水路の造形(2)現在の進捗状況です。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 水路の造形について、現在の進捗状況を報告します。

 

 ゴールデンウイーク中に、水路の底面と、擁壁の展開図を作図しました(擁壁の作図方法は前々回に書きました)。

水路底面と擁壁の作図

 右岸、左岸という言葉を聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、下流の方向を見た時に、右側の岸を右岸、左側を左岸と呼びます。

 前回も掲載しましたが、擁壁の長さは1メートルを超えます。擁壁の全長

 1メートルを超える図面なんて、私のプリンターでは出力できないので、分割してA4サイズに収めました。

擁壁を分割してA4に収めたところ

 出力したA4の図面をスチレンボードに貼り付けて、擁壁を切り出しているところです。

 

擁壁の切出し作業

 接続部をコピー用紙で裏打ちして、1本に繋いだら(1本に繋いだ写真を撮り忘れました)、ケガキ針を用いて、石積みの描画に着手します。

石積みの描画

 石積みの描画の後は、ジェルメディウムで石の表面を盛り上げるのですが(過去記事参照)、ジェルメディウムの塗布、乾燥後に擁壁を曲げると、経年的に影響が出そうな気がして、ジェルメディウムを塗る前に、水路底面に取り付けることにしました。

 下写真は、擁壁を、水路底面にセロハンテープで仮留めしたところです。

 この写真だと、擁壁が直立して見えますが・・。

擁壁を水路底面に取付1

 大丈夫!

 設計どおりに傾斜しています。

擁壁を水路底面に取付2

 この状態で、石の表面にジェルメディウムを塗り始めました。

 接着も兼ねて、擁壁と水路底面の境界にも丁寧にジェルメディウムを塗布します。

擁壁にジェルメディウムを塗布しています。

 擁壁の作図を始める前は、一抹の不安がありましたが、どうやら設計どおりの造形ができそうですね。

 水路脇の棚田や、水路を渡る小さなデッキガーダーの情景が現実味を帯びてきました。

 とは言え、水路の造形には、まだまだ時間がかかりそうです。

 次の進捗報告まで更新が途絶えるのも癪なので、次回は、水路から田んぼへの揚水について書いてみようと思います。

 本日も、ご訪問ありがとうございました。