顔に面胡粉を塗り、だるまの顔の輪郭が出来上がります。
吹付けでアイシャドゥを入れてから白目を書き込みます。
白目入れ
本番でだるまに筆を使って、ひげを書きます。新聞紙に練習をしまが緊張のあまりてが手が震えています。
自分でデザインした,創作だるまも、いちからすべて自分でそれぞれが完成させました。
白の胡粉かけが乾燥した後で、達磨大師の緋の衣の赤色を塗ります。
赤の塗料の入った槽の中に突っ込み、達磨全体を赤くします。
赤色が乾燥したのを確認し、だるまの顔の肌色面胡粉を入れます。平筆で滑らかに塗りますが、何度も塗りなおしていると胡粉が乾燥し、ごつごつしてしまうので、手早く一挙に塗り上げるのがコツです。
面胡粉は速乾の為、顏半分づつ滑らかに仕上げていきます。
面胡粉が乾燥した後に、目回しと言って、達磨のアイシャドウを入れます。小型コンプレッサーで、塗料を吹き付けます。アイシャドウは簡単そうで難しい作業です。目の周りが、はみ出して吹き付けしないよう、目の周りをしっかり狙って吹き付けますが、目と吹き付のノズルとの間が一定で、丸く吹き付けるのは、なかなかうまく出来ません。段ボールにたくさん練習してから本番ですが、一番難しい作業だったとの感想でした。
アイシャドウの後に、達磨の白目を筆で丸く入れます。
地域社会の中で、家庭、学校生活ではできない体験を、自ら進んでやりながら、職業体験特に職人の仕事、モノづくりの心や手作りのぬくもり、こだわり、完成の喜びを感じながら、社会性、職業観を体験します。体験は、達磨づくりを最初から完成までの18工程すべてを自分で作り、赤い伝統だるま1体を完成させます。更に、自分でデザインした創作達磨を完成させます。
まず、紙で作っただるま型に台座(粘土で作ったヘッタ)を胡粉ではりつけます。その後の作業をやり易くするため、竹ぐしをヘッタに差し込みます。
ヘッタが乾いたら竹串を持って達磨全体に白の胡粉を塗ります(胡粉かけ)。
達磨づくりで最も大変な作業は、完成時の顔を書くことです。顔は眉毛が鶴。頬ひげが亀と尻尾は⒏の字で末広がり、更に口ひげは松葉で総て左右対象に描くのが至難の業です。其の為毎日、新聞紙の上で練習を重ね、最終日の本番に備えます。
新聞紙に平面で書いていますが、本番は立体的な顔に左右対象に描くので、ここでは筆遣いと、形を練習します。
恒例の川越だるま市1月3日は喜多院山門をくぐり、すぐ右に「だるま工房やなせ」の店が出店。桜の時期にはどんな状況か立ち寄ってみた。
門前には2007年3月28日、天皇・皇后両陛下におかれましては、スウェーデン国王陛下・王妃陛下と共に喜多院をご訪問ご視察されました。左側には1977年11月10日に両陛下が皇太子殿下・同妃殿下として行啓ご訪問されました時の記念碑もあります。
山門をくぐると正面に喜多院本堂があります。
山門をくぐり直、右側、1月3日はだるま工房やなせの出店場所。今日は大名焼とカキ氷のお店がありましたので、大名焼きを買って食べました。
自宅の工房の庭にもハナミズキの木が5本あり、満開の時期を迎えました。青空に映え、思わず今年の干支辰だるまが木に昇り気持ちよさそうに青空を楽しんでいました。
だるま工房やなせでは、その地域にあったオリジナル宝くじだるまの制作をしています。昨年は安中ベイシァで、一等・前後賞金合わせて7億円の大当たりが出ました。今年は太田イオンモールの宝くじ売り場に展示するだるまが恰好よく皆様の金運応援します。
億万長者の夢をみるも悪くない。金運だるまの底力で 今年こそ夢が叶うかもしれない。
ねらうぞ宝くじ大当たり。億万長者も夢ではない。
山梨県北杜市にある八ヶ岳高原ラインの東沢大橋展望台から眺める八ヶ岳。今年は雪不足の景色で残念。
でも、お供に連れて行った今年の干支辰だるまも雪の上で大はしゃぎ。時折の強風におっとっとの場面も。
南牧村立南牧南小学校は八ヶ岳の東側に位置し日本一標高の高い1332mに建っている小学校です。近くには日本一高い駅として知られるJR小海線野辺山駅もあります。全校生徒数は2022年度で71名。野菜農家や酪農業が盛んで、素晴らしい環境の中で子供たちは育てられています。
校門前には雪だるまならぬ、牧草を巻き込んだだるまが南牧村あちこちに存在します。だるまの頭の上にちょこんと乗った干支辰だるまは、又何とも可愛らしい。
5日、本州南岸を進む低気圧の影響で,県内全域に大雪警報がだされ、午後5時ころから本降りとなり、見る見るうちに我が家の庭も銀世界。庭の片隅に飾ってあったコンクリート製のだるまも正に雪だるまとなった。この達磨は、今から60年ほど前までは、張り子だるまの元型として活躍していました。もともと達磨は木型で大きな達磨は、大木で彫刻しましたが、大木は限られている為、木型に代わりコンクリートで元型を作りました。この型にだるま紙を貼り、乾燥した後、お腹と背中を切り開き中の元型を抜き取り周りのだるまの紙がだるまとなり、張り子達磨を作りました。
当時この大達磨を作る為の知恵で木型の代わりにコンクリートでの元型作りも盛んでした。雪を被った雪達磨は素敵。
午後8時には積雪11cmとなり、1月末で取り外すはずだったイルミネーションを再度点灯し、雪の夜景を楽しみました。普段は庭の片隅にどっしりと構えるコンクリート製のだるまの型がクローズアップ。