ケサリ・レストラン / バラナシ ■ 北印度&ネパール [32] 豪華マルワリ・ターリーを堪能! | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

ナマステー!!

 

2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。

 

◆◆ カレー遠征 2020 新春

 『北インド&ネパール遠征』 編

 

 

第4部 バラナシ編
 [32] Keshari Restaurant
  街の中心部で豪華マルワリ・ターリーを豪快に手喰い!

 

 

Keshari Restaourant 外観

 

 

メインガートでの2度目のプージャー見学を終え、街の中心部へと美味いものを求めてブラヤミ。

 

とはいっても、外の屋台で適当に食べる気分でもなく、ちゃんとした店に腰をおろしてゆったり食べたい気分。

 

 

 

 

 

店内風景

 

 

飛び込みで入ったレストランがなかなかのヒットでした。

ちょっと高級感があります。

 

ブルーのテーブルクロスが目に眩しい!

 

 

 

 

 

メニュー(※一部)

 

 

ふむ、ここもベジの店ですね。

 

じゃがいもとお豆チャンのパラダイスやー!

 

 

「Keema(キーマ)」という料理がありますが、これは肉のキーマではなく、野菜のキーマですちゃ。

 

(※キーマ・・・細かいもの、の意味)

 

 

 

 

 

South Indian Menu

 

 

おもしろいのは、ガチ北インドのバラナシですが、普通に南インドのティファンが充実しまくっていること。

 

まあ、日本人がわざわざバラナシで食べるものでもないと思いますが。にゃはは。

 

 

 

 

 

探偵の食卓 with Rose

 

 

嗚呼、僕には赤い薔薇がふさわしい。

 

 

 

 

 

Marwari Thali

 

 

「マルワリ・ターリー」にしちゃった。

 

単品だといろんなものが食べられないからー。

 

ちょっとずついろんなものが食べたい乙女ゴコロがとまんない!

 

 

 

<やみコラム1>

 

「ターリーとミールス」

”ターリー”は定食のことで、原則、お代わりは不可です。

”ミールス”は南インドに多い、ランチタイム等にお代わり自由で提供される食事です。

日本ではごっちゃに使われています。

 

 

 

<やみコラム2>

 

「マルワリの人人」

”マルワリ”は、ラジャスタン州マールワール地方出身の商人達のこと。

コルカタを中心に商域を次第に北インド全域に拡大、インド財界で一大勢力を形成するに至りました。ベジタリアン。

 

 

 

※この遠征記(第29回)のなかで取り上げた「バッティ」も、もともとはラジャスタンの名物料理ですが、マルワリの人人の経済活動に伴い、いまでは北インド全般にそれが広がっているというわけです。

 

 

 

 

 

 

では、順に見ていきましょう。

 

 

 

 

 

Dal Palak

 

 

これ、めっちゃ癒し!

 

 

 

 

 

Kadhi Pakora

 

 

カリパコラです。

(パンジャーブ名物)

 

ほのかな酸味が心地よい!

 

 

 

 

 

Paneer Kadai and Mix Vege Curry

 

 

いつも思うけど、現地のパニールのなんと素晴らしく美味しいことよ。

 

野菜カレーも滋味と癒しの塊ですちゃ。

 

 

 

 

 

Sweet Dahi

 

 

ベジだけど物足りなさなど皆無であり、このまま動物さんたちの命をいただかずに静かに暮らしていきたくなるほど。

 

 

 

 

 

Chapati

 

 

私はいつだってチャパティ派なんですー。

 

マルワリの人人は豆粉や雑穀がブレンドされたヘルシーなチャパティを好むといいます。

 

 

 

 

 

Makki ki roti

 

 

そして、この「マッキ・キ・ロティ」も有名!

 

 

なにも色が黄色だから「まっ黄っ黄ロティ」っていうんじゃないですよ!ぶわぶわ。

 

 

これはトウモロコシ粉で焼いたものです。

 

私は雑穀スキー。

こういうのはご馳走以外の何ものでもありません。

 

 

 

 

 

Makki ki roti (zoom up)

 

 

表面がテカテカ、ギラギラになっていましたが、もちろんこれは純ギー(ガチギー©)を塗ったもの。

 

出てきた瞬間から、あまーーーーーーーい香りが店内に充満し、我が鼻腔から入って耳の穴から煙が出ましたちゃ。にゃはは。

 

 

コンパウンドギーでテカテカになったものであれば、私はすぐに紙で油をふきふきするのですが、ガチギーは堪能します。

 

そう、それこそが正しきカレー道なんです。

 

 

 

 

 

帰路

 

 

いやしかし、バラナシで食べるターリーは安くてうまくてすごいなあ。

 

 

イメージとしては、富山県魚津市の「ニーラジュ」さんのような料理が500円ぐらいで、しかもそこら中のお店で食べられる感じにゃ

 

 

 

 

■ 次回予告(Next Yummy)

[33] マニカルニカーガート(火葬場)

 さらばバラナシ! マライトースト!フィッシュマルケット!

 

 

***

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 もくじ(リンク)
 ↓↓↓
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12567318192.html

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲


「Wind Climbing~風にあそばれて」

 

 

■ おすすめ書籍

 

※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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