やぱたんのブログ

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専門学校で20年超講師をしている行政書士・宅地建物取引士です。
また公務員対策として経済・財政、民法、憲法、行政法分野も担当しております。
宅建試験情報、行政書士試験情報、公務員試験情報をはじめ、経済・財政分野の記事も書いてまいります。

 

市役所志望の学生が採用担当者に好印象を与えるためには、具体的かつ現実的な仕事の目標や取り組みたい課題を挙げることが重要です。以下にいくつかのポイントを挙げます:

 

  序.事前調査

以下の資料をしっかり読み込んでおくこと

✅広報○○・・・特に4月号の予算とその狙い、特徴

✅市(町村)議会だより・・・年4回発行 議員さんの質問と行政側のやり取りを見ておく

✅総合計画・・・掲載されている順番に重要度が高い

✅市(町村)長の施政方針・・・話す順番が重要度とリンクしている。

 

  1.地域の活性化:

例:「地域の観光資源を活かした観光振興プロジェクトを立ち上げたい。地元の特産品をPRし、地域の経済活性化を図るための施策を提案したい。」

理由:地域の経済活性化は市役所にとって重要な課題であり、具体的な施策の提案は前向きな姿勢を示します。

 

  2.子育て支援と教育の充実:

例:「子育て支援センターの運営に携わり、子育て世代の支援を強化したい。また就学後児童の学童保育や子育て家庭への経済支援にも取り組みたい。」

理由:少子化対策や子育て支援は重要なテーマであり、具体的な対策を示すことで積極的な貢献意欲をアピールできます。

 

  3.環境保護と持続可能な社会の実現:

例:「地域の環境保護活動やリサイクル推進プロジェクトを通じて、持続可能な社会の実現に貢献したい。」

理由:環境問題は社会全体での課題であり、市民の意識向上や具体的な施策に関与する意欲を示すことが評価されます。

 

  4.地域の福祉向上:

例:「高齢者の孤立防止や健康維持のための福祉サービスの充実に取り組みたい。」

理由:高齢化社会において福祉サービスの充実は重要であり、具体的な支援策を考える姿勢が好印象を与えます。

 

  5.デジタル化と行政サービスの効率化:

例:「行政サービスのデジタル化を推進し、市民の利便性向上や業務効率化を図りたい。」

理由:デジタル化は現代社会の重要なテーマであり、効率的な行政運営に貢献する意欲を示すことができます。

 

 

  結.まとめ

これらの例を参考に、自身の経験や知識、興味に基づいて具体的な取り組みを考え、その背景や具体的なアイデアを説明することで、採用担当者に対して前向きな印象を与えることができるでしょう。

 

 失敗談を語るときの悪い例と良い例

 

 

 

  【悪い例】

 サークルでは様々な問題が発生しましたが、メンバーとよく話し合うことでなんとか解決できました。その後も問題が発生するごとにメンバー間でよく話し合うことを提案し、見解の異なる双方の意見を丁寧に聞いてから、それぞれのいいところを集め、折衷案という形で提案をしました。

 この結果、サークルを辞めるメンバーが減り、調整力を身に付けることが出来ました。

 

 

  【コメント】

 この例は具体性に欠けています。問題の内容やどのように解決したかが曖昧で、聞き手に対して充分な情報を提供していません。そのため、実際の困難やあなたの役割が伝わりにくいです。

 また、自ら○○力があると言い切る主張は面接官からは懐疑的な見方がされ、かつ自意識過剰ではないかと疑われます。

 

 

  【良い例】

 サークルでは練習メニューをめぐって対立がありました。試合形式を多く取り入れたい経験者と、もっと基本的な動きの訓練をしたい初心者との間の対立でした。

 メンバー間で議論を重ね、練習時間の前半は基本訓練、後半は試合形式をしつつ、経験者から初心者に動きの解説をフィードバックするメニューを取り入れることにして対立は解消できました。

 

 

  【コメント】

 この例は具体的な状況を詳しく説明できています。問題の背景や関係者の意見の違い、具体的な解決策、そしてその結果までが明確に示されています。

 これにより、あなたがどのように問題解決に関わったのか、どのような工夫をしたのかが明確になり、聞き手に強い印象を与えることができます。公務員の世界ではもっと困難な対立の場面に遭遇する可能性がありますが、どのように取組もうとしているのかが明らかになります。

 

 公務員試験対策:年内にやっておくべきこと

 

  1. 筆記試験対策

① 主要科目:数的処理、民法、経済原論

 

早めのインプットを完了。理解に時間がかかるため、暗記にこだわらず、まずは全体を駆け抜けること。すぐに過去問に取り掛かり、「解く」というよりは「解答・解説をしっかり読む」「習うより慣れよ」

過去問は10周するつもりで取り組む。

 

 

② 憲法、行政法:秋口から本格的に開始

 

③ 人文、自然科学:冬(年末)から本格的に開始

 

④ 学系科目

⇒ 必須:財政学、政治学

⇒ 選択:社会学、行政学、経営学の中から好きなものをチョイス

 

 

   2. 面接対策

① 総合計画、重点政策、県議会だより、市議会だより、広報〇〇を読む

⇒ 自治体や機関の最新情報や施策に関する知識を深める。

 

② ガクチカをまとめる

⇒ 学業、ゼミ(研究室)、アルバイト、ボランティア、サークル、部活動など、幅広い経験を整理する。

⇒ 可能な限り失敗談を含め、次いで人からの評価についてもまとめる。

 

 

  結びに

これらの計画をしっかりと実行することで、筆記試験と面接試験の両方において万全の準備が整うでしょう。頑張ってください!

 

  序.公務員試験のガクチカでは失敗談や苦労話が聞かれる

公務員試験の面接でガクチカを聞かれた際に、失敗談や苦労話を選ぶ理由として、以下の点が挙げられます

 

 

 

  1.挫折経験や失敗の原因を客観視できている

 

✅自分の失敗を客観的に分析できる力は、問題解決能力や自己改善の姿勢を示すものです。これは、公務員としての職務においても重要です。

 

 

 

 

  2.くじけずに前へ進む意欲がある

 

✅困難な状況でも諦めずに努力を続ける姿勢は、公務員として働くうえで不可欠な粘り強さと責任感を示します。これにより、面接官に対して信頼感を与えることができます。

 

 

 

 

  3.一時の心情に流されず気持ちをセルフコントロールできる

 

✅感情をコントロールし、冷静に物事に対処する能力は、公務員としての冷静な判断力や対応力、ストレス耐性を示します。この能力は、緊急時やストレスの多い状況下で特に重要です。

 

 

 

  4.上司や同僚とよくコミュニケーションを取る可能性が高い

 

✅失敗や困難を乗り越える過程でのコミュニケーションの重要性を理解していることを示します。協力的な姿勢は、職場のチームワーク向上にも繋がります。抱え込まない姿勢は公務員に必要です。

 

 

 

  5.さまざまなことにアンテナを張り、アイデアを捻出しようと努力できる

 

✅失敗から学び、新しいアプローチを模索する姿勢は、公務員としての創造性や柔軟性を示します。これは、公共サービスの質を向上させるために必要な素質です。

 

 

 

  結論

以上を参考に、自分の経験を具体的に述べることで、面接官に対して自分の適性をアピールすることができます。

 

  国立大学法人職員面接対策想定質問集と回答例・質問の狙い

 

 

  1.自己PR

質問の狙い:志望者の強みや個性、これまでの経験や成果を把握し、組織にどのように貢献できるかを確認する。
回答例:「私は、メンバーから、コミュニケーションをしっかり取ってくれたので、チームがまとまったよと評価されたことがあります。大学ではサークルのリーダーとしてメンバーへの配慮をしつつ、イベントの企画運営をメンバーのおかげで満足いくものにできました。この経験を活かし、貴大学の職員として学生や教職員とのスムーズな連携を図りたいと考えています。」

 

 

  2.大学法人職員の志望理由

質問の狙い:大学法人職員としての職務理解や志望動機の真剣さを確認する。
回答例:「教育現場における学生支援や教職員のサポートを通じて、社会貢献ができる点に魅力を感じています。大学法人職員として、教育の質向上や大学の発展に寄与したいと考えています。」

 

 

  3.この大学職員を志望した理由

質問の狙い:特定の大学を選んだ理由や、その大学の理解度を確認する。
回答例:「貴大学は研究と教育の両面で高い評価を受けており、特に国際交流プログラムが充実している点に魅力を感じました。この環境で働くことで、自分自身も成長し、貴大学の更なる発展に貢献したいと考えています。」

 

 

  4.卒論のテーマ、内容の説明

質問の狙い:学問への取り組みや、論理的思考能力、専門知識を確認する。
回答例:「卒論のテーマは『地域社会における教育格差の解消』です。具体的には、地方自治体が行う教育支援策の効果を分析し、改善点を提案しました。この研究を通じて、データ分析能力と問題解決能力を身につけました。」

 

 

  5.勉強面で培ったこと、大学法人職員として活かせること

質問の狙い:学問を通じて得たスキルや知識を、職務にどう活かすかを確認する。
回答例:「勉強を通じて論理的思考力と分析力を培いました。これらの能力は、大学職員として問題解決やデータを基にした意思決定に役立つと考えています。」

 

 

  6.アルバイトで培ったこと、職員として活かせること

質問の狙い:アルバイト経験から得たスキルや知識を、職務にどう活かすかを確認する。
回答例:「アルバイトでの接客経験を通じて、コミュニケーション能力と顧客対応スキルを身につけました。お客様のニーズに応えることを喜びにしていました。これらは、学生や教職員との円滑な関係構築に活かせると考えています。」

 

 

  7.ゼミでの活動内容、役割、得たこと職員として活かせること

質問の狙い:ゼミでの取り組みや役割から、チームワークやリーダーシップ能力を確認する。
回答例:「ゼミではグループリーダーとして、メンバーをまとめてプロジェクトを進めました。この経験を通じて、リーダーシップと協調性を身につけました。大学職員としても、これらの能力を発揮していきたいと考えています。」

 

 

  8.その大学の強み

質問の狙い:志望大学の強みを把握し、どのようにその強みを活かしていくかを確認する。
回答例:「貴大学の強みは、国際交流プログラムの充実と研究の質の高さです。これにより、学生は多様な経験を積み、グローバルな視野を持つことができます。私はこれらの強みをさらに発展させるためのサポートをしたいと考えています。」

 

 

  9.その大学の弱み問題点

質問の狙い:志望大学の課題を理解し、それに対してどのように対処するかを確認する。
回答例:「貴大学の課題は、地域との連携が不足している点だと感じます。地域社会との協力を強化することで、学生の実践的な学びの場を広げることができると思います。私はこの点に貢献したいと考えています。」

 

 

  10.あなたの強み

質問の狙い:志望者の強みや特長を把握し、それが職務にどう活かせるかを確認する。
回答例:「私の強みは、問題解決能力とコミュニケーションスキルです。これまでの経験を通じて、課題に対して冷静に分析し、効果的な解決策を見つけることができました。」

 

 

  11.あなたの短所、改善のために努力していること

質問の狙い:自己理解と改善意欲を確認する。
回答例:「私の短所は、完璧主義なところです。そのため、時には細部にこだわりすぎてしまうことがあります。しかし、最近は優先順位をつけることを意識し、効率的に業務を進めるよう努めています。」

 

 

  12.ストレス解消法

質問の狙い:ストレスへの対処法やメンタルヘルスの管理能力を確認する。
回答例:「ストレス解消法として、週末には趣味のランニングをしています。また、友人と過ごす時間を大切にし、リフレッシュするよう心がけています。」

 

 

  13.なぜこの大学で働きたいか

質問の狙い:特定の大学を選んだ理由や、その大学でのキャリアビジョンを確認する。
回答例:「貴大学の教育方針や国際交流の充実に共感しています。これらの環境で働くことで、自分自身も成長し、貴大学の発展に貢献したいと考えています。」

 

 

  14.併願、また、他大学の職員採用面接は受けるか

質問の狙い:志望度や他の選考状況を確認する。
回答例:「現在、他大学の職員採用面接も受けていますが、貴大学が第一志望です。特に、貴大学の教育方針に共感しており、この環境で働きたいと強く思っています。」

 

 

  15.学生支援ではない部署へ回ることもあるが良いか

質問の狙い:柔軟性や適応力を確認する。
回答例:「喜んで承ります。どの部署でも、大学の発展に貢献できるよう全力を尽くしたいと思います。新しい部署での経験を通じて、自分自身も成長できると考えています。」

 

 

  16.性格の合わない同僚がいたらどうするか

質問の狙い:人間関係の調整能力や協調性を確認する。
回答例:「性格の合わない同僚がいた場合でも、まずは相手の意見を尊重し、共通の目標に向かって協力することを心がけます。コミュニケーションを通じて、良好な関係を築けるよう努めます。」

 

 

  17.上司から納得のできない指示があったらどうするか

質問の狙い:上司との関係や指示への対応方法を確認する。
回答例:「まずは上司の意図や背景を理解するために質問し、真意や理由を伺いたいです。指示の通りに実行し、作業の進捗をこまめに報告しつつ、提案や話し合いをどんどんしたいです。」

 

 

  18.サークルでの役割

質問の狙い:サークル活動での役割や責任感、チームワーク能力を確認する。
回答例:「サークルでは会計係を担当していました。予算管理やイベント費用の調整など、サークル運営に欠かせない役割を果たしていました。この経験を通じて、計画力と責任感を培いました。」

 

 

  19.意見の対立があったときはどう解決したか

質問の狙い:意見の違いをどのように調整し、解決するかを確認する。
回答例:「意見の対立があった場合、まずはお互いの意見を十分に聞き、共通点を見つけるよう努めました。その上で、全員が納得できる解決策を見つけるために、建設的な議論を重ねました。」

 

 

  20.産学官連携についての認識とどう貢献できるか

質問の狙い:産学官連携に対する理解度や、それに対する貢献意欲を確認する。
回答例:「産学官連携は、大学、産業界、政府が協力して社会課題を解決する重要な取り組みだと考えています。私は、大学の研究成果を企業や政府と共有し、実践的なプロジェクトを推進することで貢献したいと考えています。」

 

 

  21.関心事とそれに対する意見

質問の狙い:志望者の興味関心や、それに対する考え方、分析力を確認する。
回答例:「最近の関心事は、持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みです。特に教育の質向上に注目しており、全ての人が質の高い教育を受けられるような仕組みづくりが必要だと考えています。」

 

 

  22.英語のスキル(突然英会話始まるときもある)

質問の狙い:英語の実務スキルや対応力を確認する。
回答例:「英語のスキルは日常会話レベルで、大学の留学生サポートや国際交流プログラムに携わった経験があります。突然の英会話にも対応できる自信があります。」

 

 

  23.PCスキル

質問の狙い:基本的なPCスキルや、それを業務でどう活用できるかを確認する。
回答例:「PCスキルとしては、Microsoft Office(Word, Excel, PowerPoint)の基本操作が得意です。また、データ分析にはExcelを、プレゼン資料作成にはPowerPointをよく活用しています。」

 

 

  24.大学に聞きたいこと

質問の狙い:志望者の興味や関心、大学に対する理解度を確認する。
回答例:「貴大学の今後の発展計画について詳しくお伺いしたいです。特に、国際交流プログラムや地域連携の強化に向けた具体的な施策について興味があります。」
 

 

格言を活かす!宅建合格の極意

 

 

    

怖いのは、やったつもりとできるはず

 

宅建試験に合格するための極意を考える際に、以下の格言が非常に役立つことがあります。それは、「怖いのはやったつもりとできるはず」というものです。この格言には、試験合格への重要な教訓が含まれています。
 

  「やったつもり」の落とし穴


「やったつもり」というのは、実際には十分な学習をしていないのに、自己満足に陥ることを指します。多くの受験生が、ノートを開いて少し読むだけで勉強した気になってしまいます。しかし、それでは実際の試験では太刀打ちできません。

対策:

1. 具体的な学習計画を立てる:日々の学習内容を具体的に計画し、進捗を可視化することで「やったつもり」を防ぎます。

2. 実践問題に取り組む:テキストを読むだけでなく、過去問や模擬試験を解くことで、知識が実際に身についているか確認します。

 

  「できるはず」の誤解

 

「できるはず」とは、根拠のない自信に依存することを意味します。勉強をしているうちに、簡単な問題に慣れてしまい、難しい問題や応用問題を避ける傾向があります。その結果、本番で思わぬ失敗をすることになります。

対策:
1. 定期的な自己評価:模擬試験を定期的に受け、客観的に自分の実力を把握します。自信を持つためには、実際の結果に基づいた評価が必要です。
2. 弱点の克服:苦手分野を避けずに、重点的に学習します。特に、何度も間違える問題には時間をかけて取り組み、確実に理解します。
 

 

  宅建合格のための具体的な学習法

 

1. 過去問を繰り返す:過去問を解くことで出題傾向を把握し、実際の試験に備えます。

2. 参考書の活用:信頼できる参考書を使い、体系的に知識を整理します。

3. アウトプット重視:自分の言葉で説明できるようになるまで、知識を深めます。友人や勉強仲間に教えることで、さらに理解が深まります。

4. スケジュール管理:試験までの時間を逆算し、計画的に学習を進めます。無理のないスケジュールを組むことで、継続的な学習が可能です。

 

 

  まとめ


「怖いのはやったつもりとできるはず」という格言を心に留め、自己満足や根拠のない自信に陥らないようにしましょう。具体的な計画と定期的な評価を通じて、確実な実力を身につけることが宅建合格への道です。自分を過信せず、着実に学び続けることが大切です。

 

なぜ10㎡?100㎡?1,000㎡?31m?

 

 

宅建試験で暗記量を多くする要因のひとつに、「数字」、特に面積や高さなどの「数字がある」ことが挙げられます。これは、古来の尺貫法によるものです。尺貫法とは、日本で古くから使われてきた長さや面積の単位体系で、現代の測量単位に多くの影響を及ぼしています。

 

現代の測量単位には、尺貫法の影響が色濃く残っています。特に、不動産や建築の分野では、これらの古い単位が今でも使われることが多く、宅建試験においてもこれらの知識は欠かせません。古来からの伝統を理解し、それが現代の法律や規制にどのように影響を与えているかを学ぶことは、宅建試験の合格に向けて重要なステップとなります。

 

 

尺貫法の単位

 

 

◆1寸(すん)

 

1寸は約3.03センチメートルで、最も小さな長さの単位の一つです。現代では、建築や家具製作などで細かい寸法を測る際に使われることがあります。

 

◆1尺(しゃく)

 

1尺は約30.3センチメートルです。これが基本的な長さの単位で、建物や土地の寸法を測る際に使われてきました。例えば、畳の長さは約1.8mであり、これは6尺に相当します。

 

 

◆6尺(ろくしゃく)

 

6尺は約1.818メートルです。これは現代の建築基準における一つの基準となっており、例えば、部屋の天井の高さや門の高さなどで使われることがあります。

 

 

◆31メートルの由来

 

31メートルという数値は、100尺に相当します。1尺が約30.3センチメートルであるため、100尺は約30.3メートルとなりますが、切り上げて31メートルとして扱われることがあります。これは、建築や土木工事において重要な基準となっているため、覚えておく必要があります。

 

◆1坪(つぼ)

 

1坪は約3.3平方メートルです。これは土地や建物の面積を測る際の基本単位として使われてきました。1坪あれば大人一人が大の字になって寝れます。現在でも、不動産の面積表示において「坪」は広く使われています。

建築基準法で10㎡以内の増改築で建築確認がいらないというのは、「6畳=3坪≒9.91㎡」つまり、畳4枚で夫婦、畳2枚で子ども2人という標準的な家族の憩いの場を増築するくらいいいじゃないかという発想で覚えるといいですね。

 

 

◆30坪(=一畝:いっせ)

 

30坪は約100平方メートルで、1畝(せ)に相当します。田畑の面積を測る際に使われる単位であり、日本の農業において重要な基準となっています。

 

 

◆300坪(=一反:いったん)

 

300坪は約1,000平方メートルで、1反(たん)に相当します。これも農業用地の面積を示す単位であり、広い田畑の面積を測る際に使われます。

 

市街化区域内の開発許可で1,000㎡となっているのは、この1反=田んぼ1枚はやや広い面積の開発になるので、その専門性の高さから許可を受けた者のみが可能とするというものと考えられます。

田んぼ一枚・面の大きさは一反であることが多く、もともと米を一石(読み方:いっこく)収穫できる面積を一反としていたからです。一石とは、尺貫法における体積の単位です。一石は千合に相当し、大人1人分の年間消費量に相当すると言われています。大人が1食に一合食べると考えると1日に三合消費し、それを365日続けるのでおおよそ千合となるのです。

戦国武将で○万石なんて言いますよね。つまり、それだけのコメの生産ができる=当時はそれが兵力に値するわけで大名として何万石与えられるというのはそれだけの国を任せられることになります。

作物の一反あたりの収穫量を反収(読み方: たんしゅう)と言います。似たような言葉で単収(読み方: たんしゅう)がありますが、これは一定面積当たりの収穫量を指すので、別の単位として覚えておきましょう。

 

◆3,000坪(=一町:いっちょう)

 

3,000坪は約10,000平方メートルで、1町(ちょう)に相当します。これは特に広大な土地の面積を示す際に使われ、昔の村や町の面積表示に使われていました。

 

 

 

  1.学習態度の違い

 

✅ 落ちる人: 「Web講義があるから、あとで見ればいいや」と居眠りや遅刻をする。

✅ 合格する人: 「Web講義があるから、あとで倍速で復習するために」と講義を真剣に聞く。

 

 

  2.学習方法の違い

 

✅ 落ちる人: テキストをまとめることに全力で取り組む。

✅ 合格する人: 過去問の解説に何度も全力で取り組む。

 

 

  3.模試へのアプロチの違い

 

✅ 落ちる人: 実力がついてから模試を受けようとする。

✅ 合格する人: 実力はついていないけど模試を受けて復習をする。

 

 

  4.勉強習慣の違い

 

✅ 落ちる人: 週末にまとめて勉強する。

✅ 合格する人: 毎日少しずつ勉強する。

 

 

  5.問題対策の違い

 

✅ 落ちる人: 模試や過去問でテキストに記載がない個所があるとテキストのせいにする。

✅ 合格する人: 模試や過去問でテキストに記載がない個所があるときにテキストにポストイットで追加する。

 

 

  6.まとめ

 

このように、宅建試験に合格する人と落ちる人の間には、学習態度や方法、習慣などにおいて明確な違いがあります。

 

過去問は解くものじゃない 過去問は読み物!!

 

 

 

✅宅建試験に合格するための極意は、過去問を単に解くだけではなく、その解法を覚えるために読み込むことです。

 

✅解答プロセスを理解し、頻出テーマや出題傾向を把握することで、本番の問題にも柔軟に対応できます。

 

✅過去問を読み込むことで知識の定着が促進され、似たような問題にも即座に対応できる力が養われます。

 

✅解答を覚えるのではなく、その背後にある論理や法的根拠をしっかりと理解することが重要です。これにより、初見の問題にも自信を持って対処できるようになります。

 

✅過去問の中には、合否に影響しないものもあります。細かすぎる条文知識やあまり出ない論点のものです。それらの復習に時間を取られ過ぎないようにしましょう。