博物館とマハラーシュトラな朝食■Prakash S. U. K.(ムンバイ)■ポハ、アルワディ他 | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃん です。

 

 

 

インドタイ王国 遠征 2024 新春 

 

 

 

 

第2章 ムンバイ 編

 

 

 

#023 CSMVS (Musium) 

 

 

 

CSMVS

 

 

 

正式名称、チャトラパティ シヴァージー マハラジ ヴァストゥ サングラハラヤ。
(Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya、略称CSMVS)

 

 

 

こちらはムンバイ、いやインドでも有数の歴史博物館で、旧名は「西インド プリンス オブ ウェールズ博物館」といいます。

 

 

 

ブッダの頭部

 

 

 

鉄道の駅も、この博物館も、イギリスから独立した際に、昔の自分たちの王の名を付けたためにこのような長ーい名称になり、もっぱら略称で呼んでいるようです。

 

 

 

 

インド国旗の中央にもある”チャクラ”の前を通って館内へ。

 

 

 

 

まずは巨大なヴァラーハがお出迎え。

 

 

ヴァラーハは、ヒンドゥー教における猪の姿をしたヴィシュヌ神の第3のアバター(化身)です。

 

 

ちなみにヴィシュヌには全部で10の化身があります。

 

 

ヒンドゥー教がインドの各地の土着の宗教や新興宗教をも取り込んで巨大化していった流れが面白い。

 

 

 

 

古い神神の彫刻がいっぱい。

 

 

 

 

ガネーシャ。

 

 

 

 

こちらはヴィシュヌの第4のアバターであるナラシンハです。

 

ライオンと人のミキシング。

 

 

 

 

ギリシャ彫刻のようなブッダ像。

 

 

ちなみに、仏教の開祖である釈迦(ブッダ)はヴィシュヌの第9の化身とされています。

 

 

 

 

ジャイナ教関連の展示も多かったです。

 

 

ジャイナ教徒は殺生を徹底的に忌むことから、肉・魚介類・卵・球根類などは口にしないことで知られています。

 

 

ムンバイのレストランにはジャイナ教徒向けのメニューが設けられていることが多多ありました。

 

 

 

 

東京の国立博物館の東洋館が好きな人には、たまらん場所ですちゃ。

 

 

 

 

そんな訳で、午前中に「エレファンタ島」、午後に「CSMVS(博物館)」と、たっぷり歴史の旅を堪能した後は宿舎へ。

 

 

 

 

おや、この宿舎、併設の式場で結婚式(披露宴?)の真っ最中じゃありませんか。

 

 

 

 

階段をのぼると階下で開催のパーティの様子が丸見え。にゃはは。

 

 

 

 

そして厨房の様子も丸見え。ぶわ。

 

 

 

#024 Prakash Shakahari Upahar Kendra 

 

 

 

 

翌朝、宿舎から歩いて朝食を食べに向かったのは、マハラーシュトラの伝統的な朝食が食べられる「Prakash Shakahari Upahar Kendra」というお店。

 

 

道中、至る所で道路工事をしていて、ヤードで道を塞がれていたり、巨大な穴が開いていたのでそれらを回避しつつ、もちろんクルマも避けながら、なんとかたどり着きました。

 

 

 

 

もちろん、お目当てはこれらスナックの数数。

 

 

代表的なものを3品注文してみました。

 

 

 

batata poha

 

 

 

「ポハ」(※ライスフレーク)は、ネパール料理店などで「チウラ」としてそのままストレート喰いしたことがある人は多いと思いますが、マハラーシュトラではこのスタイルが主流。

 

 

玉ねぎ微塵切りとダイスカットのジャガイモをマスタードシードと炒めてターメリックやカレーリーフも入って、、そこに水で戻したポハをぶっこんで仕上げます。

 

南インドっぽいのが面白い。

 

 

これ、ムンバイの朝食の定番です。

 

 

 

misal

 

 

 

そして今回の旅で、もう何回も食べてレポートしまくっている「ミサル」は当然ここでもオーダー。

 

 

 

 

具材の緑豆がとんでもなく良い仕事してますちゃ。

 

 

 

alu wadi

 

 

 

黒い衝撃!

 

 

これは珍しい。

 

 

「アル・ワディ」は、タロイモの葉にタマリンドのペーストを塗って巻いた後、スライスしてから鉄板で両面を焼き上げたスナックです。

 

 

 

 

油ぎらぎらですが、デニッシュ風で激ウマ!

 

 

 

milk tea

 

 

 

ミルクティとチャイの違いは、前者は紅茶にあとから牛乳をミキシングするところです。

 

 

 

armond ice

 

 

 

スヰーツ活動も忘れない。。

 

 

こんなん、絶対うまいやつやー。

 

 

 

 

なんか洗練されたお店でしたちゃ。

 

 

 

#025 さらばムンバイ、楽園ゴアへ 

 

 

 

 

こうして私は、ムンバイを堪能した後、飛行機でわずか1時間、ヒッピーの楽園(?)ゴアへと向かうことに。

 

 

移動距離は600km程度ですが、電車や車だと軽く10時間以上かかります。

 

 

 

 

ムンバイ空港での待ち時間に「the coffee bean」というお店で購入した「エスプレッソ・ダブル」は310ルピー(550円)もしたのに、、

 

 

 


・・量がめっちゃ少ない。ぶわ。

 

 

 

 

そしてフライト1時間、ゴア空港に到着!

 

 

 

 

てか、ゴアにはUberもOlaも無かった!ぶわ。

 

 

観光地なのに、、

 

 

 

要するに、日本のタクシー業界と同じで、ライドシェア導入に抵抗している既得権益団体がいるのでしょう。

 

 

 

 

おとなしくプリペイドタクシーで宿舎へ向かいました。

 

 

 

 

宿舎に到着するとウェルカムドリンクが。

 

 

さすがはタタ財閥の経営する宿舎ですね。

 

 

 

もっとも、行き違いがあってなかなか部屋に案内してもらえず涙目になりながら、ちびちびと飲んだアンニュイな午後なのでした。

 

 

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

***

 

 

※今回の遠征記(ムンバイ、ゴア、バンコク)のもくじはこちら

 



※アムリトサル、ラホール、グジュランワーラー、ペシャワールの遠征記2023はこちら

 



※デリー、カトマンズ、コルカタ、バラナシの遠征記2020はこちら

 



※シンガポール、チェンナイ、マドゥライ、コーチの遠征記2019はこちら

 

 

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