みなさんこんにちは。
今日は「AGA治療をしても思ったほど治らないときは」についてお話しします。
フィナステリド・デュタステリド内服治療をしてもAGA（薄毛）が改善しないということはほとんどありません。
多くの研究、論文で「治療した人のうち90～95％以上は改善する」という結果が報告されています。
ですが、「薄毛の程度が90％改善する」という意味ではないので注意が必要です。
昨日もお話ししましたが、AGAは進行するほど治療効果が低くなっていきます。
いつものN-H分類で説明します。
どの進行度であろうとその人なりにちゃんと改善はするのであきらめる必要はありませんが、
「Ⅲまでの人はⅠに回復する可能性はそれなりにあるが、Ⅳ以降の人がⅠに回復する確率は低くなる」
くらいに考えていただくと分かりやすいと思います。
どういうことなのかと言うと、これまた以前お見せした私の頭頂部マイクロスコープ写真で解説します。
「太い毛」と「細い毛」の2種類にはっきりと分かれて見えると思いますが、
「太い毛は移植毛」、「細い毛はAGAによる軟毛化を起こした元々の毛」です。
植毛手術前は「細い毛」しかない状態でした。
この時点でも私はAGA内服治療を約5年間継続していましたが、
AGAの進行の程度によっては、長期間治療してもなかなか太くならない（改善しない）毛もあるということです。
AGA発症早期から治療した方がより良く改善しますし、
AGAを放置すればするほど治りにくくなっていくわけです。
長くなりましたが本題に入ります。
AGAで治りきらないと言ってもあきらめる必要はなく、
そんな場合には「ミノキシジル」や「植毛手術」などといった追加治療を行うことができます。
どちらも「追加治療」でしかないので、AGA治療の基本の内服治療に追加して行う治療と考えてください。
さらに言えば、早期から治療すれば追加治療はしなくて済むことが多いです。
他の病気と同様、AGAも早期治療が大事だと思います。
（自分でも痛感しております）
昨日もお話ししましたが、
「フィナステリド（デュタステリド）はAGA進行を止めるだけ、守るだけの薬」
という間違ったうわさがインターネットなどで流れていますが、
数多くの有名な研究、論文で「ちゃんと改善する」ことが証明されているので、
最後に付け加えさせていただきます。
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今後とも、ブログ、コメント共々なにとぞよろしくお願いします。
〇東京メモリアルクリニック
自分が院長を務める、実際に植毛手術を受けたクリニックです。
美容外科も専門的に行っています。
28年前からAGA治療を学術的に行っているクリニックです。
AGA初診 オンライン診療行っています。
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Oops Hair（ウープス ヘア）| AGA診療、ぜんぶオンラインで。 (oops-jp.com)
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東京メモリアルクリニックでオンライン診療を行っています。
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現在は新潟の「さとう美容クリニック」の院長をされています。
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私の植毛の師匠でもあり、手術執刀医になってくれた長井正寿医師のブログです。
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