まねブログ ”発達障害児の他害” | 助産師さんの観察ブログ

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12人産んだ助産師HISAKOさんを観察しています。いつかいいね数を越えるのが夢 だったのに閉鎖されちゃった

12人産んだ助産師HISAKOさん、アスクドクターズさんから外科医ちっち先生のまねブログです。

 

基本まねですし、同じようなことを言っているようで、読後感はかなり異なります。

学校や先生への甘えを感じた部分はやはり、HISAKOさん独自でした。

 

周囲に求めることが、ちっち先生とHISAKOさんとでは根本的に違う。

先生は現象への理解を望み、

HISAKOさんは対応を望んでいます。

 

発達支援センターでは笑顔で過ごせるお子さんが、学校で問題行動に至るのは「周囲の特性理解不足と環境整備に不備があるから」と断言。

 

それはそうかもしれないが

支援のプロフェッショナルがつくる空間と、

クラスメイトを含む公立中学がつくる空間、

比べられないものを比べて一方に非があるような発信は。

学校関係の方々をただ苦しませるだけではないか。

 

「どんな診断があり、どんな立場であっても他人に手を出すことを許すべきではないと思っています。」と(ちっち先生と同様に)書いているHISAKOさんですが、普段の発信は違います。

 

自己流解釈のペアレントトレーニングでは蹴ることを「許されないこと」とはせず、きょうだいが叩かれたり蹴られたりすることを容認。

中学校の生徒たちには「殴られるかもしれないけど話しかけて」と求めている。

 

「豊かな想像力をもって関わってほしい」

 

本名も住まいも明らかにして、学校も容易に特定できてしまう立場で、ご自分の発言が周囲にどんな影響を与えるのか。


「世界中のママさんを笑顔にする」

大義名分の前に、チャンネル登録50万のYouTuberという圧倒的な発信力のもとで、特定できる事象を一方的に発信する保護者の姿勢が現場に生むのは、

理解でも共感でもなく、圧力と脅威ではないか。


普通の想像力をもって発信してほしい。

と私は思います。

 

元記事HISAKOさんブログの類似部分を、元記事の流れに沿って引用、並記しています。あくまでも一部抽出ですので、元記事の意図は十分に汲めません。興味を持たれた方はぜひリンク先をご一読ください。
※まねブログのリンクは記事作成時点で確認できたURLです。バナーはブログ、タイトルテキストは魚拓にリンクしています。
※同じ文章は、2023年3月までnoteとアメブロプロフェッショナルブログにも掲載されていた可能性がありますが、いずれもHISAKOさんブログ一本化を理由に閉鎖・削除されています。

 

12人産んだ助産師HISAKOさんブログ

2022-09-23

発達障害児の他害

 

元記事 

アスクドクターズさん 外科医ちっち先生

2022-09-03


青 元記事

私は「健常者と障害のある方、それぞれに知識があれば楽に過ごせる部分がある」と思い、発達障害の実際の様子を発信し始めました。

赤 12人産んだ助産師HISAKOさん

わたしが娘のことを
発信している理由は、

少しでも多くの人に発達障害について
正しく知ってもらうことで
当事者だけではなく
その周囲で過ごす人も含め、
みんなが楽に過ごせると思うからです。


発達障害は内部での問題ですから、他人からは目に見えにくい障害です。

発達障害は、
一見普通に見えることから
他人からは理解されにくい障害です。

 

一般の方が「こんな簡単なこと」と思うことが、うちの子どもたちにはできません。

だけど実は
「こんな簡単なことが?」
と思うようなことが人一倍苦手だったりします。


今は、まだ小・中学生なので、私たちが環境を整えるために介入をしています。

家庭、学校。
彼女に関わる多くの方々に
彼女が少しでも居心地のいい場所で
笑顔で過ごせるように
環境を整えるための工夫や配慮を
お願いしていますが

 

思いもよらないことで大きく傷ついているときもあります。

思いもよらないことで
大きく傷ついていることが
後になって発覚するときもあります。

 

子どもそれぞれに合う環境を作りたくて、学校や習い事先に配慮をお願いしているのですが、やはり健康な人から見ると傲慢でわがままなのでしょうか。

家庭、学校。
彼女に関わる多くの方々に
彼女が少しでも居心地のいい場所で
笑顔で過ごせるように
環境を整えるための工夫や配慮を
お願いしていますが

 

やはり発達障害ではない人から見ると
(7子)の態度や行動は
傲慢でわがままに映るでしょう。


習い事の先生が「あのお母さんは『うちの子は』『うちの子は』って過保護だよね」と言っているのを、妻が聞いてしまったこともあります。
わたしがお願いする配慮も
過保護な親だと映るかもしれないし、


私たちは、子どもの特別扱いをして許してほしいわけではありません。

わたしは、(7子)を特別扱いして
許してほしいわけではありません。

 

1)「他害」を許せ、という意図はない
どんな診断があり、立場であっても、他害を許す必要はないです。
どんな診断があり、どんな立場であっても
他人に手を出すことを
許すべきではないと思っています。


2)視点が変われば、感じ方も違う

 

ここが一番伝えたいところで、「理不尽な他害」と思われていることが、見方を変えると「理由がある防御反応」であることがあります。

ただ、視点を変えてみると
理不尽な他害と思われていることが
理由のある防御反応であると気づき
受け止め方が変わることもあると思うのです。


これも、周囲から見たら、ただの怒りん坊です。

周囲から見たら
理解不能なただの怒りん坊ですよね。


ですが、本人としては「いつも自転車で迎えに来る母が歩いてきた。しかも初めて雨が降っている」という、いつもと違うことだらけで不安だったのです。

ですが、本人としては

「いつもと違う、
自分で作らないといけない手巻き寿司。
しかも運動会の話題。
小さい子が目障り!」

いろんなストレスが重なり
苦手なことから逃れたい気持ちが
飽和状態になって爆発してしまったわけです。

 

強い不安から、怒ることで自分を守ろうとしているのです。

感情を爆発させることで
(7子)は自分を守ろうとしました。

 

しかし、こういった「本人にとっては理由がある防御反応」があるのです。

理不尽なようだけど、本人にとっては
理由がある防御反応でした。

 

当事者たちは主張が下手で、全く伝わりません。
何に対して
(7子)が怒ったのか理解できず



当事者の置かれた状況や理由を突き詰めず、「悪い人がいた」「迷惑だ」となりトラブルを終わらせてしまうと、お互いに学びがないので、それ以降も似たようなことを防ぐことはできません。

当事者の置かれた状況や
理由を突き詰めることなく短絡的に
周囲はただただ困惑、
理不尽すぎる行動に
腹のひとつも立つことでしょう。


発達に関係なく「他害は許されない」からこそ、何かトラブルがあった時には当事者同士の悪意の有無に着目する。
発達うんぬんに関係なく
どんな状況にあっても
「他害は許されない」からこそ

何かトラブルがあったときには
せめて、その子の悪意の有無に着目してもらえると
ありがたいなぁと思います。

 

さらに、当事者達の特性の把握と、環境の見直しは必要だと思っています。

その子が持つ特性の把握と
環境の見直しさえあれば
みんな笑顔で社会適応できるはずなのです。

 

発達支援センターでは
(7子)の持つ特性の把握と
環境の見直しが適宜行われ
スタッフ全員が情報共有できているからに
他なりません。


3)定型発達の人に我慢してもらい、無理に一緒に過ごさせたいという気持ちはない

発達障害児を抱えるママとして、
定型発達の人に我慢してもらい
無理に一緒に過ごさせたいとは
思っていません。


少なくともうちの3人の場合、多くの問題行動は「困った結果の反射」であって、他人を不愉快にさせたいわけではありません。

(7子)の問題行動の数々は
「困った結果の反射」であって
他人を不愉快にさせたいわけではありません。

 

本人たちもその行動をしてしまうことが嫌ですし、周囲が不快な気持ちになることも嫌だと感じています(そう思っても、すぐには改善ができないのです)。

その行動をしてしまうことに
本人はとても苦しんでいるのに
どんなに努力しても改善できない・・・

 

本人たちはずっと努力していますし、「周囲とうまくやっていきたい」という気持ちは変わらずあります。
本人はずっと努力しているし
周囲とうまくやっていきたいという気持ちは
ずっと持っています。


変な行動や、迷惑をかけるような行動をしてしまうことがある我が子たち。
変な行動や迷惑をかけるような行動を
してしまうことがある彼女。


SNSでの発信を始めて以来、「診断のある人の迷惑は許さないといけないのか?」と聞かれた時に、私はこう答えています。

診断のある人の起こした迷惑行為。


「あなたが感じた迷惑は我慢する必要はない。ただ、あなたが悪意があると予想している行動の背景は違うかもしれないと知って欲しい」

何かトラブルがあったときには
せめて、その子の悪意の有無に着目してもらえると
ありがたいなぁと思います。

理不尽な行動の背景は
単純ではなく、もっと複雑。


長時間一緒にいる親から見ると、問題行動にも本人たちなりの理由があり「悪意がないこと」、周囲に迷惑をかけたい気持ちはなく「本人たちも止めたいこと」が、よくわかるのです。
問題行動には本人なりの理由があり
周囲に迷惑をかけたい気持ちはなく
本人も止めたいと必死に戦っていることを
理解してくださっていることが
親として、本当に嬉しかったです。


SNSでの発信を始めた理由は、「知ってもらうことでお互いに楽に過ごせる」ということです。楽に過ごしてほしいのは当事者だけでなく、その周囲で過ごす人たちも含めてのことです。

わたしが娘のことを
発信している理由は、

少しでも多くの人に発達障害について
正しく知ってもらうことで
当事者だけではなく
その周囲で過ごす人も含め、
みんなが楽に過ごせると思うからです。

 

特性を持つ子たちが穏やかに過ごせるように
そして周囲の人たちも笑顔でいられるように
わたしたちに何ができるかな?

という豊かな想像力を
持って関わっていただけたら・・・

と願ってやみません。