今シーズンのワックス方針 その2 リキッドワックス | サラリーマンスキーヤーの日常

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競技スキーをしたり、バイクに乗ったり、トレッキングをしたり、走ったりしてます。その他、全国のうまいものを食べるのも大好きです。2016シーズン後半にACL損傷→再建術→2018シーズンからは競技スキーにも復帰しました。そんな日常をつれづれなるままに

 

ホットワックス以外で、普段滑るときにこれも使うよってワックスの話

 

●リキッドワックスについて

 

2019-20シーズンから導入したハヤシワックスのリキッドワックス

 

 

昨シーズンからはホットワックスも併用しながらですが、使用頻度を上げて使ってきました

(先日の記事でワックスの在庫が大量って話書きましたが、リキッド使うようになってホットワックスがなかなか減らなくなってきてるのも一因だったりします(^▽^;))

ただ、実際には春先あたりはリキッドだけだと汚れがたまっていく感じになってしまうこともあり、3月以降はホットワックスの頻度が多くなる傾向でリキッドの方も思ったほどには減らないという状況

 

 

ってことで、リキッドもホットワックス用の固形同様、それなりに残ってます

もっとも、左のオレンジと右の小さいボトル(フッ素配合)のはそこそこ残ってますが、真ん中の青と紫のラベルのは1/3~1/4くらいまでは減ってはいるんですけどね

それでもすぐに無くなるという感じではなく(1回あたりはそれほど量は使わないんですよね)、これも継続して今シーズンも使用していきます

 

特に一番右のはいわゆるハイフッ素ってものになるので、レースの2本目なんかに使うには便利でもあるし、固形ワックス生塗り+リキッドというような技もあるので(効果のほどは「信じる者は救われる」ではありますが)、練習時だけでなく大会でも活用する予定

 

そんな技について興味ある方はこちらをどうぞ

 

 

大会の時はもろもろの状況に応じて、ホットワックス・リキッドワックスを使い分ける感じではあるんですが

トレーニング時については、基本的に先シーズンと同じような感じで、

シーズン序盤は滑りながらホットワックスもすることで滑走面を磨いていくようなイメージでホットワックスがメイン(宿泊等でホットワックスできない状況で連続して使う場合はリキッドも使用)になりますが

中盤はリキッドで済ませられる状況ならリキッドがメイン

ただ、滑走面のクリーニングも兼ねて3回に1回はホットワックス(硬いベースワックス)という選択になっていくと思います

 

ただ、シーズン終盤についてはちょっと違ってきまして

 

雪が汚れてくると、リキッドを連続して使用するのはどうなのよ、という感じもあって

先シーズンはリキッドとホットを交互にという感じでしたが、特に大会ということでないなら、今シーズンはリムーバー併用してリキッドメインにするという手もあるかなぁと思い始めてはいるんですよね(手間を減らすという意味で)

一方で、リムーバーを忌避する感覚は(自分の中で)いまだにあるので、どうしようかなと思案中です

 

さて、今手元にあるリキッドワックスはそんな感じで使っては行くんですが

現状、従来のいわゆる「簡易ワックス」におけるリキッドワックスではなく、

(明言しているかどうか問わず)レーシングレベルで使えるといったような感じでリキッドワックスをラインナップしているメーカー(ブランド)は結構多くなっています

 

国産だと

今使っているハヤシワックス 

https://hayashiwax.jp/category/product/liquidwax/

の他に

ガリウムワックス

https://saas.actibookone.com/?cNo=61045¶m=MV8zXzc=&pNo=12&detailFlg=0

(ガリウムについては、あくまで簡易ワックスというジャンルでの進化型という感じです)

マツモトワックス

https://www.matsumotowax.com/mw_portable

COSLABOWAX

http://www.coslabowax.com/productshtml.html

FIELD EARTH

https://www.fieldearthdesign.com/wax.html

 

海外物でも有名どころはだいたい各社出していて

SWIX

https://swix.co.jp/catalog/c01/

TOKO 

https://tokowax.swix.co.jp/wax_tools_category/glidewax/

HOLMENKOL

https://www.holmenkol.org/wax#bw

VOLA

https://vola.fr/en/sport/farts/race-wax

MAPLUS

https://www.maplus.it/it/scioline/performance-line-liquid-ski-wax/itemlist

 

他にも出しているところあるのかもですが、僕が把握している範囲だとこんなところかな

(リンクについては国内向けのサイトのリンクが主ですが

一部、カタログの該当ページとか海外の本家サイトとかのリンクもあります)

 

ハヤシワックスのスタッフブログを見ると、ハヤシワックスがリキッドワックスというものを本格的に展開したのは2017-18シーズンからのようですが、当時は国内外問わずこういった製品って無かったように記憶しています(簡易ワックスとしてのリキッドワックスはありましたけれど)

まあ、知らなかっただけで販売されていた(もしくはサービスの現場では使われていた)のかもしれませんけどね

ただ、これだけ多くのメーカーが(従来の簡易ワックスではないという意味合いでの)「リキッドワックス」という商品ジャンルに参入してきたのは、ここ2or3シーズンくらいじゃないかな……

だとすれば、ハヤシワックスは先見の明があったということなのかなとは思いますね

(もっとも、各社で出しているリキッドワックスが同じような物かどうかは、製造方法や細かい成分とかが公表されているわけでもなく、なんとも言えないところですけどね)

 

で、これだけいろんなところが出しているとなると

こちらもホットワックスの場合と同様、また新しいの試したい欲がモクモクと……(在庫はまだあるのに( ̄▽ ̄;))

 

 

ということで試しにSWIXのを買ってみました

 

 

 

HSというフッ素は含まないラインのリキッドワックス

温度帯的には中温度帯あたりに対応するであろうバイオレットです

 

 

ハヤシワックスのはボトル缶でペーパー等にとって滑走面に塗りますが、SWIXのはスプレー式

 

SWIXのものではないんですが、カタログを見る限り同じ塗り方を推奨しているTOKOの動画がありました

 

 

カタログ見ると、TOKOもSWIXも同じ塗り方を推奨しますし、まあこれ見てまねすりゃいいのかなと

TOKOの輸入元ってスウィックススポーツジャパンになってるんで、SWIXと同じグループ的なアレなんでしたっけね

ラインナップ的にもノーフッ素への対応とか、ほぼ同じような形で対応しているんですが製品のラインナップ的には全く同じというわけではないので、同メーカーの異ブランドという感じでもないんですよね

 

動画見ると、

スクレーパー・ブラッシングでクリーニング

リキッドワックスをスプレーしたら30分ほど乾燥

その後、ポリッシュブラシでブラッシング

という工程

(SWIXはカタログでは乾燥時間は15分としています)

 

最後のブラッシングは、(ポリッシュブラシって使ったことないんですが)動画見る限り毛が柔らかいブラシのようですし、ホットワックスのブラッシング=ストラクチャーの溝のワックスをかきだすというのではなく、ポリッシュの名の通り刷り込みつつ磨くというプロセスなんでしょうね

 

ここで使うブラシについては、とりあえず手元にあるナイロン系のブラシで対応しようかなと思います

 

いずれにしてもハヤシワックスが推奨する方法に比して、だいぶ簡略な感じ

 

 

この動画で説明しているのがとりあえず公式のアナウンスということだとは思うんですが

 

ハヤシワックスの場合は

塗布してから塗布した際のペーパー等で擦りこみ→乾燥→フェルトで圧着→ブラシで余分なワックスを掻き出しつつ磨くというプロセスで、それなりのステップを踏む感じになります

 

まあ、TOKOの動画で紹介しているようなやり方でも大丈夫な気はしますし

一方でTOKOもしくはSWIXのワックスでハヤシワックスのような形でひと手間かけてもそれなりに効果はあるのかなとは思いますが、

TOKOのやり方で十分ならリキッドワックス同士での比較としても相当簡略化できますね

 

いずれにしてもリキッドワックスだけでシーズン通すというわけではないし

ベース作りとの兼ね合いもあるので、本格的に使うサイクルに入るのは年末年始あたりからかな

 

特にトレーニングについては楽をしつつそれなりに効果があるならそれでいいわけで

このリキッドワックス関連についても、色々と試してみようかなと思っています