正義という名の悪(前編) | あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

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「行列のできる守護天使描き」ヤミコです。漫画家デビューを経て、ヒーラー・カウンセラーになり、宇宙意識を学ぶメタスピリチュアル講座もやっている国際催眠療法士。

 

 

お晩です(=゚ω゚)ノヤミコでございます☆

今日は「心理」の話を少々。

 

 

※制作中につき、2017年11月11日の過去記事を再掲載してます。

 

 

 

この記事で、↓

(6)意識グリッドとエゴの正体

 

 

バックミンスター・フラー氏の

「富の概念」について書きましたが。

これからは、

 



『選択肢を増やすこと』 

も加えたいところですな。

 

 

 

 

 

私は以前、

私はキンコン西野さんの著書を読み、

めっちゃ感銘を受けました。

 

 

 

 

 

 

そして最近、
西野さんのコメントを読んで、

すっごく共感したことがあったんです。
それはですね…




「風で倒れた自転車を立てる親切なバカ」



というものでして(笑)

 

ほんっとハッキリした物言いで、

読んでいて気持ちがいい( ̄▽ ̄*)
 

 

以下、コピペです。↓

 

 

 

まだ強い風が吹いているのに、

風で倒れている自転車を(親切で)

立てている青年がいたので、
「立てちゃダメだよ」と言ってあげたら、

「え? なんで?」といった表情が返ってきた。


かなりバカだ。



自転車が倒れた原因である『風』は、

まだまだ吹き続けている。
ここで自転車を立てても、また倒れてしまう。



次に倒れたタイミングで

自転車が壊れるかもしれないし、

近くを歩いている子供にブツかって、
怪我をさせてしまうかもしれない。

 


風の中、自転車を立てることで、

それらの可能性をわざわざ生んでいるわけだ。



もっとも厄介なのが、この青年が

『正義』を理由に動いているところだ。



昨日、このことをFacebookに書いたところ、案の定、
「善かれと思ってやった人間を否定するなんて、ヒドイ!」

といった旨のコメントが大量に届いた。



聞く耳を持つことに関しては

犯罪者の方がまだマシで、

『正義』を理由に動く人間は、思考停止しがち。



「善かれと思ってやったことは正しい」

という言い分の延長にあるのが、


善かれと思って贈られる差し入れであり、
善かれと思って贈られる被災地への千羽鶴だ。



この世で一番厄介なものが

『想像力が欠落した正義』で、

そういう人間に「キミの正義が相手の正義とは限らないよ」と教えてあげても、

「俺は正しいことをやっているんだー!」と逆上するだけ。  
 

(西野さんブログより抜粋)

 

 

 

はい。
ここまで読んで、何やらモヤモヤしたものが心の中に残った人がいるかもですね。
 

わからなくもないです、

その気持ち(*´Д`)



ただね、

きっとその“モヤモヤの正体”を、

まだ知らないからだと思うんですよね。


てか、知りたくないと思ってるのかも。



ちょっと前、西野さんは

「差し入れ拒否」の話もされてました。

 


日本全国&海外を飛び回る芸人さんなので、行く先々で差し入れを頂くそうです。
でも、FBやブログ等で「差し入れは要りません」と表明した途端、大炎上!(笑)


「ファンの気持ちを大事にできない奴は終わってる」
「西野のくせに調子に乗るな」
「差し入れをありがたく思えないヒドい人間」


…まぁね、そうなりますよね( ̄▽ ̄)
会って差し入れ渡そうと思ってたファンの方々にしてみたら、期待を裏切られたかのように感じて、
ガッカリ&腹立たしいでしょうし。



でも、西野さんは移動しながら「仕事」してるという状況。
なるべく荷物減らして身軽に動かなきゃイカンのに、見ず知らずの人からよくわからんお菓子とかプレゼントとか大量に貰ってもねぇ…
 

 

それ抱えながら動けないし、

かといって捨てられないし、

仕方ないので梱包して自宅に送ったりすることもあるそうですよ。


でもそれだって、荷物を梱包して発送する時間と、手間と、コストがかかるわけだ。
西野さんのファンは、西野さんが困るようなことをしたい変態なのだろうか?


あ、私も変態だしファンだった(笑)
しかし、応援してる人を困らせるようなことはしたいと思わんがなぁ。



西野さんはいつも

「社会に根ざしている問題」を突く。

 


世の中には突かれたくない人の方が多いので、結果的に西野さんは叩かれてしまう。


最初に紹介した文章の最後に

「千羽鶴」のことに触れてましたね。


あれは象徴的な話だと思うので、

その話も紹介したいと思います。


何の話かというと…

震災被災地への千羽鶴での励ましの事。






「阪神淡路大震災」

「新潟中越地震」

「東日本大震災」

「熊本地震」

 


日本では今まで何度か、災害被災地へ支援を行ってましたよね。
あれで、「真心」といって、大量の千羽鶴を贈るということがありました。
(着用済みの服や下着などもそう)


よくわかります(´・ω・`)
気持ちですよね。 

想いですよね。



でも。
熊本の自治体は「千羽鶴はけっこうです」と言い、「欲しいモノ・要らないモノ」のリストを発表した。
 

 

それが大変な物議を醸したので、

ご存じの方も多いでしょう。


以下、まとめサイトより抜粋↓

 

 

 

■くまモン熊本人は糞性格悪いという事が分かった。
必要があると思って送られてる訳無いだろ。
下等な文句言って騒いでて呆れる。こんなゴミ共に募金してなくてよかった。

■そっかぁ、気持ちや願いよりも物や金を要求する。
確かに役に立たないかもだけど、随分と薄情な奴らだね。
無関心や支援物資なしよりはマシだとは思うけどねぇ…。

■熊本土人も焼却しとけ

■千羽鶴が迷惑ね。。。
確かに直接自分の生活が変わるわけではないからな
でもせっかく送ってきてくれた物を迷惑って言っちゃうことは、問題じゃないか?

■千羽鶴きただけでもうれしいでしょ
調子のんな笑笑

■いらないものリストに千羽鶴が入ってるらしいな
確かに千羽鶴は食えんし飲めんし体を温めたりする事はできひんけど
千羽鶴を贈った人達の善意とかは全て無視か?
んな事知ったこっちゃないってか?それは違うやろって俺は思うわ 

 

 

 

…このようなコメントが何百と来てました。

 


 

私はもう…愕然としました。

 


西野さんがご自身の

「差し入れは受け取らない」という話のとき、

この千羽鶴の話を例えにされてたんですが、

それでも未だに叩かれるんですね。
 

 

「被災したことないくせに」

とも言われたそうですが、西野さんは兵庫だから被災経験者だそうです。
 

でもホントは「被災の有無」も関係ないよね(´~`;) 



近年の日本では、阪神淡路の時がはじめての大きな災害で、何もかもが未知だったと思う。

 


レスキューもあれから発達したし、

災害時のマニュアルもアップデートされてると思う。

 


でも当時、西宮市では

使用できない支援物資の処分で、

2800万円の費用がかかったそうです。



折り鶴の数が多くて量が大きいほど、

真心の結集だと思う人がいる。

 


まだ着られる自分のおさがりを、

寒くて震えてる人に着てもらいたいと思う人もいる。

 


価値観は人それぞれだから、

それが悪いわけなどないですよね。



想いも一緒に折って、

気持ちを物に乗せて、

どうか希望になってくれれば、と。

 


その想いは被災地の人だって、

痛いほどわかってるでしょう。



だからこそ今まで言わずに我慢してきたんでしょう。

 


被災して大変な思いをしながらも、

贈ってくれた方々に気遣いしてきたわけです。



使い古されたタオル、

毛布、衣類、腐った食料など、

大量の廃棄物。

 


千羽鶴や廃棄物が場所を取ってしまって、

大事な救援物資が届いても置く所がない。


義援金がきても、廃棄処分に莫大なお金がかかる。

 

 

 

「真心」ってなに?
「正義」ってなに?
「思いやり」ってなに?

 

 

 

では反対意見も抜粋して載せてみましょう。


 

 

 

■善意と自己満足が区別出来てねぇなぁ

■万札で折った千羽鶴なら誰も文句言わないから、それで頼むわ

■こいつらが社会に出た時に給料を全部「千羽鶴」で上げれば良い。

■「俺の善意を受け入れないともう支援しねぇぞ」 脅迫かな?

■困ってる人を助ける、ということより、困ってる人を思ってあげてる自分、のが大切なんだろうね。 

■善意のオナニー

 

 

 

…ということで、私ゃ思わず笑っちゃったりしましたがニヒヒ
千羽鶴の給料ウケる!!!!!



皆さんはどう思いますか?

 


熊本で被災された方々は、

傲慢で調子に乗ってるのか?

 


個人的には、言いたくて言ってるんじゃない気がしますが…

勇気出して表明したんだと思ったが…



「支援」って、

「してやってるんだ」という、

上から目線のものだっけ?

 


「ありがたく思え」って言われて、

上下関係が生まれるのが「真心」だっけ?

 

 

公平に偏りなしで考えてみても、

やはり贈り物は、相手の立場や気持ちを一番に考えるべきだと思うわ真顔
 

 

 

もう嫌なことは我慢せず、

NOって言ってもいいんじゃね?

 

 

 

これ以上、被災者や被災地に、

余計な負担かけないように。

 


今の日本はいつ自分が被災者になるかワカランのよ?

 

 

 

「個人の救援物資は、

被災地を襲う第2の災害」

 

 

という側面があるのが現状です。

 

 

 

画像 http://www.sankei.com/

 

 

 

まだモヤモヤした気持ちがある人。
古い価値観が捨てられないままの人。

 


きっと「モヤモヤの正体」を

見破ってないんだと思います。



世の中の大半の、

「モヤモヤ」

「イライラ」

「苦しさ」

「不安」…



それは、その正体がわからないから

解決しないのです。

 


その正体を暴けば、

実はほとんどの問題は解決するのです。



最初の「強風で自転車を立てる人」も、
西野さんの「差し入れ拒否」も、
被災地への「千羽鶴を送る真心」も、


どれも二極に、真っ二つに意見が分かれる。

 


なぜそうなるのか?
なぜモヤモヤした気持ちになるのか?


それが理解できれば、

物事を二極に分断することも無くなってきます。

そしてそれは…

 

 

 

『選択肢を増やすこと』

 

にもつながるのですキラキラ



さて。
なぜ真逆の意見に分かれてしまうのか。


キリのいいところで

次回に続きまする~~(∀`*)ゞ
 

 

 

 

 

 

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