45歳の夫はなんの前触れもなく、2023年2月13日ごろから急に食べなくなり、話さなくなり、2月28日に救急搬送されました。

 

かたつむりここまでの経緯

クローバー病気発覚、緊急手術までのお話は→こちらのカテゴリ

 

脳腫瘍が見つかった。嘘でしょ?

病名発覚。平均余命は14ヶ月

手術後、家族の写真を見てもわからない夫

ついに夫が喋った!! 1ヶ月ぶり!!

 

2023年4月14日 手術から44日後あたり

 

がんセンターの主治医から電話あり、今の状態を見ながら面談をしたいとのこと。

 

夫は、相変わらずリハビリへの意欲があんまり見られなくて

 

最近は薬の内服も拒否の姿勢が見られるらしい。

 

がんセンターへ転院してきたばかりの頃は食事は順調に行っていて、全粥も上手に食べられていたが、

 

今週からは食事も取れていないと。

 

怒ることが多くコミュニケーションもほとんど取れないので、家族からの声かけをお願いしたい、とのことだった。

 

 

 

半月ぶりに夫に会った。

 

痩せて小さくなった夫を見て、正直驚愕した。

 

久しぶりに会いに行ったのに、布団を頭からかぶって、こちらを見てくれようともしない。

 

夫の名前を呼び続け、しばらくしてやっと声が聞けた。

 

「帰れよ!!!」

 

今まで聞いたこともないくらいの大きな声で、こちらを睨みながら。

 

 

すごく、すごく悲しかった。。。

 

私なら、夫と話せると思ったのに。

 

 

「ご飯は、お願い、食べて!」

 

と何度も何度も説得したけど、首を縦には振らなかった。

 

今まで病気のこと、余命のことは直接伝えていなかったけど、伝えると夫の気持ちも変わるかなと思って

 

言葉を選んで選んで、伝えてみた。

 

それでも、何も変わらなかった。

 

 

 

主治医の先生からは、抗がん剤治療で気持ちが悪いとかではなく、

 

夫の意思で食べるのを拒否しているように見える、と言われた。

 

今の状況に絶望して、生きるのを諦めて食べるのをやめてしまったのだろうか。

 

食べるのをやめるほど、今夫は辛いのか、と思うと本当に本当に辛かった。

 

 

 

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この時期が一番辛かったです。

 

コロナ禍で会えないし、薬を飲まないと再発の恐れもあるし、

 

本当に、もう死ぬのを待つだけなのかと思うと、辛すぎました。

 

この時の姿を思い出すと、今でも胸がギュッとなります泣

 

 

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続きは3月18日(月)19時30ごろ更新します!

「それでも、毎日大好きだよと伝えた」