ブルーモリス FIGHTER GSの第一印象 | サラリーマンスキーヤーの日常

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競技スキーをしたり、バイクに乗ったり、トレッキングをしたり、走ったりしてます。その他、全国のうまいものを食べるのも大好きです。2016シーズン後半にACL損傷→再建術→2018シーズンからは競技スキーにも復帰しました。そんな日常をつれづれなるままに

今シーズンのGSメイン板にするつもりで購入したブルーモリスのマスターズ向けGS板
FIGHTER GS
 

 
12月でしたっけね、カスタムフェアで予約したのを松本の石井スポーツから引き取ってきました
ただ、その後雪もなかなか増えずってことで、なかなか雪上に下ろすタイミングを逸していましたが、今シーズンはそんなこと言ってたら春になっちまうわい、ってことで先週末に初下し
(まあ、先週末以降それなりに冷えたり降雪があるので(それでも例年よりも菅平は雪少ないとは思いますが)バーン状況は改善していくものとは思いますが)
 
 
土曜日1/13
一応圧雪は入っていましたが、柔らかいバーン状態
まあ、レーシング板のフィーリングを試すというようなバーン状況ではないですが、とりあえず第一印象的なところだけ記録
 
 
ブルーモリスが今シーズンから市販モデルとしては初めて投入したレーシングライン
GSについてはFIS対応のモデルとそれ以外に2モデル設定されていますが、そのFIS対応ではない方の中でもマスターズ用として位置づけられるモデルです

 

 

1サイズでの展開、185cmでR25(105‐66.5‐87.5)ということで全体に少し太目のプロポーション
 
この記事の時の映像ですが、この板を履いての滑りの様子……
 

 

僕の技術レベルはこの滑りの動画から推測していただけるかと思いますので、このインプレッションを書いているのは「あぁ、こういう感じのレベルの人なのねぇ」と生温かく見ていただければと思います。

 
 
もっともこの映像の通り新雪では無いものの結構柔らかいバーン状況で、(滑っている感覚としては映像よりも柔らかくかつ荒れている感じはしました)レーシングの板の性能云々を確認するとかそういう感じでもなかったんですが、それでもまあ一日履いていましたのでなんとなくの素性は見えてきたかなと。
 
そもそもブルーモリスの板って、2シーズン前くらいに基礎向けの板を試乗して、「あれ意外と良い(レーシングでも使えるくらいしっかり感あり)」と思ったのがきっかけで興味を持ちまして、昨シーズン途中で今シーズンからレーシング向けの板も販売するとの情報を得て、買ってみようかなと思ったんですよね。
 
ということで、どこかで試乗できればしたいと企んでいたんですが、試乗できるタイミングが無く、「さあどうっすかな」と思っていたらGWのアスペンの試乗会でSLの板に乗る機会を得ました。
 

 

この記事の1本目で履いています。

 

過去に履いたこともある基礎系小回り板のフィーリングも合わせてですが、しっかり感がある中でも扱いやすそうという印象だったんで、この板もその流れであろうと

ましてやGS板とはいってもマスターズ向けという設定ですし、ラディウスも25mということで、どちらかというとイージーな乗り味をイメージしてました

 

で、どのみちレーシング板のフィーリングを確かめるにはあまり良いバーン状況でもないですし、フリーでしか滑ってませんから、あくまで第一印象的な話でしか無いんですが……

 

結論的には、思っていたよりも全体的に強い板だなと言う印象でした

 

柔らかくで凸凹のアルバーン状況だとフレックス感が感じづらく、あまり板をたわませている感覚が得られず難しさを感じました

まあこのあたりは、去年までメインで履いていたロシのGSが鋭さは無いのだけれどターン弧をイージーに描くような特性だったから、それとの対比で余計にそう感じるのかもです

 

(そういう状況を滑ったわけではないのであくまで推測ですが)逆に言えば、それなりのバーン(硬い状況)であればグリップ感は得やすそうですし、小さめのラディウスと相まって安定してポールの中で滑れそうな感じもします

まあ、そのあたりは今後いろんなバーン状況で滑り込んでみることで答えが出るかと思います

 

ただ、一点

コーチから「ターンがしづらそうに見える」との指摘あり

硬さはあると思いますが、バーンがしっかりしていれば問題ないかなぁという感じでもあるんですが、硬さもバーンの荒れ具合もいろんな状況での僕の滑りを見ているコーチが言うなら、そういう印象を受けるような滑りだったり板の動きだったりはあるのかなと

 

まあ、雪面に対して板がアンマッチだからということもあるかもですが、ひょっとしたらこれが影響しているかもというのが心当たりがありまして

 

この板、普通にプレートとビンディングをオーダーした場合のセッティングから少し変えていて、プレートとビンディングの間にリフターをかましています

 

 

トゥ側2枚

 

 

ヒール側1枚

 

1枚につき2mmなので、つま先側が2mm上がっているセッティングです

 

SL板のフォルクルと同じセッティングで、基本的にはトップ側を噛ますという狙いではあるんですが、硬めのフレックス、広めのトップと合わさったときにGS板として考えれば噛みすぎて前半が動きづらくなってしまっている可能性はあるかも

 

本来ならシーズン序盤で色々テストすべきなんでしょうけど、まあ板が来たの自体もそんなに早くなかったし、今年の雪の状況だとここまで雪上で試せなかったのもまあしょうがないところなので、この先状況が良いときにテストしてセッティングを変えるかもです

 

というので、結構ネガティブなこと書いていますが、しかるべき状況で滑れば良い挙動をしてくれそうな感じもあるんですよね

 

ということで、レーシング板のレビューとしてはあまり役に立たないファーストインプレッションでした(;´∀`)