今年の抱負は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

あなたもスタンプをGETしよう

 

 

R3年は損失を抑えることを目標としたが、貰える筈の補助金の見逃し、オークション・フリマ等で粗悪品の購入、買い物でクーポンの適用忘れ等の損失を防げなかった。
R4年はゆとりをもって物事にあたり、チャンスを見逃さないようにしたい。

 

金銭的、時間的、体力的にゆとりがないと日常生活がキツクなり、心のゆとりも失われる。

ギリギリで物事を回していると、焦りが生じて平常ならうまくいく筈のものもミスをすることがあり、「急いては事を仕損じる」の諺通りとなる。

 

夢中で資料を作っている際に見落としていたことも、時間を置いて見直して重大ミス・凡ミスに気付くことがある。

ゆとりがなくなると、会話の相手が聞き取れなくて何度も聞き返してくるのに応じるのも、正確に伝えることを端折ることもある。

心にゆとりがなくなると、下らないことが原因で詰まらぬ揉め事や失敗を引き起こすこともある。

 

そんな中で、高須番長さんに書をしたためて頂いた戒めは「短気は損気」だ。

 

 

 

 

表題でゆとりを「作る」と書いたのは、意識的にゆとりを確保しないと、現状の作業の見直しをする余裕もないまま、どんどん他の作業が舞い込んでしまうからだ。

知人の事例を挙げると、大事な連絡をしても、「疲れてたから/忙しいから見てない」と言われることが度々あるのだが、催促しても怒らせるだけなので、結局困って救援を求められてから対応をサポートすることが度々あるが、こちらの連絡に目を通してもらっていれば素直に通っていたことばかりだ。

ゆとりは意図的に作らないとなかなか思い通りに確保できないことがあるが、具体的な目途もないのに○○万円以上稼ぐとか、○○日の余裕を確保する、などと実現の厳しい目標を立て我武者羅になっても、焦るとろくなことはない。

焦ると、早合点、早とちりしたまま作業を進めてしまい、後で勘違いに気付いて無駄な労力を使ったことに徒労感を覚えることもある。

若い時は無理に思える目標に挑むのも結構だが、年齢を重ねてからは自分や所有している機械等の処理能力の限界もある程度見当がつく。


ゆとりの漢字表記を検索で調べると
裕、餘、余
等いろいろあるらしい。

 

以前、ゆとり教育というのが学校に導入されて失敗と評価されたようだが、本来はより良い方向を目指していたのがやり方が悪く(算数の円周率πを整数の3にしたのはやりすぎと思う)、その教育を受けた子供たちが将来どのような現実に直面するかの見通しが甘いまま、上からの号令で教員たちに経験のないことを準備もなく指導させたのではないか、とも思われる。

 

せっかくの試みを失敗と決めつけて全否定し、一気に詰め込み教育に戻すのではなく、徐々に見直せばよかったのであり、「羹に懲りて膾を吹く」ような極端な方針転換は感心しない。

 

ちなみに、最近話題の持続可能ななんとかのブームとは無関係に本記事を書いている。

TV、ラジオ、新聞、雑誌等ではやたらとSDGsとか宣伝しているが、そんな訳の分からない略語なんぞどうでもよい。
SDGsと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、交通違反の不祥事で話題になった某都議会議員が作った会派の名前だ。

 

ゆとりを創出するために、心がけて無理なくできることといえば以下のことだろうか。

 

・早めに取り掛かる
青色申告等も早めに取り掛かれば、問題点、疑問点が早期に出てきて、じっくり調べたり問い合わせたりの余裕ができる。

締め切りギリギリで問題点がいくつも浮上したらパニックになりかねない。

農閑期の余裕のある時期に可能な作業を進めたり、手順書等の資料作成をしておく。

ただし、元になる写真や数量等の情報は多忙な時でも、データとして残しておかないと、資料を作る取っ掛かりが掴めなくなる。

 

・過去の記録を見て備える
前年の記録を見れば、余裕ができた時に無駄に過ごさず、次の作業準備ができる。

作業記録を見て今後必要なことの準備をし、過去に起きたトラブルに備えて予防する。

 

・多忙な時は作業の応援を頼める人に協力を依頼する
ただし、他人に頼めば謝礼が必要となり、身内に頼めば作業の押し付け合いで揉めることもある。

 

・機械を使った効率化を割り切る

手作業の方が丁寧な仕事ができるからと機械を使わない人もいるが、大規模な仕事量を抱えていたら、そんなことを言っていられない。

時には、道具の存在を知っていて試さなかったのを初めてその機械を使って、今までなぜこんな便利な物を使わなかったのか、とショックを受けることもある。

 

・特殊な機械を持っている人に作業を依頼する
もちろん謝礼は必要だが、自家で同じような機械に投資するよりも、出費や保管の手間を省ける。


・的を絞る
書類チェックで全文見直しなど気が遠くなり、集中力散漫となる。
数字のチェックは、合計値のみチェックする等、ある程度の割り切りも必要だ。

経験上間違いやすいポイントのメモを作っておき、的を絞って見直しをする。

例えば、古いEXCEL資料の流用では、年月日、計算式の範囲などが見落としやすい。

補助金の情報等にもアンテナを張っておかないと、もらい損ねて後悔することもあるが、あらゆる情報に目を通すのはゆとりを失わせるので、どんな項目があるか等をチラ見して頭の隅に入れておき、イザという時にすぐに参照できるようにブックマークしておく。

 

(2022.1.9追記 Excelにはフィルターとかピボットとか便利な機能があるのだが、ちょっとした小技を知っているかどうかで、作業効率が格段に変わる。人にこうした小技を説明しようとすると「難しい話は聞きたくない」と拒否されてしまうのが残念だ。)

 

こういうことを書くと、手抜きをして確認漏れがあったらどうするのか、と大問題であるように言い立てる人がいるが、そんなことを言っていたら効率化は素っ飛んでしまう。

漏れが起きた場合は仕方ないと割り切るか、注意リストに加えて個別に対策を取るようにしていかないと、虱潰しに時間を浪費する状況が改善されない。

もちろん余裕があるなら全文チェックをすればよいし、他人にチェックを頼めるなら依頼すれば理想的だが、取捨選択が必要だ。

 

 

技術的、能力的に十分成長し経験豊富になればトラブルが起きても余裕をもって対処できるようになると思っていたが、どの時点をもって十分といえるのか際限がない。
 

突発的にゆとりがなくなるのは、集中して作業している時に別の用を言いつけられたり、電話応対をさせられるときで、トラブル対処に追われている最中に横やりが入ると落ち着いて対処が難しくなる。
会社勤めしていたときは、通常の勤務時間帯はクレーム対応を押し付けられ妨害が入るのが日常茶飯事だったため、出勤時間よりも1.5H早く出勤して重要な仕事をある程度進めていた。
もちろん、勝手に早出しても勤務時間外なので、給与には反映されなかった。
だが、早く仕事を片付けて定時であがろうとすると、上司から「一人だけ早く帰るつもりか」と説教をされて、タイムカードを押してから居残りをさせられた。
そんな過去を振り返って記事に書いたが、そんな生活は心のゆとりを失わせる。

 

 

 

 

 


 

 

失敗の中には、特定の条件でのみ発生したり、複数の要因が重なることで発生するものがあり、現象が起きないと問題点に気付かないものもある。

そういう失敗は、たまたま未発生なだけで、いつかは起きるべくして発生するものもある。

それを紋切型に精神論、努力不足の問題として糾弾する人は現場の苦労を知らない人だと思う。

もちろん、「こんな基本的なことも押さえていないのか」というレベルは論外だが、事情を知らない素人から偉そうに言われると耐え難い。

被害を最小限に抑えるため余裕をもって対処するには失敗に対するトラブルシューティングの経験を積む必要がある。

そういう意味では、順風満帆で大きなトラブルに遭遇することなくエリート街道を進んできた人や、同じような失敗を繰り返して工夫の見られない人に私は関心がない。

 

そんな根性論の好きでない人は、こちらの動画で笑い飛ばして欲しい。

 

<ど根性ガエル>

 


ちなみにオリジナル歌手ご本人が歌っている映像は、背筋がピンとして気品も感じられる。

 

 

<オリジナル歌手の映像>

 

 
私はゆとりを作るという表現をしたが、他人の記事を見ると毎日瞑想の時間を設けることにしている人もいるようだ。

健常な精神の持ち主なら瞑想して頭が冴えてよい結果をもたらすことでも、心の病を抱えた人が心の奥底を探求しても、悪い方向の深みに嵌りこんでしまわないとも限らない。

他人から押し付けられたやり方を納得もせず実行しても良い結果はもたらさない。

人それぞれ自分に適したやり方を見つけ出して納得の上実行すればよいだろう。

 
 
過去の元旦投稿記事は以下の通り。

 

2019元旦投稿:

 

2020元旦投稿:

 

2021元旦投稿:

 

 

説教がましい話の嫌いな人は、以下の動画で白けた気分を流していただきたい。
 

 

<しらけ鳥>

 
この曲に味わい深さを感じる人は、どんな経験を積んできたのだろうか?
 
 

 

[2022.1.7追記]

本記事の内容とは無関係だが、他に書き込むところが思いつかないので追記。

 

 

 

 

東映チャネルで、Gメン'75を放映中らしい。

昔ファミリー劇場でやっていた時は録画し損ねたし、画質もアナログ電波だったので、大いに期待。

最初の数話を見逃してしまったのが残念。