移民拒否を排外主義と批判する売国奴たちへ【再掲】 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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反新自由主義・反グローバリズムの立場での政経論、時事ニュースなどを解説。
ヤン・ウェンリー命は2ちゃんねるのコテハンです。

反新自由主義・反グローバリズムコミュニティ【ブルーオーシャン】の管理人もやっています。

※本日風邪を引いておりまして、どうにも記事が書ける状態ではないので、過去記事からの再掲となります。

明日は体調が戻れば「アメリカの衰退」という議論を展開したいと思っています。

 

Googleなどで「移民」というキーワードでニュースを見ていると、テンプレートでもあるんちゃうか?と思うくらいに、同じような論理建てで「移民拒否は排外主義!経済成長できなくていいのか!」みたいに脅す記事が目立ちます。

大体の論理建ては以下の通り。

 

「深刻な人手不足が介護業界、医療などで起こっている!少子高齢化だ!日本国民だけじゃなんともならない!だから移民だ!」

「国民感情として移民拒否が強いが、それでいいのか?!経済成長出来ないぞ!人手不足で困ってるんだぞ!」

 

はぁ・・・・・・・ちょっと考えれば「なに言うてはんの?この人ら?」です。

「移民だ!」と脅してくる記事の大半、いや全てが暗黙の了解として「前提条件として介護報酬の引き上げも、診療報酬の引き上げもしない」となってるんですね。

上げたれよ!と(笑)

 

診療報酬とかは詳しくないんですけど、知人で介護業界にいた人間は何人かいます。

まず第一に滅茶苦茶お給料が安いです。手取りで月に13万円とか15万円とかで、さらにかなりハードな労働です。

なぜハードな労働、長時間労働になるかというと「人手が足りない」から。じゃぁなんで人手が足りないか?というと給料が安いから。それ以外に理由なんてありゃしませんよ。

 

よく考えてみて下さい。

一日に12時間くらい拘束されて、月々のお給料が15万円程度。

ワンルームマンションで家賃5万、光熱費1万5千円、携帯代1万円としてこれだけですでに7万5千円。

高齢者の世話をしてへとへとになって帰ってきて、自炊できるとは思えませんから全部コンビニ弁当にしたとして食費が4万5千円。

つまりギリギリの生活をして12万円は軽く飛んでいきますから、自由に使えるお金はわずか3万円。誰がやりたがるねん。

 

こんなことを言うと「財源はどうするんだ!」みたいな反論が必ずありますけど、じゃぁ移民の社会福祉コストの財源どうするねん!と返しときましょう。

ドイツのデータですと移民の失業率は、ドイツ国民の2倍程度らしいです。

(難民は当然ながらもっと酷い数値になりますし、ドイツの場合、近隣諸国からの移民も多い中でこの数字)

 

ついでに社会保障費の伸び率分なんて、名目1%の経済成長で十二分に賄える、という試算もあります。

とするならば3~4%程度成長すれば、介護士さんの給料とかももっと上げられるんじゃないですかね?

うん?他業種でじゃぁ人でが不足するじゃないか?って?貴方が「経営者」ならその心配はもっともですけど、労働者なら人手不足のほうが「仕事が選べる」わけで、何を経営者目線で心配してるんですかって話です。

(まぁ私は零細自営業なので、心配してもいいんですけど(笑))

 

さて、実態の話はここらへんにして、マクロ的に見るとどうなるか?を少し書きます。

そもそも経済成長ってインフレ期に起こるものです。デフレで経済成長したなんて話は「ありえない」訳です。

(もっともインフレ=経済成長ではないですが、デフレでは100%成長できない)

 

じゃぁインフレって何?ってなると供給<需要の時期であり、需要に対して供給が足りない状態のことです。

つまり「人手不足」という供給<需要の状態を移民で埋めようとすると、それこそ経済成長できないじゃないか!という話になります。

人手不足に対して所得を上げるなり、投資で解消しようとするなりすると、そこで個人消費なり需要なりが生まれて、さらなる投資や所得のアップが必要になり・・・・という循環こそがパレイの言う「需要生成過程」という訳です。

 

次に思想的に見ていきますと、そもそもナショナリズムは排外的なんですっ!

国家主義、つまり国という家や家族の主義なんですから(笑)

むしろそれを「排外主義!」とか言って批判するお馬鹿さんたちこそ「売国奴!」と批判されるべきでしょう。

 

上記で思想面は「はい終了」なんですけど、もう少しだけ見ていきましょう。

リバタリアニズム(自由至上主義)や新自由主義(ネオリベラリズム)は最終的に、国家を解体、もしくは弱体化させようとします。

彼らはもっともらしく人権や人道、自由、寛容などを謳いますけど、リベラルなものを保証しているのが国家であり、民主主義である以上、国家の弱体化=人権の弱体化になるはずですし、なります。

 

福祉国家スウェーデン(崩壊)では、私が思っていたよりかなり悪化しているらしく、警察官の実に8割が転職を考えているようです。

EUという国境の自由化、金融政策の主権の喪失、財政政策の制限という「国家の弱体化」をした結果、治安の維持すらできない福祉崩壊国家と成り果てたわけですね。

 

8割の警官が転職を考える崩壊国家、スウェーデン。難民の就業率は0.27%。

(ナスタチウム氏ブログ)

 

治安維持すら出来なくなった国家で「どうやって人権を保証する」んですか?

排外主義で結構。売国奴よりゃましだろう!

 

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本日の男の料理~河豚の昆布締め~

そろそろ河豚の旬に差し掛かります。寒中がもっとも旨いとされておりまして、秋の彼岸から春の彼岸までなんて言葉もあるくらい。

ちなみに河豚は伊藤博文の大好物で、山口県知事に解禁を促して、食用になったのも伊藤博文がきっかけだとか。

 

材料

・河豚の刺身(サクでもOK)

・昆布

・日本酒

・塩

 

1)昆布は日本酒で戻したら贅沢なんですが・・・そこまで贅沢はできないので、水で戻して日本酒で軽く洗ってやります。

河豚には軽く塩をしておきます。

 

2)昆布に河豚を挟んで、ラップをして冷蔵庫で数時間~1日、お好みの時間寝かせます。

どうも河豚は一日程度寝かせたほうが美味しいようです。薄い飴色が最高の食べ頃です。

 

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