水路の造形について、現在の進捗状況を報告します。
ゴールデンウイーク中に、水路の底面と、擁壁の展開図を作図しました(擁壁の作図方法は前々回に書きました)。
右岸、左岸という言葉を聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、下流の方向を見た時に、右側の岸を右岸、左側を左岸と呼びます。
1メートルを超える図面なんて、私のプリンターでは出力できないので、分割してA4サイズに収めました。
出力したA4の図面をスチレンボードに貼り付けて、擁壁を切り出しているところです。
接続部をコピー用紙で裏打ちして、1本に繋いだら(1本に繋いだ写真を撮り忘れました)、ケガキ針を用いて、石積みの描画に着手します。
石積みの描画の後は、ジェルメディウムで石の表面を盛り上げるのですが(過去記事参照)、ジェルメディウムの塗布、乾燥後に擁壁を曲げると、経年的に影響が出そうな気がして、ジェルメディウムを塗る前に、水路底面に取り付けることにしました。
下写真は、擁壁を、水路底面にセロハンテープで仮留めしたところです。
この写真だと、擁壁が直立して見えますが・・。
大丈夫!
設計どおりに傾斜しています。
この状態で、石の表面にジェルメディウムを塗り始めました。
接着も兼ねて、擁壁と水路底面の境界にも丁寧にジェルメディウムを塗布します。
擁壁の作図を始める前は、一抹の不安がありましたが、どうやら設計どおりの造形ができそうですね。
水路脇の棚田や、水路を渡る小さなデッキガーダーの情景が現実味を帯びてきました。
とは言え、水路の造形には、まだまだ時間がかかりそうです。
次の進捗報告まで更新が途絶えるのも癪なので、次回は、水路から田んぼへの揚水について書いてみようと思います。
本日も、ご訪問ありがとうございました。