不動産屋のひとりごと -3ページ目

美ジョガー

 何年かに一回来ると言われていますが、今は、近年に無いほどのジョギング、マラソンブーム。


 「美ジョガー」と言われる、美しく走る、走ると美しくなると女性がこぞって、走る時代。


 この間テレビでそんな報道がされていました。


 やっぱり身体を動かすのは良いもんですよね?



リーダーは、半歩前を歩け

 最近一番好きな学者さん 東大教授の姜 尚中(Kang Sang-Jung)の


「リーダーは、半歩前を歩けー金大中というヒント」(集英社新書)を読んで感銘を受けました。


 まさに、この「半歩前」と言うのがポイント。


 時代は、「情報化とソフトパワーの時代」


 それは一言で言うと、リーダーシップが発揮しにくい社会。リーダーがフォロワーを動員して、共同の目標を達成する事が成り立ちにくい社会。


 情報化が進んで「個人」が成熟してくると、アイデンティティーが多元化し、分散していく。アイデンティティーが分散すると、人々は、共同幻想を抱きにくくなる。

 共同幻想が抱きにくい状態とは、国民国家や企業組織といったものへの帰属意識が希薄になった状態、阻止に対する忠誠心とか求心力といったものが揺らいだ状態。

 

 アイデンティティーが分散している以上、一つの目標に向けてすべての人を動員するのは難しい。


 だからこそ、微妙に行きつ戻りつし、人々の文脈を読みながら、柔軟にリーダーシップを発揮していくのがベストだと言う事になる。


 半歩前である事で、現実的、ある意味庶民的、急進的に進んで行こうとしない「保守的な」ところも併せ持つことで、「持続する可能性」を求める。


 今求められているのは、「カリスマ」ではない。10歩前をいく人ではなく、「半歩前」、必要なのは、超人的なパワーではなく、周囲とわずかに前後しながら、人々を引っ張っていくようなリーダーであると実感します。


 優秀な革命家が成功しないのは、、先に行き過ぎるから。先に行き過ぎてもダメだし、みんなと横並びでもダメ。


 そんな金 大中さんの考え方がすごく勉強になりました。


 その本の最後に書いてあった。


 スケールの大小を問わず、「リーダーは、歴史と勝負しなければいけない」


 「半歩前」と言う言葉と同じぐらい胸にしみました。


 リーダーとして、歴史に勝負を仕掛けてみたいと思います。


 

大きな方向性が決まらないと細部は、決められない。

 最近、この「大きな方向性(哲学、ビジョン)が決まらないと細部が決まらない」ってこと多くないですか?


 政治の世界見ても、この国がどこに向おうとしているのか?この国をどの様にしようとしているのか?が見えてこないのに、具体的、個別の政策、地域の話ばかりしている。決められるはずが無いですよね。それなのに無理にやっているって感じがします。根本の所を議論していかないから何も決まらない。


 


 個人を見ても、「ライフプラン」が無いのに、「「ファイナンシャルプラン」なんて立てられるはずが、無いよ ってこの間大前研一さんが言っていました。


家が決まらないのに、家具決めて如何する?って言われると分かるんですけどね?



 子供の時から、そういう癖がついてしまっているのかもしれません。


 将来、如何したいか?考えないで、とりあえず勉強してきた。大枠を考えなくても、細部(どこの高校に行くか?とか、どんな生活を送るか?とか)を考えるだけで、何とかなってきたのが、今までの時代。


 なぜなら、これまでは、いくつかのパターンがあり、ほとんどの人がそのどれかに当てはまった、全体がうまくいっていたから、ある程度の事だけ対応していれば(細部にだけこだわっていれば)、何とかなった。違いも出なかった。


 でもこれからは、大きな方向性の選択をしなければならないし、その選択のしかたで違いが出るし、大きく変わる時代。


 大きな方向性を自分で決めていかなければ、細部が決められない時代なんですよ   

今は。

運転免許の更新

 昨日、運転免許の更新に行ってきました。お陰さまで優良ドライバー。

退屈な講習も30分。会社の近くの北海道警察の中央優良運転者更新センターと言う所で手続きできました。

 新しい免許証は、ICカードで本籍地の記載が無いのが特徴だそうです。


 免許の更新って、タダではなかったんですね?


 3,250円かかりました。

節度を持って全力を尽くす

 学生時代のかなり昔になりますが、何かって言うと、


 「節度を持って全力を尽くします」って言う後輩がいました。今思い出すと、的を得た良い言葉ですよね。

 中々、節度をもてないし、全力も尽くせない。


 この間なんか急に思い出しました。


 「節度」


食べ過ぎないとか、飲み過ぎないとか、遊び過ぎないとか、働きすぎないとか、言い過ぎないとか、バランスが難しいんですよね?節度の時代。


 最近なんてそういう言葉を逆手にとって、


「~過ぎる」って言葉が流行ですね?「節度」を崩しているって意味ですよね?


 美しすぎる「市議」とか、可愛すぎる「海女」。


 良い意味でバランスを崩している、期待に反しているものが流行ってことですかね?予想を上まらないと商品は売れない、人は評価をもらえない。


 まあそうしたものは、商品として、商品価値、魅力として必要なものだとしても、



私達に必要なものは、「節度」

         やはり「節度を持って全力を尽くす」ではないでしょうか?