ふくい桜マラソン 5km を走ってきた。
タイムは19分25秒(ネットタイム)
記録的には今一歩であった。
記念すべき第一回大会に向けて練習の過程を書き残すこととした。
【5kmに向けた練習と故障】
東京マラソン2024を走り終えて、気持ちが落ち着いた3月中旬から5kmに向けての練習を始めた。
ポイントとなる練習は利根川さんスペシャル。
利根川さんスペシャルは信州のレジェンドランナー利根川さんが考えた5km(5000m)に特化した練習方法。
利根川さんスペシャルの3回目を実施した3/22、まだ余力があったので200m坂道ダッシュを10本追加。
良いペースで走れたが、練習後に右ふくらはぎにやや違和感。
翌日は走らずに休養として、3/24の信州R&Tクラブのトラック練習会で追い込みをすると右ふくらはぎに痛みが。
これは以前にもなった肉離れだと直感。
アイシングと超音波治療器、マイクロカレント治療器で自宅治療をしてその後にポイント練習ができなかったのは誤算であった。
自宅治療により大会前々日までには ほぼ完治。
なんとかスタートラインに立つことができた。
【前日のこと】
ふくい桜マラソンは福井市で行われるが、福井県内のホテルを確保することができなかった。
隣の石川県のホテルは十分な空室があった。
なるべく福井県に近いホテルになるように金沢市ではなく小松市粟津温泉に泊まることとした。
5kmのロードレースは久し振りである。
昨年からレース用としてヴェイパーフライ3を履いているが、5kmならTAKUMISEN9の方がいいのではないか?
そんな疑問があったので宿泊地の粟津温泉に向かう道中で走り比べをしてみた。
ヴェイパーフライ3は軟らかく足にやさしいが反発が弱い感じだ。
TAKUMISEN9は硬い接地感で足に衝撃がダイレクトに戻ってきて反発が強い。
5kmなら足は耐えられるだろうとTAKUMISEN9で走ることとした。
【レースのこと】
ただしノースリーブに裁断をして。
不安のある右ふくらはぎには専用のサポーター。
両ひざにテーピング。
ソックスはラクちんソックス。
シューズはTAKUMISEN9。
ヴェイパーフライ3で走るつもりだったのでランニングショーツをナイキしか持ってこなかったのは痛恨の極みだ。
フルマラソンがスタートした後の9時10分。
最前列に実業団選手、スーパー高校生が並んだスタートラインからスタート。
1km=3分44秒
全体の流れにまかせて走り、想定内、こんなものかなのラップ
2km=3分55秒
1kmから10秒以上落としてしまったが前半は慌てないようにした
3km=3分52秒
少し取り戻して3kmまでは慌てないようにしたので想定内
勝負はここからのはずであった
4km=3分51秒
1秒しか上がらない
以前ならキツクなってからでもギヤを更に上げられた
倒れるなら前のめりに
自己記録更新のためならここで死んでもいい
文字通り必死に走れた
今はキツサから逃げてしまう
3分50秒くらいならいいやと甘い妥協をしてしまう
その差はタイムにあらわれ明白だ
5km=3分52秒
死ぬ気で走るか
妥協するべきか
自分の中で葛藤をしながら、結局はこのペースのままであった
Finishラインまで=11秒
Finishタイム=19分25秒
Finishして過ぎたことは仕方がない。
これからどうするかだ。
まずは違和感が再発した右ふくらはぎの処置。
ランナーサービスとして鍼治療があったので直ぐにしてもらった。
【福井のこと】
ふくい桜マラソン は第一回であったが、全く問題がなく運営ができていた。
素晴らしいスタッフ、ボランティアの方々であった。
大会として先輩である富山マラソン、金沢マラソンに負けまいとする気概を感じたのは言い過ぎか。
唯一残念であったのは、福井桜祭りが開催中であったがまだ未開化で桜並木を観光ランできなかったことである。
【これからのこと】
ひとまず肉離れは大丈夫そうだ。
これからは死ぬ気で、必死の思いで走ることができるのであろうか。
実際に死んでは困るし死ぬ気もないので難しい課題である。
いろいろと考えていても次の大会がやってくる。
今週末は笛吹市桃の里マラソン10kmである。
死ぬ気にはならないが、年齢を言い訳にした走りはしたくない。