カレー探偵、やみちゃん です。
或る日のカレー活動は、アルナズ。
例によって、極少人数での食事会です。
この日は最初のサラダから楽しみでした!
なぜって、
京都”N”ドレッシング(仮称)
最近アジアハンターさんから購入したという、銅コーティングされたかっちょいいサーバーにたっぷり入っているのは、京都の名店”NOORANI(ヌーラーニ)”さん風のドレッシングです!
いやー、実はこれ、今から10年前に京都で初めて食べたときから妙に印象に残っていた味でして。。
念願かなって、あの味がきたぁー!
細かい作り方は秘伝らしいのですが、玉ねぎとアップルビネガー、そして生のオレンジを使ったフルーティな味わいが特徴。
ぜったいおいしいやつー。ぐいーん。
フェイズ社長、この”N”ドレッシングをしばらくお店で出してみるそうです。
好評なら、これからも継続して提供してくれるそうですよ。
市販のフレンチドレッシングやゴマドレな店が多い中、手の込んだコレが出てくるアルナズはすごいよ!
フェイズ社長の柔軟さに感謝ですね。
ところで、この”N”ドレがなぜアルナズに降臨したのかというと、、
じつはアルナズのアリ総料理長は、アルナズに招聘される前にNOORANIで3年間の勤務歴があるんです。
先日その話を聞いた私は、速攻でこの食事会を企画したのでした。
"Ali's EID special feat. Kyoto"
シールクルマ
サラダ with ”N”ドレッシング
バターチキンマサラ
マトンチェティナード
プディナライス
ケララパロタ
ビーフバルティ
ミスティドイ
無糖チャイ
※青字が京都のNOORANIの味を再現したもの
ぐいーん。
バターチキンマサラ
チャラくない、大人の鑑賞にたえうる、ガチなバターチキン。
バターチキンはあまりにも甘ったるく、子供向け&ライト級カレー女子向け&キャッチーでチャラい味に変えられてしまい、カレーマニアからは逆にそっぽを向かれることが多くなってしまった或る意味不遇な存在ですが、、それは間違いです。
本来のバターチキンはコヤ(Khoya、コア、濃縮乳)を使って濃厚に仕上げたA級料理なんです。
私が京都で2015年に調査したNOORANI姉妹店の”NAYA INDIA NOOR(ナヤ・インディア・ヌール)"のバターチキンマサラは大人の鑑賞にたえうるガチな味でした。
それゆえ、いまでも強烈に印象に残っているお店なのですよ、ええ。
※参考リンク
■NAYA INDIA NOOR(京都市)■カレー遠征2015盛夏・淡路ほか編【8】極上な羊食!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12070451594.html?frm=theme
↑バターチキンマサラ、マトンチェティナード、プディナライス、ケララパロタ等を食べました。
今回、それらを再現です。遠い目。
私が普段バターチキンを食べないのは、チャラ系のバタチキしか見かけないから。
ならばと、アリ総料理長に京都で食べたあの味のようにとガチってもらいましたわ。
うん、これだよ、これ!!
これならいつだって注文したいやつだよ!
からのーー、、
マトンチェティナード
タミルの一番ぜいたくなマトンカレー。
これだけのスパイスを、、、
挽いてチェティナードマサラに!
香りがすばらしい!
マトンもほろっほろ!!
実は数年前にKHUSHIさんでもKhoyaを使った大人の鑑賞にたえうるバターチキンマサラはスペシャルで出たことがあります。
しかしながら、長いKHUSHI歴の中で私の知る限り1度だけです。(高岡六家 時代)
食べましたが、超・美味しかったです。
また出ることがあるのかな?
そしてマトンチェティナードはKHUSHIさんに日常的にありますし、味はどちらも遜色なしですが、肉量はアルナズの方が多く、価格はアルナズの方が安いですね。
ただし、アルナズには日常的には無いです。
(要・複数人での予約)
カレー・一長一短。
プディナ(ミント)ライス
これ、香りがすばらしいんですよー!
カシューもミキシングされてうまっ!
ケララパロタ
パロタ、ぐいーーーーーーん!!
デニッシュパンが好きならハマるやつー。
私はいつだってチャパティ派なので、普段は食べませんが、味は美味しいです。
ビーフバルティ
(この日の日替わり)
イギリスに移住したカシミール系パキスタン人シェフが考案した料理です。
青唐辛子でバキバキにするのが正しいらしいのですが、日替わり枠なのでそれも難しいだろうと、志村ミルチで代用したそう。
シールクルマ
この日はイード(お祝い)期間でもあり、定番のシールクルマが振る舞われました。
ミスティドイ
もちろん、私たちの食事会用には別途スヰーツが。
激甘ミスティドイ。
キング・オブ・ベンガリー・デザートです。
良い色に仕上がってますね!
アリ総料理長(近影)
アリさん、あなたのおかげで、あの日、京都で食べたあの名品の味を追体験できました!
ヌルール社長(NOORANIグループ総帥)にも感謝です!
私たちの歓喜の声に包まれながらも、アリさんは翌日のカレーの仕込みの真っ最中。
スパイスはパウダーを使うのではなく、その場でホールスパイスを挽いてぶっこんでましたよ。
ビーフ・オジリー(胃袋)。
これは5時間煮込むそうです。
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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