HOナローのレイアウトを解体したら、Oナローのレイアウトを作りたくなった話。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 水路の造形作業は続行中ですが、報告まではもう少し時間を要します。

 このところ、更新が滞っているのが気になって仕方ないので、本日は、実現する可能性が極めて小さい妄想について書いてみます。

 

 連れ合いの圧力に抗しきれず、HOナローのレイアウトを解体しました。

HOナローレイアウト全景

 このレイアウトは、職場の文化祭に出品するため、川正線の習作も兼ねて作ったもので、駅舎以外のストラクチャーは川正線と兼用です。

 そうした経過もあり、現在、駅舎がポツンとあるだけになってしまい、連れ合いは、”不用品”と判断したようです。

HOナローレイアウト駅舎

 私が鉄道模型やバイクツーリング、乗り鉄や油絵、さらには晩酌を楽しめるのは、理解ある連れ合いのおかげなので、おとなしく言うことを聞くことにしました。

 土地を奪われた駅舎は、試しにオークションに出してみようと思っています。

 

 そんなわけで、HOナローのレイアウトは敢え無く解体となったのですが、「そう言えば・・」との思いが頭をよぎりました。

 早速、レイアウトルームのクローゼットを漁った結果・・・。

 「ありました!」

 10数年前に、とりあえずエンドレスまで作ったOナローの線路です。

Oナローのエンドレス

 PECOのOナロー用フレキシブル線路と、同じくOナロー用のYポイントと左分岐ポイントで構成しています。

 フレキシブル線路にも関わらず、カーブが形を保っているのは、自作のレールベンダーで線路を曲げたからです。レールベンダーはパンチングメタルとボルト、ナット、スペーサーで自作したものです。写真をお目にかけたかったのですが、何処かに隠れてしまったようです。興味のある方は”レールベンダー”で検索されてください。製品や、モデラーの方々の自作例を目にすることができます。

 

 さて、レイアウトプランの全貌は下の図をご覧ください。

 カーブ半径は、190mmで設計しました。

 私の考えるプランには、ほとんどの場合、機回し線と転車台が登場します。

 どんな小さなレイアウトでも、実際の列車の運行を意識した運転を楽しみたいからです。

 このプランは、Nゲージの小レイアウトと同じくらいのスペースで、Oスケールを楽しもうと欲張ったものです。

Oナローのレイアウトプラン

 準備した車両は、とりあえず2両です。

 まずは、Cタンクです。これは、以前紹介したバックマンのHOスケールのCタンクに、同じくバックマンのOn30のBタンクから、キャブと煙突と前照灯を移植したものです(以前紹介したCタンクとは別の機関車です)。

OナローのCタンク蒸気機関車

 続いて客車です。

 これは、グンゼ産業(系列の「Gマーク」だったかも?)が大昔に出していた、1/45の東京市電のプラモデルの幅と長さを切り詰めて、米国製のアーチバー台車を履かせたものです。このプラモデル、今でも時折、オークションで見かけることがあります。

 私の悪い癖で、塗装が手についていません。

Oナローのダブルルーフ客車

 久しぶりに走らせてみると、意外にちゃんと走って、非常に楽しい時間を過ごせました。

 

 ところで、プラン図に書いた転車台ですが、確かに作った記憶がありますし、最近、目にした覚えもあるのに、なぜだか見当たりませんでした。

 ちょっと残念ですが、ググってみたら、こんな素敵な転車台を見つけてしまいました。円安は痛いですが、コスパも悪くなさそうです。困ったことに、食指が動き出しそうです。

 それに、Oサイズの駅舎を作るのも面白そうですね。

 ちょっとゲテた車両工作も楽しんでみたい。

 最初に妄想と書きましたが、頭の中では、Oナローのレイアウトが具体化してきましたよ!

 

 でも、ここはグッと堪えて、川正線の工作を急ぎましょう!

 

 今回、”Oナローゲージ”を、新たなカテゴリーとして作りました。

 いつの日か、Oナローゲージのつづきの記事を書くことがあるのでしょうか?

 

 本日も、ご訪問ありがとうございました。