こんにちは
日本政府は 最近 内閣官房に・・・
”孤独や孤立問題” の 対策室を 新設する方針を 明らかにしました。
それは 厚生労働省や 文部科学省などから 10人程度の 職員を集めて・・・
新型コロナウイルス感染拡大で 深刻化する ”自殺問題”や・・・
”子どもの貧困問題” といった 各省庁をまたがる 問題の解決のためです。
さらに 深刻な ”引きこもり問題” への 対策をする 目的があります。
首相は 担当大臣に対して・・・
「コロナ禍の長期化で ”女性の自殺” も 増えており・・・
問題を洗い出して 総合的な対策を 進めてほしい。」 などと 伝えました。
また 担当大臣は・・・
「”社会全体のつながり” が ”希薄化” するなか・・・
新型コロナで ”人との接触機会が減少” して 問題が顕在化している。
”社会的な孤立” を 防ぎ ”人と人とのつながり” を 守る活動を 推進したい。」
・・・などという 抱負を 表明したそうです。
この問題は 日本だけに限らずに 全世界に ”共通する問題” です。
それゆえに 全世界の指導者たちが ”共有すべき問題意識” です。
その点においては 日本の現政権も まっとうであると 言えるでしょう。
しかし 担当大臣の発言のように 今後の 日本社会において・・・
「”社会的な孤立” を 防ぎ ”人と人とのつながり” を 守る活動」 ということが・・・
到底 実現されるとは 考えられない 現実があります。
その ”最大の原因” というのは これまでの 日本社会における・・・
日本政府と 国民の間における ”不信感” が 発生しているからです。
その意味は 日本政府が ”日本国憲法” にも 規定されている・・・
”基本的人権の尊重” という 重要な条文があるにも 関わらず・・・
そのような ”国家の責任” が いざとなれば ”放棄される場面” を・・・
多くの国民が あらゆる場所で 目撃してきたからです。
それは 最近でも 話題になった ”生活保護制度” が 該当します。
”生活保護制度” とは・・・
「日常生活に 困窮する 人間に対して・・・
その困窮の 程度に応じて 必要な保護を 行い・・・
健康で文化的な 最低限度の生活を 保障するとともに・・・
自立を 助長することを 目的とする」・・・などと 規定されています。
最近の 現首相による・・・
”最終的には 生活保護がある” 発言でも 問題視されましたが・・・
”生活保護制度” を 受けることは 当然の ”国民の権利” であり・・・
国家や 自治体は それを 拒否することは できないわけです。
しかし 現実には ”生活保護” を ”途中で打ち切られる” こともあり・・・
それによって ”餓死する” または ”自殺する” 国民も 発生しているのです。
つまり 日本国民の ”国家に対する不信” が ”潜在している” わけです。
それによって 日本国民全体には・・・
”自分しか信じられない” という ”潜在意識” が 強くなり・・・
それで ”他人との距離” を ”無意識” にも ”拡大する” のです。
それが 今日の ”人と人とのつながり” が ”阻害される原因” にもなり・・・
その結果 ”社会的に孤立する人間” が ”増大した” と 考えられます。
つまり ”孤独・孤立問題” における ”本当の解決策” というのは・・・
日本社会における ”社会保障制度” の ”抜本的な改革” が 必要であり・・・
それが 実現できなければ 今後も 日本社会で ”自殺者が増大” することになり・・・
日本社会は さらなる ”混乱の社会” に 陥ることに なるでしょう。
現政権が 果たして そこまで 理解できているのか?・・・
私は これに関しても 現政権に対する 不安感を 覚えざるを得ません。
最近の記事でも 取り上げましたが・・・
今後の 世界情勢は ”混沌(カオス)” の 度合いが 強くなります。
それによって 人類は さらなる ”不安な状況” に 追い込まれます。
つまり ”世界の指導者” における ”絶対的な義務” というのは・・・
”各国民の不安” を ”増大させないこと” が 必須です。
それは 指導者たちの ”死後の来世” も 左右することです。
その理由は ”原始仏教” での ”ブッダの教え” から 導かれます。
私たちが この宇宙の中で ”人間” という ”苦しみの存在” であることから・・・
なんとしても ”脱出” することを 目指すならば・・・
”自分自身” も ”周囲の人々” も ”平穏な状態” に 導くことが 必須です。
それが ブッダの説いていた ”ニルヴァーナ” という・・・
宇宙の中での ”究極の平穏の状態” に 移り行くために 必要だからです。
また その状態は ”人間ではない” という ”異次元の状態” であり・・・
それは ブッダが 説いていた ”完全に独立した状態” です。
つまり 私たちが そこを 目指すのならば・・・
”孤独や孤立” などを ”恐れている場合” では ありません。
むしろ すすんで ”孤独や孤立” を ”受け入れる” ことが 必要なのです。
ブッダが 生前 多くの弟子たちに 対して・・・
『”サイの角” のように ただ ひとり 歩め』 と 説いていたのは・・・
”現世のうち” から ”死後の来世” に 向けての ”準備” を すること・・・
つまり 今のうちに ”誰にも頼らず” に ”独立しなさい” という 教えだったのです。
現代に生きる 私たちにも それは きわめて 重要なのです。
そして 何よりも 重要なことは・・・
私たち ひとり ひとりが ”心の平穏” を 実現することです。
しかし 今後の 地球上では さまざまな ”混乱の状態” が 起こるでしょう。
そして 人類は ”我を忘れる” ことも 多くなって・・・
人間社会には ”犯罪行為” も ”激増する” ことが 予想されます。
そんな中でも ”国家” によって・・・
”すべての国民” が 確実に ”救われる” ためには・・・
”手厚い社会保障制度” が 実現されることが 必要なのです。
つまり ”すべての国民” が ”確実な経済的保証” を 受けられる・・・
”ベーシック・インカム制度” を 日本政府が 実現することによって・・・
日本国民が ”いかなる状況” に 陥ったとしても・・・
”国民全員” が ”無条件” で ”最低限の生活” が ”保証される” という・・・
”確実な安心感” を ”国民全員” に 与えることが 最善であると 考えられます。
”ベーシック・インカム制度” が 実現すれば・・・
国民の間には ”国家への信頼感” が 増大することが 確実であり・・・
それによって 国民全員に ”心の平穏” が 実現されます。
そして 国内での ”犯罪行為” も ”激減する” ことも 予想されます。
さらには 国民同士の ”心の壁” も 払拭されるようになり・・・
その結果 ”人と人とのつながり” も 回復されるでしょう。
私たちは 現在 何が 問われているのか?
それは 今後の生き方 考え方によって・・・
自分自身だけでなく 人類全体が ”どのような方向” に 進んでゆくのか?
また それは ”現世” だけでなく ”死後の来世” も 含めた・・・
”宇宙全体” における ”自分の存在の意味” が 問われているのです。
皆様も 今後の 地球上で ”何が 起ころうとも”・・・
ご自身の ”心の状態” を 最優先されて・・・
宇宙の中での ”本当の幸福” を 獲得されては いかがでしょうか?
(※)以下は 関連記事ですので どうぞ お読みください