みなさんこんにちは。
今日は「AGAの治療?改善?進行予防?」といった表現についてお話しします。
まず最初に断言させていただきます。
AGA内服治療「フィナステリド・デュタステリド」には、ちゃんと薄毛改善効果があります。
もう一度言います。
「フィナステリド・デュタステリド」には、ちゃんと薄毛改善効果があります。
大事なことなので2回言わせていただきました。
守るだけでも、進行予防だけでもなく、ちゃんと改善します。
多くの研究と論文が証明しています。
(エビデンス「根拠」があります)
一つ興味深いネタがあります。
フィナステリド(プロペシア)の添付文書(説明書のようなもの)を見てみましょう。
トップに「男性型脱毛症用薬」とだけ書いてあり、「治療薬」とは書かれていません。
4. 効能または効果
男性における男性型脱毛症の進行遅延
とに書いてあります。
なんとも後ろ向きで慎み深い表現ですね。
一方、デュタステリド(ザガーロ)の添付文書はというと、
「男性型脱毛症治療薬」とちゃんと書かれるようになりました。
ですが
【効能・効果】
男性における男性型脱毛症
とだけ書かれていて、
「進行遅延」の文字は削除されましたが、「改善」とまで断言はしていません。
フィナステリド(プロペシア)については2004年に承認された際に
全症例(に近い多くの症例)に対しての改善効果が確実にあるかどうか確信がなかったためにこのような表記になったものと思われます。
「効能、効果」に「AGA改善」とはっきり書いてしまったら、改善しなかった場合(改善しにくい症例)に訴えられかねません。
新薬を承認発売するにあたり、そういうリスクも考慮した大人の対応だったのではないかと思われます。
一方、デュタステリドについては承認販売の時点で症例数も多く、またフィナステリドによるAGA治療の概要もわかっていたことから
「男性型脱毛症治療薬」と書かれるに至ったものと思われます。
ですが、やはり「効能、効果」にははっきり「改善」とは書かれず、
AGA治療薬ですよ(全員に絶対改善効果があるとは言っていない)
というニュアンスに落ち着いたものと推測されます。
もしかしたらネットで出回っている「守るだけ」という噂も、こういう文章が原因なのかもしれません。
最後にもう一度、言わせていただきます。
AGA内服治療「フィナステリド・デュタステリド」はどちらも、ちゃんと薄毛改善効果があります。
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