【国立大学法人】職員採用面接の狙いと回答例 | やぱたんのブログ

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専門学校で20年超講師をしている行政書士・宅地建物取引士です。
また公務員対策として経済・財政、民法、憲法、行政法分野も担当しております。
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  国立大学法人職員面接対策想定質問集と回答例・質問の狙い

 

 

  1.自己PR

質問の狙い:志望者の強みや個性、これまでの経験や成果を把握し、組織にどのように貢献できるかを確認する。
回答例:「私は、メンバーから、コミュニケーションをしっかり取ってくれたので、チームがまとまったよと評価されたことがあります。大学ではサークルのリーダーとしてメンバーへの配慮をしつつ、イベントの企画運営をメンバーのおかげで満足いくものにできました。この経験を活かし、貴大学の職員として学生や教職員とのスムーズな連携を図りたいと考えています。」

 

 

  2.大学法人職員の志望理由

質問の狙い:大学法人職員としての職務理解や志望動機の真剣さを確認する。
回答例:「教育現場における学生支援や教職員のサポートを通じて、社会貢献ができる点に魅力を感じています。大学法人職員として、教育の質向上や大学の発展に寄与したいと考えています。」

 

 

  3.この大学職員を志望した理由

質問の狙い:特定の大学を選んだ理由や、その大学の理解度を確認する。
回答例:「貴大学は研究と教育の両面で高い評価を受けており、特に国際交流プログラムが充実している点に魅力を感じました。この環境で働くことで、自分自身も成長し、貴大学の更なる発展に貢献したいと考えています。」

 

 

  4.卒論のテーマ、内容の説明

質問の狙い:学問への取り組みや、論理的思考能力、専門知識を確認する。
回答例:「卒論のテーマは『地域社会における教育格差の解消』です。具体的には、地方自治体が行う教育支援策の効果を分析し、改善点を提案しました。この研究を通じて、データ分析能力と問題解決能力を身につけました。」

 

 

  5.勉強面で培ったこと、大学法人職員として活かせること

質問の狙い:学問を通じて得たスキルや知識を、職務にどう活かすかを確認する。
回答例:「勉強を通じて論理的思考力と分析力を培いました。これらの能力は、大学職員として問題解決やデータを基にした意思決定に役立つと考えています。」

 

 

  6.アルバイトで培ったこと、職員として活かせること

質問の狙い:アルバイト経験から得たスキルや知識を、職務にどう活かすかを確認する。
回答例:「アルバイトでの接客経験を通じて、コミュニケーション能力と顧客対応スキルを身につけました。お客様のニーズに応えることを喜びにしていました。これらは、学生や教職員との円滑な関係構築に活かせると考えています。」

 

 

  7.ゼミでの活動内容、役割、得たこと職員として活かせること

質問の狙い:ゼミでの取り組みや役割から、チームワークやリーダーシップ能力を確認する。
回答例:「ゼミではグループリーダーとして、メンバーをまとめてプロジェクトを進めました。この経験を通じて、リーダーシップと協調性を身につけました。大学職員としても、これらの能力を発揮していきたいと考えています。」

 

 

  8.その大学の強み

質問の狙い:志望大学の強みを把握し、どのようにその強みを活かしていくかを確認する。
回答例:「貴大学の強みは、国際交流プログラムの充実と研究の質の高さです。これにより、学生は多様な経験を積み、グローバルな視野を持つことができます。私はこれらの強みをさらに発展させるためのサポートをしたいと考えています。」

 

 

  9.その大学の弱み問題点

質問の狙い:志望大学の課題を理解し、それに対してどのように対処するかを確認する。
回答例:「貴大学の課題は、地域との連携が不足している点だと感じます。地域社会との協力を強化することで、学生の実践的な学びの場を広げることができると思います。私はこの点に貢献したいと考えています。」

 

 

  10.あなたの強み

質問の狙い:志望者の強みや特長を把握し、それが職務にどう活かせるかを確認する。
回答例:「私の強みは、問題解決能力とコミュニケーションスキルです。これまでの経験を通じて、課題に対して冷静に分析し、効果的な解決策を見つけることができました。」

 

 

  11.あなたの短所、改善のために努力していること

質問の狙い:自己理解と改善意欲を確認する。
回答例:「私の短所は、完璧主義なところです。そのため、時には細部にこだわりすぎてしまうことがあります。しかし、最近は優先順位をつけることを意識し、効率的に業務を進めるよう努めています。」

 

 

  12.ストレス解消法

質問の狙い:ストレスへの対処法やメンタルヘルスの管理能力を確認する。
回答例:「ストレス解消法として、週末には趣味のランニングをしています。また、友人と過ごす時間を大切にし、リフレッシュするよう心がけています。」

 

 

  13.なぜこの大学で働きたいか

質問の狙い:特定の大学を選んだ理由や、その大学でのキャリアビジョンを確認する。
回答例:「貴大学の教育方針や国際交流の充実に共感しています。これらの環境で働くことで、自分自身も成長し、貴大学の発展に貢献したいと考えています。」

 

 

  14.併願、また、他大学の職員採用面接は受けるか

質問の狙い:志望度や他の選考状況を確認する。
回答例:「現在、他大学の職員採用面接も受けていますが、貴大学が第一志望です。特に、貴大学の教育方針に共感しており、この環境で働きたいと強く思っています。」

 

 

  15.学生支援ではない部署へ回ることもあるが良いか

質問の狙い:柔軟性や適応力を確認する。
回答例:「喜んで承ります。どの部署でも、大学の発展に貢献できるよう全力を尽くしたいと思います。新しい部署での経験を通じて、自分自身も成長できると考えています。」

 

 

  16.性格の合わない同僚がいたらどうするか

質問の狙い:人間関係の調整能力や協調性を確認する。
回答例:「性格の合わない同僚がいた場合でも、まずは相手の意見を尊重し、共通の目標に向かって協力することを心がけます。コミュニケーションを通じて、良好な関係を築けるよう努めます。」

 

 

  17.上司から納得のできない指示があったらどうするか

質問の狙い:上司との関係や指示への対応方法を確認する。
回答例:「まずは上司の意図や背景を理解するために質問し、真意や理由を伺いたいです。指示の通りに実行し、作業の進捗をこまめに報告しつつ、提案や話し合いをどんどんしたいです。」

 

 

  18.サークルでの役割

質問の狙い:サークル活動での役割や責任感、チームワーク能力を確認する。
回答例:「サークルでは会計係を担当していました。予算管理やイベント費用の調整など、サークル運営に欠かせない役割を果たしていました。この経験を通じて、計画力と責任感を培いました。」

 

 

  19.意見の対立があったときはどう解決したか

質問の狙い:意見の違いをどのように調整し、解決するかを確認する。
回答例:「意見の対立があった場合、まずはお互いの意見を十分に聞き、共通点を見つけるよう努めました。その上で、全員が納得できる解決策を見つけるために、建設的な議論を重ねました。」

 

 

  20.産学官連携についての認識とどう貢献できるか

質問の狙い:産学官連携に対する理解度や、それに対する貢献意欲を確認する。
回答例:「産学官連携は、大学、産業界、政府が協力して社会課題を解決する重要な取り組みだと考えています。私は、大学の研究成果を企業や政府と共有し、実践的なプロジェクトを推進することで貢献したいと考えています。」

 

 

  21.関心事とそれに対する意見

質問の狙い:志望者の興味関心や、それに対する考え方、分析力を確認する。
回答例:「最近の関心事は、持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みです。特に教育の質向上に注目しており、全ての人が質の高い教育を受けられるような仕組みづくりが必要だと考えています。」

 

 

  22.英語のスキル(突然英会話始まるときもある)

質問の狙い:英語の実務スキルや対応力を確認する。
回答例:「英語のスキルは日常会話レベルで、大学の留学生サポートや国際交流プログラムに携わった経験があります。突然の英会話にも対応できる自信があります。」

 

 

  23.PCスキル

質問の狙い:基本的なPCスキルや、それを業務でどう活用できるかを確認する。
回答例:「PCスキルとしては、Microsoft Office(Word, Excel, PowerPoint)の基本操作が得意です。また、データ分析にはExcelを、プレゼン資料作成にはPowerPointをよく活用しています。」

 

 

  24.大学に聞きたいこと

質問の狙い:志望者の興味や関心、大学に対する理解度を確認する。
回答例:「貴大学の今後の発展計画について詳しくお伺いしたいです。特に、国際交流プログラムや地域連携の強化に向けた具体的な施策について興味があります。」