みなさんこんにちは。
今日は「パーマ、ヘアカラー、整髪剤と薄毛との関係」についてお話しします。
一般的に販売されている商品や美容室で使われている薬剤で直接薄毛になる事はまずありません。
パーマ、ヘアカラー、ブリーチ、ワックス、スプレー、ジェル、ポマード（？）思いつく限り列挙してみました。
シャンプー、リンス、トリートメントなども同様に考えてもらって大丈夫です。
とりあえず、まとめて「整髪剤」とでも呼ばせていただきます。
整髪剤が原因で「AGAによる薄毛になる」「進行する」「治療効果が悪くなる」ことはありません。
ＡＧＡはＤＨＴが原因物質ですので、薬剤刺激によってＤＨＴの働きが変わったりはしないという意味です。
では薄毛自体はどうでしょうか？
整髪薬剤（化学物質）が毛根にダメージを与えたり、毛が細くなったり抜けたり、心配する方もいるかもしれませんが、もし細胞に悪い影響を与える薬剤だとしたら、もっと薄くて敏感な顔の皮膚が先にダメージを受けます。
顔の皮膚がただれて「化学熱傷」を起こすくらいの薬剤なら、もちろん髪の毛にも悪いはずです。
「（パーマやカラーなど）特定の薬剤を使用したら大多数が（70-90％）薄毛になった」
というのであれば、その薬剤は薄毛の原因になると考えられますが、そういったものはあまり聞いたことがありませんし、仮にあってもすぐ販売禁止になるでしょう。
一般的に販売されていたり、美容室で使われている整髪薬剤は何らかの安全基準などクリアしているはずです。
みなさんが一般的に問題なく使っている薬剤については、薄毛を気にせず使っても問題ないと思います。
もちろん、肌の弱い人が「薬剤が肌に合わずに肌ダメージになる」ことがあれば、それが薄毛の原因になる事はあるので注意が必要です。
（かゆみ、痛み、赤み、湿疹などの肌ダメージ、トラブルがなければ、まず大丈夫だと思います）
「薬剤を長期間使って将来の薄毛が心配」
と言われても、将来的なことははっきりと断言はできませんが、
基本的に整髪剤は昔から大体同じような成分で使われていてあまり変わっていないはずなので、
よほど革新的で奇抜な商品でも使わない限りは心配もいらないと思います。
どうしても心配な方は
・比較的肌に優しい成分（ベビー用など）を選ぶか、昔からの安全性の確認された商品を使う
・頭皮に直接つかないように、毛の根元を避けて髪の毛だけにつけるようにする
・肌ダメージ、肌トラブルを起こさないか注意する
以上の事に気を付ければ、薄毛については心配いらないと思います。
余計なことかもしれませんが、
高いシャンプーや整髪剤（一般的な育毛剤も含めて）を使っても薄毛が治ることはないので、こちらも注意してください。
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