水路の造形作業は続行中ですが、報告まではもう少し時間を要します。
このところ、更新が滞っているのが気になって仕方ないので、本日は、実現する可能性が極めて小さい妄想について書いてみます。
連れ合いの圧力に抗しきれず、HOナローのレイアウトを解体しました。
このレイアウトは、職場の文化祭に出品するため、川正線の習作も兼ねて作ったもので、駅舎以外のストラクチャーは川正線と兼用です。
そうした経過もあり、現在、駅舎がポツンとあるだけになってしまい、連れ合いは、”不用品”と判断したようです。
私が鉄道模型やバイクツーリング、乗り鉄や油絵、さらには晩酌を楽しめるのは、理解ある連れ合いのおかげなので、おとなしく言うことを聞くことにしました。
土地を奪われた駅舎は、試しにオークションに出してみようと思っています。
そんなわけで、HOナローのレイアウトは敢え無く解体となったのですが、「そう言えば・・」との思いが頭をよぎりました。
早速、レイアウトルームのクローゼットを漁った結果・・・。
「ありました!」
10数年前に、とりあえずエンドレスまで作ったOナローの線路です。
PECOのOナロー用フレキシブル線路と、同じくOナロー用のYポイントと左分岐ポイントで構成しています。
フレキシブル線路にも関わらず、カーブが形を保っているのは、自作のレールベンダーで線路を曲げたからです。レールベンダーはパンチングメタルとボルト、ナット、スペーサーで自作したものです。写真をお目にかけたかったのですが、何処かに隠れてしまったようです。興味のある方は”レールベンダー”で検索されてください。製品や、モデラーの方々の自作例を目にすることができます。
さて、レイアウトプランの全貌は下の図をご覧ください。
カーブ半径は、190mmで設計しました。
私の考えるプランには、ほとんどの場合、機回し線と転車台が登場します。
どんな小さなレイアウトでも、実際の列車の運行を意識した運転を楽しみたいからです。
このプランは、Nゲージの小レイアウトと同じくらいのスペースで、Oスケールを楽しもうと欲張ったものです。
準備した車両は、とりあえず2両です。
まずは、Cタンクです。これは、以前紹介したバックマンのHOスケールのCタンクに、同じくバックマンのOn30のBタンクから、キャブと煙突と前照灯を移植したものです(以前紹介したCタンクとは別の機関車です)。
続いて客車です。
これは、グンゼ産業(系列の「Gマーク」だったかも?)が大昔に出していた、1/45の東京市電のプラモデルの幅と長さを切り詰めて、米国製のアーチバー台車を履かせたものです。このプラモデル、今でも時折、オークションで見かけることがあります。
私の悪い癖で、塗装が手についていません。
久しぶりに走らせてみると、意外にちゃんと走って、非常に楽しい時間を過ごせました。
ところで、プラン図に書いた転車台ですが、確かに作った記憶がありますし、最近、目にした覚えもあるのに、なぜだか見当たりませんでした。
ちょっと残念ですが、ググってみたら、こんな素敵な転車台を見つけてしまいました。円安は痛いですが、コスパも悪くなさそうです。困ったことに、食指が動き出しそうです。
それに、Oサイズの駅舎を作るのも面白そうですね。
ちょっとゲテた車両工作も楽しんでみたい。
最初に妄想と書きましたが、頭の中では、Oナローのレイアウトが具体化してきましたよ!
でも、ここはグッと堪えて、川正線の工作を急ぎましょう!
今回、”Oナローゲージ”を、新たなカテゴリーとして作りました。
いつの日か、Oナローゲージのつづきの記事を書くことがあるのでしょうか?
本日も、ご訪問ありがとうございました。