1.ストラクチャーの屋根の工作
蔵2棟、鶏舎1棟、教会の外トイレ1棟の計4棟のストラクチャーを作っています。
それぞれの建物が立地する敷地内の建物配置を早く決定したかったので、屋根を除く躯体の制作を急ぎ、最後に4棟まとめて屋根を作るという変な工程で進めています。
今日(6/7 日曜日)までに、4棟のうち、外トイレが完成、蔵2棟のうち1棟の瓦屋根が、下写真のような状態まで進んでいます。
完成した外トイレの瓦の塗装について書きます。
以前の記事に書いたとおりですが、瓦を自作する理由と深く関わるので、ここでも書いておきます。
下の写真は、屋根全体にトールペイント用アクリル絵具のシルバーを塗り、所々の瓦に、アクリル絵具で茶色、黄土色、白を挿したところです。
アクリル絵具が乾いたら、全体を、墨汁をアルコールで溶いた薄い黒でウォッシュします。
今回は、かなり薄い色の溶液だったので、二度繰り返しました。ウォッシュは手早くしないと下の色が溶け出します。
この塗装方法、自分では、いぶし瓦の”いぶし銀”が上手く表現できていると自画自賛しているのですが、みなさんの眼にはどう映っているでしょうか?
基礎と隅石、軒蛇腹と煉瓦にもウェザリングを施し、外トイレの完成です。
煉瓦は水性インクの印刷ですが、ワニス(ホルベイン製UVマットバーニッシュ)をスプレーすることで耐水性になるため、水性塗料でのウェザリングも可能になります。
教会敷地内の設置予定箇所に置いてみました。ウェザリングがきつすぎたかなと思ったのですが、レイアウト上では気になりません。良かった良かった。
2.私が紙で瓦を自作する理由
(1)好みの色あいを表現し易いから
来年のレイアウトコンペ応募を目指す私には、時間的余裕があまりないのですが、瓦を既製品で済ますのは、やっぱり・・無理です。
私が瓦を自作する理由については、以前も少し触れましたが、説明できていない理由もあるので、改めて記すことにします。
理由のひとつは「好みの色あいを表現し易いから」です。
私が瓦の色に拘るようになったきっかけは、小6の頃の担任の先生の言葉です。ある日の図工の時間、先生が言いました。「瓦の色は一枚一枚違うから、よく見て描きなさい!」
素直な少年だった私は、この言葉に妙に納得したのでした。
その後、中学生の頃に、教科書の図版で福田平八郎の「雨」に感銘を受けたことも私の拘りに影響していますが、小学生時代の恩師の言葉がなければ、「雨」に感銘を受けることもなかっただろうと思います。
私も昔はエコーモデルの瓦を使っていました。下の写真は、エコーの瓦から蝋型を取り、木工ボンドで複製した瓦を塗装したもの(駅舎の瓦)です。
エコーの瓦は実物の形状を正確にスケールダウンしており、瓦と瓦の横方向の境目に明確なエッジが立っていません。このため、ズボラな私の腕では、一枚一枚をきれいに塗り分けることができないのです。下の写真も、塗り分けた部分の境界が美しくありません。
そこで採用したのが、境目のエッジが立つこの作り方です。
そして、作り方とともに塗装に影響するのが瓦の材質です。
アルコールも含めた水性塗料に相性が良いのは、プラよりやっぱり紙でしょう。塗料の染み込み具合も違うし、乾燥も速く塗りやすい、さらには、塗膜の強さ(≒耐久性)も紙の方が圧倒的に良いと思います。
(2)マッスの見た目が良いから
ふたつめの理由は。マッス(塊り や まとまりの意)での見た目が良いからです。
瓦の色あいに拘る私でも、建物ひとつのジオラマ制作なら、色合いには目をつぶって、形状に優れた既製品の瓦を使用するかもしれません。
しかしながら、建物を遠目からマッスで見ることが多いレイアウトでは、細かなディティールよりも、マッスでの色合いが重要なのではないでしょうか?
下の3枚の写真は、マッスでの見た目をイメージしやすいようの、瓦葺きの建物を集めて撮影したものです。
1枚目:色の再現度はあまり高くないですが、いぶし銀の量感は伝わるかな?
2枚目:いぶし銀の照り具合が伝わるかな?
3枚目:これが一番肉眼に近いようです。量感と照り、一枚一枚とはいかないまでも、微妙な色合いの違いもそれなりにわかると思います。
今回の記事も、鉄道模型の本丸とはかけ離れた内容になりました。
最後にキハの走る動画でも、と考えていましたが、今晩は家族の食事時間が揃わず、炊事当番の私は大忙しだったので、撮影を断念しました。
記事を閉じる前に、最後の写真を眺めていたら、宿場町とか城下町が作りたくなってしまいました。川正線が完成したら、短いキハの編成が往復する”古い街並みセクション”をリビングに作るのも良いんじゃないかな?
本日も、ご訪問ありがとうございました。








































