4月下旬の平日に田植えをしていたら、ランニングをしている男性が近くを通った。
ちらっと見ると、胸に"ATHLETIC NEET"と書かれたTシャツを着ていた。
なるほど、平日の昼間からランニングをする人というのは、余程恵まれた職場に勤務しているか、退職者かニートくらいなものだろう、と思った。

"ATHLETIC NEET"という言葉が頭に引っ掛かったので、「アスレチック ニート Tシャツ」でYahoo検索すると、「自宅警備員」や「ニート」のロゴが印刷されたTシャツの通販ページが見つかったが、アスレチック・ニートのTシャツは発見できなかった。

 

 

 

 

もし自分がニートだったら、あまり目立たないようにしようと考えるところだが、世の中にはニートであることをTシャツを着用して宣伝したい人もいるのだろう。そのようなTシャツの需要もあるのかな、と思った。

 

最近、ランニングをしている人を結構見かけるな、と思ったら、居住地域でマラソン大会があるようだ。近年はこの時期になるとマラソン大会で大規模な通行止めをされて、農作業や外出に支障が出て困るのだが、今年も実施するということは賛同者が多いということだろうか?

 

平日の昼間にランニングできるのは恵まれた職場だと書いたが、私が会社勤めしていた頃は、旅行に行くなどと正直に理由を言って有給申請すれば却下されたし、体調不良で休む場合は医者の診断書を要求された。自宅で安静にして自然治癒を待つという選択は許されず、上司から早く出てこいと怒鳴り声の電話で呼び出されたものだ。

勤務中にトイレの用足しでちょっと長居をすると、携帯に電話で呼び出しがあり「今どこにいるんだ」と詰問もされた。勤労感謝の日は当然出勤で、何に感謝したり祝ったりするのだろう、と思いつつ出勤した。

そんな職場なら、マラソンに参加したり練習で休むなどというのは論外だったろう。

プライベートにまで踏み込み過ぎじゃないかという扱いを上司から受けることはまだ我慢していたが、こうした不愉快な指導を自分の部下に対してやれ、と命じられた時はもう限界だった。自分が理不尽と思っている納得いかないことを、自分が加害者になることを強要されることは我慢ならなかった。
それが人の上に立つ者の義務だと言われようが、自分が納得いかないことを人に対して強要することは自分にはできなかった。
尚、退職時の有給消化は許可されず、20日分以上の有給を強制的に辞退させられた。

 

自分にとっては、マラソンとかオリンピックとか、皇室の訪問とかの行事があると、道路を封鎖されて渋滞となって予定時間に遅れたり、目的地に辿り着けなかったり、といい印象がない。

 

今年から地区の役員が回ってきてしまったが、役員の会合をすると、積極的に行事に取り組む人はなく、ほぼ全員がノルマで嫌々やっているようだ。負担を減らすため、行事を減らしていこう、という意見もあるが、予算配分をカットされてしまうため、それも難しいようだ。

 

マラソン大会、オリンピック、国営カジノ等、国や地域の主催する行事が、本当に民意を反映しているのか、怪しく思っている。

カジノが原因でスポーツ選手がクビになったりしてるのに、一般人がやると違法扱いで警察沙汰になる賭博を国営でやろうということが納得いかない。

収益を得る手段としても、中国人の爆買いが話題になったことがあるが、マナーの悪い外国人の成金の落とす金に依存して稼ごうということが卑しいことのようにも思うし、不安定な物を当てにし過ぎな気がする。

 

本当にマラソン大会やオリンピック等に賛成な人が多いのか、アンケートを取ってみたいところだ。

ということで、国や地域で主催する行事について賛否のアンケートを取りたいと思うので、ご協力頂ける方は以下クリックをお願い致します。

 

https://questant.jp/q/6C3U51HM