに行っていろんな人と話したいと思いつつも、なかなか動けない日々が続きますね。

 

オンラインでのレッスンや打ち合わせも日常になっています。

 

昨年から、日本語指導をオンラインでやっていて、オンラインレッスンにもすっかり慣れています。

いろいろと使いやすい仕組みを試したりしていますが、周りの人の対応力のすごさですね。

 

私の生徒さんたちは、分からないよ~とかなくて、皆さんオンラインレッスンをしっかり使いこなせていらっしゃる。ウインク

 

これはなかなかすごいことですよね。

 

新しい生活様式を取り入れなくてもいいと言えばそれまでですが、やってみると、それまでよりもいろいろな可能性が広がってくるのも実感します。

 

直接会えない距離の人とはなかなか疎遠になってしまっていたのが、オンラインの活用によって、どこにいるかがまったく問題にならない!

 

そして、つくづく思うのは、「言葉」をしっかり使えることはとても大切だなあということ。

 

便利な翻訳機とか、翻訳機能とかいろいろありますが、そのようなもので翻訳したものは、すぐに分かります。

 

日本語にしても英語にしても、中国語にしても、そうですよね。

やはりその言語の背景にある文化を理解しないといい関係が築けない。

 

私の周辺では、英語と中国語を学習する人が多いかな。皆さんの周りはどうでしょうか。

 

もちろん、母語が日本語であるならば、日本語力も高めて行かないといけないですよね。

 

考えたり、表現したり、発想したりの基本は、母語の言語がしっかりあるからこそ・・・です。

 

「言語」は、どれだけAIが発達しても大切ですね。